真理と正義と私情と…工学には生きるための工夫がある
「動くガンダム」に学ぶロボット工学と未来(6)工学的発想で考える面白さ
自然科学と社会学と人文学にまたがる工学には、われわれの生きる工夫が全て入っていると橋本氏はいう。とにかく手を動かして、形として技術を体現していく。そんなロボット工学的取り組みの積み重ねの先に、想像を超えるような...
収録日:2024/02/18
追加日:2025/01/08
21世紀のリベラルアーツを定義する
21世紀のリベラル・アーツ
未知の問題に立ち向かい、深みのある意思決定をするためには、「生きるための知的力」が必要だ。知力、すなわち、考える力が生きる力に直結する今、これからの人生を支える「21世紀のリベラル・アーツ」は、どうすれば身に付け...
収録日:2019/01/11
追加日:2019/03/12
教養とは…本質を捉える知、他者を感じる力、先頭に立つ勇気
現代人に必要な「教養」とは?(1)そもそも教養とは何か
「現代において教養が重要だ」とよくいわれるが、そもそも教養とは何なのか。小宮山宏氏は東京大学で学生たちにずっと言い続けてきたことが3つあるという。それは何か。長谷川眞理子氏との対談ウェビナーの中で飛び出した、痛快...
収録日:2022/06/29
追加日:2022/09/30
『サピエンス全史』で提起した「虚構を信ずる能力」の問題
ソフトな歴史学のすすめ(2)ドメスティケイションの重要性
歴史を大きく見る際はその捉え方が非常に重要になるのだが、近年は「ドメスティケイション(野生の動植物を人間の管理下で栽培化・家畜化すること)」が注目されている。中でも、「農業」の果たした歴史的意味について考える。...
収録日:2021/06/04
追加日:2021/10/18
一市民として「自分で考える人間」を育てる基礎が教養
「今、ここ」からの飛躍のための教養(1)4つの「限界」と「知の体系」を知る
「教養とは何か」を知るには、教養小説を読めばいいのだろうか。日本では1990年代以降、「教養部廃止」の議論が頻出したが、「教養とは何か」について議論し始めると収拾がつかなくなり、多くの大学で教養学部が廃止となってし...
収録日:2022/04/21
追加日:2022/05/25
学校では教えない「具体と抽象」、そこに大人の学びがある
大人の学び~発展しつづける人生のために(4)モデル化と「具体と抽象」
大人の特徴は、具体的な経験を積み重ねてきたことである。その経験を一般化し抽象化すると、モデルが得られる。これは学問を学ぶ手順とも一致する。モデル化された経験は、多くの場面で役に立つ理論となる。さらに現場でもう一...
収録日:2024/02/18
追加日:2024/07/29
博士号が生かせない…ポスドク問題解消への方策はあるのか
寛政の改革・学問吟味と現代の教育改革(3)ポスドク問題と第二の「寛政の改革」
若者の「博士離れ」とともに「高学歴ワーキングプア・学歴難民」の新語が流行して数年。博士号取得後のポスドク問題も高齢化するばかりで、解消の道は見えない。博士号が優秀な若者から敬遠されていては、日本の競争力はさらに...
収録日:2024/04/11
追加日:2024/12/29