Q.松下幸之助との出会いはどんな影響を与えたか
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自分が一方的に吸い込まれていくような大きな人物
Q.松下幸之助との出会いはどんな影響を与えたか
野田佳彦(衆議院議員/第95代内閣総理大臣)
松下幸之助氏のような方とはその後も会ったことがないと語る野田佳彦氏。松下氏との出会いを振り返りながら、その強烈な印象について語っていく。
時間:1分25秒
収録日:2013年11月6日
追加日:2014年6月5日
カテゴリー:
≪全文≫
 松下幸之助さんとの最初のコンタクトは、松下政経塾1期生の最終面接のときです。もちろんお名前は存じ上げておりましたし、本も読んでいましたが、85歳のまさに経営の神様を前にして面談を受けること自体、相当プレッシャーだったのです。そんな中、笑顔で迎えていただいたのですが、目は笑っておらず、射抜くような鋭い目の笑顔なのです。耳は大きく、相手側のほうにピーンと立ち、一言も聞き漏らさないぞという機能的な耳ですから、面談では、ほとんど吸い込まれるように、自分が考えた、整理したことが出ていくような感じがしました。ああいう方には会ったことがないですね。

 先ほど物事を進めるとか、合意形成を図る政治というのは、結局一対一だと言いましたが、ああいう一方的に吸い込まれていくような大きな人物というのは、その後、いろいろな世界のすごい人ともたくさん会っていますが、松下幸之助さんがずばぬけてすごかったなと思います。

 また、首脳外交とか、いろいろな政治家との一騎打ちもやりましたが、松下さんに比べればそれほどでもないというのが、率直なところです。

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