思春期は何歳まで?前頭前野が司る大人になるための仕組み
ヒトはなぜ罪を犯すのか(2)脳の構造と働き
脳の構造と情動・認知の進化はつながっている。脳内にある進化的に古い「大脳辺縁系」は何をしたらいいかという「動機づけ」に関与しているところで、そことその上にある「新皮質」の中の前頭連合野(前頭前野)が密接に関連し...
収録日:2023/12/11
追加日:2024/03/03
青年期の暴走には脳の変化と感情面の実行機能に関係がある
「自分をコントロールする力」の仕組み(4)実行機能発達のメカニズム
なぜ実行機能は幼児期に著しく発達するのか。3歳から5歳にかけての子どもを対象とした研究で、実行機能の発達は脳の成長と密接な関係があることが分かった。実行機能は幼児期に著しく発達した後、思考面は緩やかに発達していく...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/03/21
人類史における科学・技術の原動力は「欲求」
知性の進化と科学技術文明の未来(2)科学と技術は別物か
現在の科学技術文明があまりにも急激に進んできたことに、人類学の立場から疑問を覚えているのが、総合研究大学院大学長の長谷川眞理子氏である。今回は、科学の考え方はどこでどのように始まり、どう発展してきたのかを振り返...
収録日:2017/10/18
追加日:2018/01/20
認知症予防に重要なのは、運動・食事・会話
認知症とは何か(7)認知症の予防とその秘訣(下)
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター長寿医療研修センター長の遠藤英俊氏は、最新の研究成果から、認知症予防のためのエクササイズや食品の開発を行っている。中でも注目したいのは「コグニサイズ」というエクササイズ。...
収録日:2018/05/26
追加日:2018/09/28
世界中が驚いた「口腔ケアと肺炎」の重要な関係性
歯科の健康づくり(2)口腔機能の再建と健康
口の中は、本来は誰もが綺麗である。しかし一度汚れてしまうと、肺炎など重篤な病気につながることがある。また高齢者の場合、口腔ケアを怠ると筋肉の萎縮や認知症に繋がることもある。さまざまな症例から最近明らかになってき...
収録日:2019/11/14
追加日:2020/06/01
噛む力を維持することは健康長寿に関わっている
「噛める」ことこそ、健康維持の要点(1)口腔機能の維持
口腔機能の維持は、あらゆる食物をおいしく噛んで食べられることを可能にし、生涯にわたる健康・幸福につながる。その重要性は国も認めており、そのために法案がつくられ、予算の勘案も行われている。また、最新の研究では、歯...
収録日:2019/11/14
追加日:2020/06/22
ごっこ遊び、モンテッソーリ教育…子どもの実行機能の発達
「自分をコントロールする力」の仕組み(6)訓練による実行機能発達の可能性
実行機能の発達には親子関係が重要だが、それ以外にも訓練によって発達を促進することができる。保育園や幼稚園への通園をはじめ、ごっこ遊び、モンテッソーリ教育、音楽など、子どもの実行機能の発達に良いと考えられているも...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/04/04
脳科学的に大人は30歳!? 脳の奥にある人間の特色
心と感情の進化(2)「知情意」と脳の関係
日本には昔から「知情意」という言葉があり、知にあたる認知・認識だけではなく、情にあたる感情・情動や、意にあたる意志も尊重される文化が育まれてきた。このことは、現代の脳科学によって感覚器と脳の関係、脳の構造が明ら...
収録日:2022/04/21
追加日:2022/08/07