人間中心主義はやめたほうがいい…資本主義の残酷な前提
人の資本主義~モノ、コトの次は何か?(3)資本主義に賢くなってもらうために
資本主義に賢くなってもらうためには、「欲望」「利己心」「資本」「時間」「差異」など近代的諸概念をアップデートしていくと同時に、「共生」「定常経済」「脱成長」など新しい概念や新しい言葉を生み出していく必要があると...
収録日:2024/04/11
追加日:2024/08/10
「原発」や「紙幣乱発」に共通する「希望」という名の驕慢
脱人間論(1)絶望の中からしか、人類は立ち直れない
今は乱世ですらない。これまでの文明史において、乱世とは、贅沢になり驕った民族を、質実剛健で精悍な民族が打ち負かし、取って替わる時代のことであった。だが、今の人類には取って替わるものがなく、これは人類が滅びること...
収録日:2021/03/18
追加日:2021/04/23
「もう投資先がない」、資本主義が招いたパラドクスとは
デジタル全体主義を哲学的に考える(3)「人の資本主義」と場を開く人
グローバル化された資本主義は、国内外でさらなる格差を生み出し、もはや資本主義とは言えない事態を招いている。差異の消費を基盤としたこれまでの資本主義のあり方を見直し、人の生を豊かにする「人の資本主義」へと変容する...
収録日:2021/05/28
追加日:2021/11/19
西洋の二元論と東洋の多様性ある一元論…岡倉天心の喝破
伊福部昭で語る日本・西洋・近代(6)西洋の二元論か東洋の一元論か
戦時中に伊福部昭の音楽が多く取り上げられた背景には、日本全体をとりまく、ある傾向の影響もあった。それは、岡倉天心のような「アジアは一つ」とも似た一元論的な思想である。西洋の没落とともに浮上したこの思想とはいかな...
収録日:2023/09/28
追加日:2023/12/16
唐の時代の禅僧が示唆する変容の姿と「人の資本主義」
人の資本主義~モノ、コトの次は何か?(5)モノからコトへ、そして人の資本主義
“Human Co-becoming”は人間の変容に価値を置くものだが、それにつれて資本主義はどう変わっていくのだろうか。従来の資本主義は「モノからコトへ」という筋道で発展してきたが、そこではもっとも重要な概念として「差異」という...
収録日:2024/04/11
追加日:2024/08/24