テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録
第一次世界大戦100年と日本
「20世紀の病根のほとんど全てが第一次世界戦に由来する」といわれるほど、歴史的に重要な転換点だった。第一次世界大戦から100年、中東から黒海に至る地域で国際秩序を揺るがす事件が絶え間なく続いている。これは、歴史的に多民族国家として形成された帝国崩壊の余波がいまだに消えていないからだ。一方、日本と第一次世界大戦の間には、第二次世界大戦の悲惨な結果へとつながる関係線がある。また、当時の日本には、経済状況や格差社会の出現など現代との共通点も多い。歴史学者・山内昌之氏は、今一度歴史の教訓について謙虚に学ぶ必要があると語る。 100年で世界はどう変わったのか。そしてそれは現代にどう影響しているのか。同氏の2本のシリーズ講義(全9本)を全て収録。
更新日:2015/6/15

ISが挑戦しているのはサイクス・ピコ秘密協定の無効化

第一次世界大戦から100年にあたって(1)20世紀の病根と21世紀の進路

「2014年は後世、国際政治と世界史の転換点として記憶されるかもしれない」と山内昌之氏は言う。第一次世界大戦から100年。ようやく世界で一番むごかった戦争の痕跡が、中東でもウクライナでもそして日本でも、何か新し...
収録日:2014/11/05
追加日:2014/12/28
山内昌之
東京大学名誉教授

スエズ運河とアラビア湾が挟む中東の地政学的意味が大変化

第一次世界大戦から100年にあたって(2)帝国崩壊の余波と中東の役割

第一次世界大戦から100年、中東から黒海に至る地域で国際秩序を揺るがす事件が絶え間なく続いている。これまで第一次世界大戦に関する考察は、ヨーロッパの中心性を自明の前提とし、中東の事象は脇に追いやられる傾向があった。...
収録日:2014/11/05
追加日:2014/12/29
山内昌之
東京大学名誉教授

日本の第二特務艦が地中海で護衛任務も死者を出す大惨事に

第一次世界大戦から100年にあたって(3)第一次世界大戦における日本

概して、日本人の第一次世界大戦に対する見方は希薄であるが、この大戦が日本の立場を大きく変化させたのは確かである。その変化は何を日本にもたらしたのか? また何が第二次世界大戦の悲劇につながったのか? 山内昌之氏が...
収録日:2014/11/05
追加日:2014/12/30
山内昌之
東京大学名誉教授

バブル景気、格差社会、政界再編‥100年前との共通点

第一次世界大戦から100年にあたって(4)大戦期と現代日本を比較して学ぶべきこと

第一次世界大戦は100年前のことでありながら、その戦中、戦後の様子には現代の日本と多くの共通点を見出すことができる。今、私たちは大戦と現代の比較に何を見出し、何を学ぶべきなのか。山内昌之氏による過去に学び現代を...
収録日:2014/11/05
追加日:2014/12/31
山内昌之
東京大学名誉教授

中東・ロシアの混乱は「サイクス・ピコ秘密協定」に起因

第一次世界大戦100年と日本(1)ポスト冷戦の終焉

日本人には印象の薄い第一次世界大戦だが、実は「20世紀の病根のほとんど全てが第一次世界戦に由来する」といわれるほど、歴史的に重要な転換点だった。一体その時、世界はどう変わったのか。そしてそれは今にどう影響してい...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/05/21
山内昌之
東京大学名誉教授

石油における安全性と確実性は多様性と多元性に潜む

第一次世界大戦100年と日本(2)石油と安全保障

中東の紛争、「イスラム国」(IS)、ウクライナ。現在の国際秩序を揺るがす混乱のどれもが、まさか100年前に五つの大帝国が崩壊した余波だとは。歴史学者・山内昌之氏が“石油エネルギー”の視点からこの一世紀の近代史を読...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/05/21
山内昌之
東京大学名誉教授

地中海で学んだ通商破壊戦の重要性を帝国海軍は生かせず

第一次世界大戦100年と日本(3)生かされない教訓

日本人の第一次世界大戦に対する意識は、今も当時も希薄だ。だが、実は日本軍は陸軍・海軍ともに参戦し、地中海にも軍を派遣していた。第一次世界大戦における日本の意外な動向とその影響を、歴史学者・山内昌之氏が語る。シリ...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/05/25
山内昌之
東京大学名誉教授

平成バブルの崩壊はさながら第一次大戦後の反動不況

第一次世界大戦100年と日本(4)バブルの類似性

第一次世界大戦後の不況と現在の不況は似ている、と歴史学者・山内昌之氏は指摘する。一体どこがどのように似ているのだろうか。シリーズ「第一次世界大戦100年と日本」第4回(全5回)。
収録日:2015/04/15
追加日:2015/05/25
山内昌之
東京大学名誉教授

大国の没落やパワーシフト、相次ぐ外交失策・・・

第一次世界大戦100年と日本(5)歴史は繰り返す

「歴史から学ばぬ者は歴史を繰り返す」が、「学者も無学の者も、ともに歴史を理解することができる」のが、歴史の特徴だ。歴史学者・山内昌之氏が、歴史から学ぶ姿勢を改めて問う。シリーズ「第一次世界大戦100年と日本」第...
収録日:2015/04/15
追加日:2015/06/01
山内昌之
東京大学名誉教授

関連特集

満洲事変から90年~その歴史的意味とは

満洲事変が勃発したのは1931年(昭和6年)9月18日。いまからちょうど90年前のことである。なぜ満洲事変は起きたのか? この事変が歴史に…

更新日:2021/9/10

いまこそ学ぶべき「昭和の戦争」の教訓

「昭和の戦争」に突入したとき、日本人は何を考えていたのか。なぜ悲劇を回避できなかったのか。そのことを深く考えていけば、現在のわれ…

更新日:2021/8/13

ビッグヒストリー的視点で人類を考える

ビッグバンから現在まで悠久の歴史を理解するための枠組みであり、いま世界中から注目を集める「ビッグヒストリー」。このような視点を持…

更新日:2021/8/6

知っていると嬉しい「日本美術の真髄」

彫刻、絵画、工芸…長い歴史を持つ日本美術には、日本人の精神性や独自の技法が盛り込まれている。今回の特集では、日本美術を語る上でのポ…

更新日:2021/7/30

聖徳太子を知ればこそ「日本」がわかる

一時期、「聖徳太子はいなかった」などとも騒がれましたが、現在では極端な非実在論は学術的にも否定されています。それどころか、やはり…

更新日:2021/7/23

幕末維新を「体系的」に学ぶ

いよいよ大河ドラマ「青天を衝け」も幕末の佳境に入ってきました。はたして幕末とはどのような時代だったのか。この機会に、ぜひ学んでみ…

更新日:2021/7/9

その他の特集

更新

次代を育てる~子育てで大切なこと

子育てに正解はない。しかし、方法はある。それはどんなことか。脳の仕組みから、また貴重な経験から、そして医学的、あるいは教育的知見…

更新日:2021/9/17

知れば知るほど不思議な「生物の仕組み」

「実は『性』があるのは不思議なことで、いくつもの謎がある」から始まる長谷川眞理子先生の講義。これを聴いただけで生物の不思議を感じ…

更新日:2021/9/3

「老い」と幸せの関係

「幸せに気をつけると長寿になる」という研究結果がある。では永遠の命を手に入れれば幸せなのか。人生100年時代を迎えた現在、「老い」に…

更新日:2021/8/27