東大寺には大仏開眼以来1200年以上続く修二会の行法がある 東大寺建立に込められた思い(1)千二百年有余の伝統 追加日:2016/11/26 東大寺長老である北河原公敬氏が、大仏造立の歴史的背景、そして発願した聖武天皇の「思い」を語る。東大寺では創建以来、修二会の行法が途切れることなく続けられてきた。今年(2016年)で1265回目を数える。修二会で祈るのは、生き... 東大寺の昔の宗派は八宗兼学ー最高の仏教大学としての歴史 東大寺建立に込められた思い(2)この世を蓮華蔵世界に 追加日:2016/12/03 東大寺長老・北河原公敬氏によれば、東大寺はもともと、様々な宗派について学ぶ場所だった。そんな東大寺の建立を、聖武天皇が思い至った理由は、ある講義だった。その講義に感銘を受けた聖武天皇は、そこで展開された蓮華蔵世界を、... 東大寺大仏建立の理由ー聖武天皇のいう「菩薩の精神」とは 東大寺建立に込められた思い(3)あまねく発展を願う 追加日:2016/12/10 大仏造立の際に聖武天皇が出した詔では、何が語られているのか。東大寺長老・北河原公敬氏が解説する。聖武天皇は、自らを菩薩になぞらえ、この世の全てを慈しもうとした。菩薩とは、自分以外のものにも手を差し伸べ、一緒に救われよ... 菩薩の心が現代社会から薄れた一因は戦後の民主主義にある 東大寺建立に込められた思い(4)建立を支えた知識 追加日:2016/12/17 現代の日常生活で、他人に手を差し伸べることが減ったのは、困っている人と自分とが無関係だからだ。しかし東大寺の建立を呼び掛けた聖武天皇が目指すのは、他者を思いやる菩薩の精神を行き渡らせることだった。そのために聖武天皇が... 東大寺は「勧進帳」でも話題!復興に力を尽くした源頼朝 東大寺建立に込められた思い(5)「一枝の草」を持て 追加日:2016/12/24 聖武天皇が東大寺の建立で呼び掛けたのは、心からの誠意を持ってそこに参加せよということだった。そうであれば、たとえ微々たる力しか提供できなくても構わない。ここに、東大寺建立の大きな意義があったと、東大寺長老・北河原公敬... 東大寺建立に協力した人数は、当時の日本人の約半数! 東大寺建立に込められた思い(6)大国家プロジェクト 追加日:2016/12/31 東大寺の建立には、なんと当時の日本人の約半数が関わっていた。これほどの一大プロジェクトはそうあるものではない。東大寺長老・北河原公敬氏の解説が物語るように、東大寺はまさに国力を結集して完成したものだった。多くの人が自... 「無財の七施=七つの施し」で身につく菩薩の精神とは? 東大寺建立に込められた思い(7)「無財の七施」 追加日:2017/01/07 聖武天皇が目指した菩薩は、現代でも可能なものだ。東大寺長老・北河原公敬氏はそう語る。そのために必要なのは、見返りなど期待せず、他者に手を差し伸べることだ。それは毎日の、ほんの少しの心掛けでよい。東大寺建立の思いを語っ...
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