Q.池波正太郎や山本周五郎、藤沢周平になぜ影響を受けたのか
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
政治家として本当に役に立った発想や気構えは時代小説から
Q.池波正太郎や山本周五郎、藤沢周平になぜ影響を受けたのか
野田佳彦(衆議院議員/第95代内閣総理大臣)
池波正太郎や山本周五郎、藤沢周平など、時代小説が政治家としてどう役立ったのか。その影響について、野田佳彦氏が語る。
時間:1分53秒
収録日:2013年11月6日
追加日:2014年6月5日
カテゴリー:
≪全文≫
 結果的に大学で政治学を4年間勉強して、政経塾に入り、5年間また政治のあるべき姿を勉強しました。しかし、あくまで政治学は政治学で、一般教養として学んだつもりでも、政治家として本当に役に立った発想や気構えというのは、むしろご指摘いただいた時代小説だったのかなと思います。

 司馬遼太郎の『坂の上の雲』や『竜馬がゆく』に出てくる夢と志の世界、それから、池波正太郎の武士の凛としたたたずまい、藤沢周平の下級武士の志、山本周五郎の人情の機微、ということのほうが、政治家には必要だったかなと思うのです。

 政治家としては、もちろん大衆の前で演説したりすることもありますが、物事を進めるときには、例えば、民主党内でも、対野党でも、最後は結局キーになる人、キーマンとの一対一の対話が多いのです。

 首脳外交もそうです。アメリカの大統領や中国の主席、その他の首脳と話をするときも、最後は一対一の、人間対人間の議論になるのです。それは、政治学には出てこないことですし、経済学にも出てきません。相手の思想をよく踏まえて、機微に触れる話をしながら、合意形成したり、説得するというのは、学問ではなくて、まさに時代小説の中に材料がいっぱいあったような気がします。

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
「政治と経済」でまず見るべき講義シリーズ
内側から見たアメリカと日本(1)ラストベルトをつくったのは誰か
トランプの誤謬…米国製造業を壊した犯人は米国の経営者
島田晴雄
習近平中国の真実…米中関係・台湾問題(1)習近平の歴史的特徴とは?
一強独裁=1人独裁の光と影…「強い中国」への動機と限界
垂秀夫
中国共産党と人権問題(1)中国共産党の思惑と歴史的背景
深刻化する中国の人権問題…中国共産党の思惑と人権の本質
橋爪大三郎
過激化した米国~MAGA内戦と民主党の逆襲(1)米国の過激化とそのプロセス
トランプ政権と過激化した米国…MAGA内戦、DSAの台頭
東秀敏
戦争と暗殺~米国内戦の予兆と構造転換(1)内戦と組織動乱の構造
カーク暗殺事件、戦争省、ユダヤ問題…米国内戦構造が逆転
東秀敏
ポスト国連と憲法9条・安保(1)国連の構造的問題
核保有する国連常任理事国は、むしろ安心して戦争できる
橋爪大三郎

人気の講義ランキングTOP10
これからの社会・経済の構造変化(1)民主主義と意思決定スピード
フラット化…日本のヒエラルキーや無謬性の原則は遅すぎる
柳川範之
プロジェクトマネジメントの基本(8)要求の分類と価値の提供
新規顧客を増やす作戦と顧客リレーションを高める方法
大塚有希子
衰退途上国ニッポン~その急所と勝機(1)安いニッポンと急性インフレ
世界で一人負け…「安い国」日本と急性インフレの現実
宮本弘曉
豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(9)秀吉が作った公武統一政権と歴史のif
公武統一政権を作った秀吉の狙いとその歴史的意味
黒田基樹
AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIは間違いが分からない…思考で大事なのは訂正可能性
中島隆博
熟睡できる環境・習慣とは(1)熟睡のための条件と認知行動療法
熟睡のために――自分にあった「理想的睡眠」の見つけ方
西野精治
経験学習を促すリーダーシップ(1)経験学習の基本
成長を促す「3つの経験」とは?経験学習の基本を学ぶ
松尾睦
ポスト国連と憲法9条・安保(1)国連の構造的問題
核保有する国連常任理事国は、むしろ安心して戦争できる
橋爪大三郎
「進化」への誤解…本当は何か?(7)進歩思想としての進化論と社会進化論
適者生存ではない…進化論とスペンサーの社会進化論は別物
長谷川眞理子
睡眠と健康~その驚きの影響(1)睡眠が担う5つのミッション
寝ないとよく食べる…睡眠不足が生活習慣病を招く理由
西野精治