ヒトと人工知能の対話研究の立場から、
コミュニケーション・サイエンスの新領域を拓いた、
感性研究の第一人者。
1983年奈良女子大学理学部物理学科を卒業、
コンピュータ・メーカーに就職し、
人工知能(AI)エンジニアを経て、
2003年、株式会社感性リサーチを設立。
人工知能エンジニアとして、
1991年には、当時の大型機では世界初と言われたコンピュータの日本語対話に成功。
このとき、対話文脈に男女の違いがあることを発見。
やがて、男女で「とっさに使う脳神経回路」の初期設定に大きな違いがあることをつきとめる。
さらに、「ことばのイメージ」の数値化にも成功。
この技術をネーミングに応用し、大塚製薬のSoyJoyをはじめ多くの商品名に貢献。
現在では、企業ネーミングのコンサルタントとして、
「いきなり核心に切り込み、腹落ちするネーミングを必ず見つけ出す、ドクターXみたいなコンサルタント」と呼ばれている。
これらの研究成果を元に多くの著書が生み出されている。
『妻のトリセツ』をはじめとするトリセツシリーズは、累計発行部数がミリオンセラーに迫る勢い。
近著に、『娘のトリセツ』『息子のトリセツ』など。