軍事力行使も辞さぬトランプ政権が破壊する普遍的価値観
トランプ政権と「一寸先は闇」の国際秩序(1)国際秩序の転換点と既存秩序の崩壊
トランプ第2次政権の始動により、冷戦後の世界史は大きな転換点を迎えている。それは政治面のみにとどまらない国際秩序の転換点だとも言える。その象徴ともいえるのが、2025年6月のイランへの核施設攻撃であり、トランプ政権の...
収録日:2025/06/23
追加日:2025/08/07
激変する現実を理解し普遍化するために優れた解説者が必須
国際変動の中の経済政策(3)普遍原理としての学問と現実の激変
学問に国境は関係ない。学問は時代や地域を越えた普遍性を持っている。しかし、経済学などその知見をもってしても、国際秩序が不安定となるなど国際社会の荒波の影響を受けると、学問自体が変化しなければいけない。そうした中...
収録日:2023/03/31
追加日:2023/08/05
神話には問題解決のヒントとなる物語類型がたくさんある
古事記・日本書紀と世界神話の類似(10)神話の普遍的要素と役割
悲劇的な物語である浦島伝説。これを語ることによって、人々にどのようなことを伝えようとしたのか。また、そもそも神話の普遍的要素とは何か。現代に生きる私たちにも神話は意味を持ち、学ぶべきことが多くある。最終話では神...
収録日:2021/09/29
追加日:2022/05/22
なぜ論語の中の「道」は世界的に役立つ普遍的概念なのか
デジタル全体主義を哲学的に考える(6)概念の普遍化に必要なこと
人びとの豊かな生を守るための概念として、平和、自由、平等、そして人権が挙げられる。これらの概念は普遍的価値として認識されているが、それぞれの国には異なる文化的・社会的な背景がある中で、ある概念が普遍的価値になる...
収録日:2021/05/27
追加日:2021/12/10
経済学がグローバル性を持ち得た理由とは?
経済学的発想とは何か(3)普遍的な社会科学として
科学的方法では、測定可能性と再現性が問われる。対象が社会や人間であり、測定や再現の難しい経済学が社会科学として普遍的な学問になり得た理由は、どこにあるのだろうか。また、コンピュータが可能にした経済学の「実験」と...
収録日:2019/07/10
追加日:2019/09/09
カラカラ帝のアントニヌス勅法はローマ帝国の普遍化の象徴
五賢帝時代が去って~ローマ史講座Ⅸ(3)カラカラ
東京大学名誉教授の本村凌二氏が五賢帝時代終焉後から軍人皇帝時代になるまでの皇帝たちを語る古代ローマ史シリーズ。第3話は「アントニヌス勅法」と「カラカラ浴場」で名を残すカラカラを取り上げる。(全4話中第3話)
収録日:2018/07/02
追加日:2018/09/12
「中国発の普遍」は成立する見込みがあるのか?
東洋の普遍、西洋の普遍~中国の思想的課題(7)質疑応答
中国の儒教復興は体制の擁護・批判のどちらに結び付くのか。「方法」ではなく「本質」を論じるような中国の思想はないのか。すさまじい速度の科学技術発展は、人間道徳に何をもたらすのか。東京大学東洋文化研究所の中島隆博教...
収録日:2016/04/21
追加日:2016/09/01
人権はなぜ普遍化したかーフランソワ・ジュリアンの視点
東洋の普遍、西洋の普遍~中国の思想的課題(6)普遍化とはトランスの経験だ
東京大学東洋文化研究所の中島隆博教授は、現在「普遍」を問うとは「普遍化」への努力を意味すると言う。かつての「人権」がそうだったように、最初から普遍的だった価値などない。「中国発の普遍」が問われる中、日本はこの「...
収録日:2016/04/21
追加日:2016/08/24
この世界を安定させる弱い理由があるのでは―ヒューム問題
東洋の普遍、西洋の普遍~中国の思想的課題(5)科学の普遍性は「弱い」
東京大学東洋文化研究所の中島隆博教授によると、近代科学によって世界が偶然的なものであることが示されたという。科学は、本来人間などいなくとも世界は持続し続けるという「悪夢」を明るみに出したのだ。ではそのような世界...
収録日:2016/04/21
追加日:2016/08/19
民主主義と科学が近代中国に突きつけた大問題―内聖外王
東洋の普遍、西洋の普遍~中国の思想的課題(4)民主主義をどう根付かせるか
中国や東アジアの思想が理想としたのは、有徳の王が政治を支配する「内聖外王」だった。西洋がもたらした民主主義と科学という新たな外王にどう対応するか。これが中国近代の大問題だった。東京大学東洋文化研究所副所長・教授...
収録日:2016/04/21
追加日:2016/08/17
日本以上に「西洋化」した中国で、儒教復興の兆しあり?
東洋の普遍、西洋の普遍~中国の思想的課題(3)伝統的「王道」論の再浮上
東京大学東洋文化研究所副所長・教授の中島隆博氏によれば、「中国発の普遍」をめぐる動きの中で、かつて中国思想の中心だった儒教が復興しようとしている。ただしそれはシニカルな復活だ。役に立つのは、伝統的な儒教そのもの...
収録日:2016/04/21
追加日:2016/08/12
現代中国思想が元ネタにした竹内好『方法としてのアジア』
東洋の普遍、西洋の普遍~中国の思想的課題(2)中国発「普遍主義」の問題
中国現政権に大きな思想的影響力を持つ趙汀陽氏は、中国発の普遍を「方法としての中国」と論じた。普遍を、その中身でなく主体の形成プロセスとして考えるこの思想には、中国内外からさまざまな批判が寄せられている。東京大学...
収録日:2016/04/21
追加日:2016/08/10
習近平政権が語る世界構想は、西欧社会を超えられるか
東洋の普遍、西洋の普遍~中国の思想的課題(1)科学、民主主義、資本主義
今、中国思想で「普遍」が大きなトピックとなっている。有名なのは、習近平政権のスローガンである「中国の夢」だ。しかしそれは、中国ナショナリズムの言い換えではないかという疑念もある。「中国発の普遍」とは何か。そこに...
収録日:2016/04/21
追加日:2016/08/07
近代日本の「失敗」は東アジア共通の遺産
中国の夢~中華から語る「普遍」(3)日本の経験の共有
東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏によれば、「中国の夢」という言説は、日本や韓国など東アジア全体を包む共同体の構想へと発展し得る。もし「中国の夢」をその方向で発展させるなら、かつて近代日本が犯した失敗も、そ...
収録日:2016/01/21
追加日:2016/04/14
国家利益をいかに普遍化して語るか、それが問題だ
中国の夢~中華から語る「普遍」(2)方法としての中国
「中国の夢」は実際何を意味しているか。ある者は、中国国家の夢に過ぎないという。またある者は、米中間のヘゲモニー闘争の一部だという。さらにある者は、竹内好にならった「近代化」の方法を示すものだという。東京大学東洋...
収録日:2016/01/21
追加日:2016/04/07
習近平政権が語る「中国の夢」の意味
中国の夢~中華から語る「普遍」(1)その思想的背景
習近平政権が掲げる「中国の夢」とは、どんな思想なのか。それは日本や韓国まで包摂する共同体への壮大な理想なのか。それとも中国のナショナリズムを覆い隠す隠れ蓑に過ぎないのか。東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が...
収録日:2016/01/21
追加日:2016/03/31
天下は一人の天下―普遍に到達する「道」の模索
吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(5)現在進行形の思想
吉田松陰と長州藩老中・山縣太華との「原理」をめぐる応酬、これこそが「現在進行形の思想家」松陰をつくり上げた。今日の私たちも、再び彼らの営為を継承しなくてはならない。東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が、現代...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/08/13
「天道と国体」の関係は「普遍と特殊」
吉田松陰の思想(下)松陰の思想の中核(4)同と独の調停
東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏は、吉田松陰の思想の内には、現在の世界情勢に通じる側面があると分析する。各国が持つ特殊性を尊重しながらも、そこからどうやって万国共通の普遍性を見出していくか。『講孟余話』を...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/08/10