フェンタニルの麻薬中毒も意図的な戦略?非対称兵器の脅威 医療から考える国家安全保障上の脅威(1)「非対称兵器」という新たな脅威 追加日:2025/05/01 国家安全保障上の脅威といえばミサイルや爆弾投下などの「武力攻撃」を想定しがちだが、現在、特に先進諸国では異なる見方をしているという。2024年米国下院の特別委員会で、国内に大量の中毒者・死亡者を出して社会問題視されている... 医療者から見た「NBC兵器」三つの特徴と救命活動のポイント 医療から考える国家安全保障上の脅威(2)NBC兵器の特徴 追加日:2025/05/08 非対称兵器の中で最も蓋然性の高い兵器が「NBC兵器」である。NBC兵器とは、核兵器、生物兵器、化学兵器のことで、その最大の特徴は、安価で強力な殺傷能力を持つこと。特に生物兵器は、資金力の乏しいテロ組織が使う「貧者の核兵器」... 今や化学兵器の主流…「バイナリー」兵器とは? 医療から考える国家安全保障上の脅威(3)NBC兵器をめぐる最新情勢 追加日:2025/05/15 2006年ロシアのKGB元職員暗殺には「ポロニウム210」というNBC兵器が用いられた。これは、検知しやすいγ線がほとんど出ない放射線核種で、監視の目を容易にすり抜ける。また、2017年金正男氏殺害に使われた「VX」は、2種の薬剤を混合す... 日本のインテリジェンスは大丈夫か…行政機関の対応に愕然 医療から考える国家安全保障上の脅威(4)国家インテリジェンスの課題 追加日:2025/05/22 「日本のインテリジェンスは大丈夫なのか」という声が海外から聞かれるという。例えば北朝鮮のミサイルに搭載されている化学剤について、「エイジング」と呼ばれる拮抗薬投与までの制限時間の観点からはまったく見当違いの神経剤を想... なぜ日本の医療はテロに対応できないのか?三つの理由 医療から考える国家安全保障上の脅威(5)日本の医療の問題点と提言 追加日:2025/05/29 残念なことだが、現在の日本の医療はテロ攻撃には対応できない。その理由として、テロの悪意に対して無防備なこと、時代遅れの教科書的知識しか持っていないこと、テロで想定される健康被害に対応できる医療体制にないこと、があげら...
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