脳が生きている、死んでいるとは?最新研究で迫る脳の秘密 知られざる「脳」の仕組み~脳研究の最前線(1)脳科学と「ミクロのマクロの隔たり」 追加日:2023/07/03 脳科学は医学のみならず、教育や経済にもその知見が応用される注目の分野である。その最前線ではいったいどのような研究成果が生み出されているのだろうか。まずは四つの次元に分けられる脳科学という学問を概説。続いて、無数の細胞... 人間の脳の中はホムンクルス…再発見の「機能局在」とは 知られざる「脳」の仕組み~脳研究の最前線(2)脳科学研究の歴史 追加日:2023/07/10 古代エジプト時代から行われてきた脳研究だが、長い間、脳は単に血液を冷やす場所だと考えられて重要視されない時代が続く。しかし19世紀、フィニアス・ゲージの事故によって脳への認識が一変する。脳はその場所によって働きが異なる... 「脳の透明化」…飛躍的進展を遂げた脳の構造への理解 知られざる「脳」の仕組み~脳研究の最前線(3)脳活動の測定技術 追加日:2023/07/17 脳障害や遺伝子に着目することで発展してきた脳研究だが、脳の活動を観察する手法はそれだけではない。1700年代、生物の肉体が電気を発しているという、いわゆる「生体電気現象」の発見をきっかけに、電気的な測定法が開始される。こ... 「脳のしわが多いと頭がいい」は誤解…ヒトの脳の特異点 知られざる「脳」の仕組み~脳研究の最前線(4)脳の構造と特徴 追加日:2023/07/24 マウスを使った脳研究の成果は、ヒトの脳へすぐに応用できるわけではないという。それでは、ヒトの脳と他の動物の脳には、具体的にどのような違いがあるのだろうか。脳の画像を見比べると、ヒトの脳の明らかな特異点が見えてくる。ヒ... フグ、サソリ、ヘビ…神経毒とイオンチャネルの危ない関係 知られざる「脳」の仕組み~脳研究の最前線(5)ニューロンが生み出す活動電位 追加日:2023/07/31 脳が情報のネットワークを形成するために不可欠の細胞「ニューロン」は、いったいどのようにして情報を伝達しているのだろうか。鍵を握るのは「活動電位」と呼ばれる電気的活動だ。ニューロンは、活動電位によって細胞間の情報伝達を... 脳の「やる気スイッチ」ドーパミンが大きな社会問題!? 知られざる「脳」の仕組み~脳研究の最前線(6)4つの情報伝達方式と広範囲調節系 追加日:2023/08/07 脳の中には「一対一」だけではなく、「一対多」や「多対多」といった情報伝達の仕組みもある。大きく分けると、4つの情報伝達の方式があるという。その中でも特に注目したいのが「広範囲調節系」という伝達方式で、私たちの日々の気分... 長年の謎に光明…「脳の老廃物」排出の仕組みと睡眠の役割 知られざる「脳」の仕組み~脳研究の最前線(7)老廃物排出と睡眠の関係 追加日:2023/08/14 脳の老廃物として有名な「アミロイドβ」というタンパク質がある。それが異常に蓄積することがアルツハイマー病の原因になるのではないかといわれているのだが、そうした脳の老廃物をどうやって排出しているのかということが長年の謎だ... 頭が良い人ほど脳がスカスカ!? 鍵を握るのはアストロサイト 知られざる「脳」の仕組み~脳研究の最前線(8)「頭の良さ」とアストロサイト 追加日:2023/08/21 「頭が良い人」とはどのような人のことをいうのだろうか。脳研究の結果、衝撃的な事実が報告されている。IQが高い人はIQが低い人に比べて「脳がスカスカしている」というのだ。一体どういうことなのか。実はそこには「アストロサイト...
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