哲学的に考えてみる
自分の頭で「哲学的」に考えてみる。そんなことができたら、どんなに素晴らしいだろうと思ったことはありませんか。この特集では、哲学史的な講義ではなく、実際に「哲学で考えていく」講義を厳選しました。深く考えていくためのヒントや方法論が満載です。
更新日:2025/2/21

日本発!危機の時代に始動する世界哲学プロジェクトの意義

世界哲学のすすめ(1)世界哲学プロジェクト

「世界哲学」構築に向けた動きが始まっている。西洋中心に発展してきた哲学を根本から組み替え、より普遍的で多元的な哲学の営みを創出するための、日本独自のプロジェクトである。そのきっかけは、ちくま新書『世界哲学史』8巻...
収録日:2024/09/06
追加日:2025/01/15
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

人の資本主義とは――新しい人間像と現代資本主義への警鐘

人の資本主義~モノ、コトの次は何か?(1)「人の資本主義」とは何か

「人間とは何か」「資本主義とは何か」、この二つの問い、その概念は歴史の上で常に変化し続けているという中島氏。「人の資本主義」は人と資本主義の合成語だが、両者を結合するとどのような反応がもたらされるか。今よりもよ...
収録日:2024/04/11
追加日:2024/07/27
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

「正しい言葉とは何か」とは、古来議論されているテーマ

哲学から考える日本の課題~正しさとは何か(1)言葉の正しさとは

現代社会の問題を哲学的に考える際、その切り口の1つとなるのが言葉の問題である。昨今では特定の言葉の使い方に対して批判がなされ、表現に対する制限も見受けられる。そこには言葉に関する「正しさ」が関わっているが、その背...
収録日:2019/10/26
追加日:2020/02/17

原因と結果の迷宮―因果関係と哲学

原因と結果の迷宮~因果関係と哲学(1)因果関係とは何なのか

「机を叩けば音が出る」。私たちはこれを当たり前だと思う。しかし本当にそう言えるのか。そう思わされているだけではないか。この哲学的な難問に取り組んでいるのが、東京大学大学院人文社会系研究科教授・一ノ瀬正樹氏だ。氏...
収録日:2016/12/15
追加日:2017/01/31
一ノ瀬正樹
東京大学名誉教授

「幸福」について語り合う「哲学カフェ」を再現

「幸福とは何か」を考えてみよう(1)なぜ幸せになりたいのですか

筑波大学では、身近なテーマについて哲学者を交えて話し合う「ソクラテス・サンバ・カフェ」(通称「哲学カフェ」)が毎月開かれている。中学生以上の一般市民ならだれでも参加でき、高校や中学校への「出前」も行われてきた。...
収録日:2020/03/19
追加日:2020/07/31

関連特集

誤解?バイアス?「理解する」の不思議

私は本当に「理解」できているか? 「間違えた理解」をしていないか?――考えれば考えるほど、人間はどうやって理解するのか不思議に思え…

更新日:2025/11/7

「経営力」の真髄

「経営力」とは、結局のところいかなることなのでしょうか。それを考えるには、まず、自分自身も経営に携わった人の体験から学ぶことが、…

更新日:2025/10/24

秋に人間力を実らせる(令和7年版)

「実りの秋」には、ぜひ自分自身の「人間力」も「実り多き」ものとしたいもの。大好評の「人間力」シリーズの最新令和7年(秋)セレクショ…

更新日:2025/10/10

「中国の本質」と日本の未来

中国の「表層」を眺めるだけでは、何が真の問題かが見えてきません。そして、中国の本質とはいかなるものなのかが見えてこなければ、近未…

更新日:2025/9/26

高齢化社会・日本の活路とは?

高齢化が進み、人口も毎年100万人単位で減っていく、これからの日本。そのような国を、より幸せな社会にしていくためには、いかなる施策が…

更新日:2025/9/12

良きリーダーこそが未来を拓く

リーダーの良し悪しで、「幸せな未来」になるか「不幸せな未来」になるか、まことに大きく左右されてしまう……。そのことを、もしかすると…

更新日:2025/8/29

その他の特集

更新

令和7年 人気ランキングBest10

令和7年も、テンミニッツ・アカデミーをご愛用いただき、まことにありがとうございました。振り返れば今年も、本当に色々なことがありまし…

更新日:2025/12/5

歴史を探る、歴史を活かす

自分自身の人生を生きられるのは1度きり。しかし、歴史を探っていけば、何通りもの人生を追体験できるし、無尽蔵のヒントを得ることができ…

更新日:2025/11/21

夏の終わりの哲学特集

夏の終わりには、なぜか、そこはかとない寂しさを覚えます。どことなく、祭や花火が終わったあとにも似た感覚かもしれません。秋から冬へ…

更新日:2025/8/19