香港を丸ごと移植したシンガポールの金融経済に学ぶ
アジア政治経済の過去と現在(5)台湾・韓国・香港との関係
変わりゆくアジア情勢の中でも、日本は台湾、韓国、香港とどう付き合っていくのがいいか。台湾とは政治的フィクションにとらわれることなく良好な関係を築き、韓国は国内世論によって慰安婦合意が覆る可能性を考慮しておく必要...
収録日:2016/09/20
追加日:2016/12/04
マイナス金利に至った経緯と懸念される影響
世界金融経済情勢と日銀のマイナス金利
2016年2月、日本銀行はマイナス金利政策を初めて導入したが、これによって、日本経済はどう動いていくのか。今回の政策に至った経緯と懸念される影響について、東京大学大学院経済学研究科教授・植田和男氏が、世界の金融...
収録日:2016/02/10
追加日:2016/02/15
寄付行為に表れる社会貢献や人生観は日米でかなり違う
「公益資本主義」の確立に向けて(2)社会貢献や人生観、経済システムから日米の違いを読み解く
実体経済から金融経済へと移行した米国経済のなかで、いま何が起きているのか。社会貢献、人生観、経済システムから日米の違いを読み解く。
収録日:2013/11/07
追加日:2014/02/24
なぜギリシャは危機的事態に陥ったのか?
ギリシャ危機~経済指標から見る今後の展望~
一応の合意にたどりつつある今回のギリシャ問題だが、まだギリシャ議会を通す作業に加え、ユーロ諸国による具体的支援を詰める作業も残っているため、先行きは不透明だ。一体なぜギリシャはこのような危機的事態に陥ったのか。...
収録日:2015/07/15
追加日:2015/07/17
リーダーの条件に共通するものとは
リーダーと教育者
今、日本の内外でも問われることが多い「リーダーとは何か」。この問いは、政治家、教育者、医者といった職業のあり方にも共通するものがある。孫子や荻生徂徠など四人の賢者の言葉を引用しながら、リーダーの役割、心構え、条...
収録日:2014/02/05
追加日:2014/02/24
インフレターゲット論の欠陥とは?
中央銀行の役割
巷に溢れる金融緩和論。では、無制限にお金を供給すればインフレは起こり、実体経済は本当に回復するのか?従来型の金融政策の限界点やインフレターゲット論の問題点を論じつつ、中央銀行がとるべき姿勢と役割を示唆する。
収録日:2012/11/20
追加日:2014/03/27
大切なのは量的緩和で買った時間で日本の将来を考えること
量的緩和で日本経済の体質改善は果たせるか?
不況下において、世界中で量的緩和政策がとられ、日本でも大規模な量的緩和を推進してきた。この人類にとってはいわば未知の領域において、日本が手に入れたものとは何なのか? そして、日本はそれを今後の経済政策にどのよう...
収録日:2014/05/28
追加日:2014/06/26
ロシアとの稠密な経済関係で制裁をかいくぐるイラン
ロシアの中東政策(後編)鍵を握るトルコとイラン
激動する中東情勢の裏で、各国のしたたかで強靭な外交戦略が展開されている。ロシアの南流計画がブルガリアからトルコにスイッチされ、トルコがエネルギーのハブになろうとしている。一方で、西側諸国から制裁を受けるイランは...
収録日:2015/03/24
追加日:2015/04/12
「ハンガリー事件」後に残る社会主義の後遺症
ハンガリー訪問に学ぶ(2)社会主義体制の後遺症
ハンガリーの「社会主義体制の後遺症は相当深い」と、慶應義塾大学名誉教授・島田晴雄氏は言う。すでに資本主義体制になってから30年近くたつのに、いったい何が問題なのか。島田氏たちはいったい誰から何を学んできたのか。島...
収録日:2016/09/06
追加日:2016/10/24
日米通商摩擦の歴史と今後のドル円相場
トランプ政権の通商政策(2)日米通商摩擦とドル円相場
シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、日米通商摩擦の歴史をたどりながら、今後のドル円相場について解説する。トランプ政権は、財政政策による内需拡大と貿易赤字の縮小を両立させるため、日本にも財政刺激...
収録日:2017/03/10
追加日:2017/03/29
現在のグローバル経済をマルクス主義で見てみると?
マルクス入門と資本主義の未来(7)【深掘り編】現代における労働価値説の捉え方
グローバル化の進展は、『資本論』の中では予見されていなかった。世界経済は一体化し、富の平準化の傾向が見られる一方、政府は互いに対立するという現代の状況を、適切に記述する政治経済モデルの誕生が求められる。また、金...
収録日:2020/09/09
追加日:2021/02/04
「論語と算盤」の新しい視点を提供した渋沢栄一
曾孫が語る渋沢栄一の真実(4)「論語と算盤」が開いた近代日本
「論語と算盤」は渋沢栄一のキャッチフレーズになっている。実際に近代日本に資本主義が芽吹いていく時期、栄一は金銭を卑しんだ武家の旧道徳を退け、筋道のたった金儲けの力を説き、実践していった。事業の生む富が国を富ませ...
収録日:2020/10/14
追加日:2021/02/22
市場予測のポイント…短期・中期・長期の視点と歴史的洞察
資産運用の思考法…経済や市場の動きをどう読むか
資産運用は身近なテーマだが、実際の運用において何を判断材料にすればいいのかを知る機会は少ない。養田功一郎氏は、その時の短期的な社会情勢や経済状況を見ていればいいというわけではないと語る。短期、中期、長期の3つの視...
収録日:2023/06/05
追加日:2023/07/02
日銀の金融政策はどうなるか?日本株の動きをどう読むか?
2023年前半の金融市場と日本の行方(1)全体観と日本株の動向
2023年春の時点で、世界経済ならびに金融市場でどのようなことが起こっているかについて解説する。実は現在、米国2年国債と10年国債の利回りの逆転現象が起きている(逆イールド現象)。これは通常、大きな景気後退前に現れる現...
収録日:2023/06/05
追加日:2023/07/09
逆イールド現象は景気後退の前触れ?歴史的円安の行方は?
2023年前半の金融市場と日本の行方(2)米国の逆イールド現象と為替の動向
アメリカの逆イールド現象は、いかなる状況を招くのだろうか。過去の事例を参照しながら、今後の動向を読んでいく。また、1971年と同レベルの円安状況となった日本。今後もこの状況は変わらないのだろうか。ニクソンショック以...
収録日:2023/06/05
追加日:2023/07/16
ピューリタンの2つの柱と3つの人生哲学とは
アメリカの理念と本質(3)ピューリタンの特性と影響
ピューリタンは「聖書を信じろ」という柱と、「予定説」という考え方にもとづき「勤勉を尊ぶ」という柱で支えられている。そこから「謹厳、勤勉、謙虚」という人生哲学が生まれ、富の蓄積を尊ぶ倫理が資本主義の精神を産んでい...
収録日:2024/06/14
追加日:2024/09/03