数学と音楽の不思議な関係
この講義は登録不要で無料視聴できます!
▶ 無料視聴する
次の動画も登録不要で無料視聴できます!
童歌「あんたがたどこさ」は何拍子?変拍子の不思議な魅力
第2話へ進む
世界は音楽と数学であふれている…歴史が物語る密接な関係
数学と音楽の不思議な関係(1)だれもがみんな数学者で音楽家
中島さち子(ジャズピアニスト、数学研究者、STEAM教育者、メディアアーティスト)
数学も音楽も生きていることそのもの。そこに正解はなく、だれもがみんな数学者で音楽家である。これが中島さち子氏の持論だが、この考え方には古代ギリシア以来、西洋で発達したリベラルアーツが投影されている。この信念に基づいて、科学・技術・ものづくり・工学・数学と芸術を合わせた、ワクワクする創造的な学び「STEAM教育」を展開する彼女に今、注目が集まっている。(全4話中第1話)
時間:12分00秒
収録日:2025年4月16日
追加日:2025年8月28日
≪全文≫

●数学と音楽の話は、まずは演奏から


 皆さん、こんにちは。音楽や数学、STEAM教育などをやっています、中島さち子と申します。

 今日は、私の持っている「KURAGE Band」でも、私の会社「steAm」でも、たいへんいろいろお世話になっているパーカッショニストの小林武文さんにも来ていただきました。

 今日は数学や音楽という観点でいろいろお話をしていきたいと思っていますが、せっかくなので最初に演奏をしたいと思います。何をやろうかなと思ったのですが、それこそせっかくだから、即興演奏をしたい。そのためのお題をいろいろいただきたいと思います。

 まずは5つほど音をもらえたらと思います。では、いただけますでしょうか。

―― ド。

 ド。

―― レ。

 難しいものでもいいですよ。

―― ファのシャープ。

 なるほど。ファのシャープ。

―― ラ。

 はい。

―― ナチュラルのシ。

 なるほど、いいですね。あとは、タイトルのようなお題です。

―― タイトル。そうしたら、「数学と音楽」にしましょう。

 「数学と音楽」。せっかくだから、もう1個ぐらいいただきましょうか、

―― そうしたら「楽しい気分」。

 「楽しい気分」。もう1個いっておきましょう。

―― そうしたら「黄色」。

 「黄色」、難しいなあ。(小林氏へ)数学と音楽、楽しい気分、黄色というタイトルから、何か思いついてきました?

――(小林) (うなずく)

 では、いただいた音を一応弾いてみてもいいですか。いただいた音はこういう音ですね。

 (ピアノの音)ド・レ・ファ♯・ラ・シ

 これらの音以外も使っていくのですが、これをモチーフにしながら、こういうイメージで演奏してみたいと思います。さて、どうなるやら。

 では。いってみましょう。最初は、この5音(ド・レ・ファ♯・ラ・シ)から弾いてみます。

 (演奏)


●STEM教育とSTEAM教育を通じて学びをワクワクさせる


 改めまして皆さん、こんにちは。中島さち子です。先ほども申し上げましたが、音楽、数学、STEAM教育などをやっております。

 STEMとは何かというと、「サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、マスマティクス(科学、...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「芸術と文化」でまず見るべき講義シリーズ
文明語としての日本語の登場(1)古代日本語の復元
なぜ「てふてふ」が蝶々?日本語の変遷を追う…まずは万葉仮名から
釘貫亨
深掘りシェイクスピア~謎の生涯と名作秘話(1)シェイクスピアの謎
シェイクスピアの謎…なぜ田舎者の青年が世界的劇作家に?
河合祥一郎
山上憶良「沈痾自哀文」と東洋的死生観(1)因果応報と日本仏教の課題
山上憶良が「沈痾自哀文」で問いかけた因果応報の問題
上野誠
司馬遼太郎のビジョン~日本の姿とは?(1)1923年生まれの3人の作家
司馬遼太郎と日本人…まず遠藤周作、池波正太郎との比較で考える
片山杜秀
バッハで学ぶクラシックの本質(1)リベラルアーツと音楽
音楽の父バッハ…なぜ「音楽」が西洋でリベラルアーツなのか?
樋口隆一
ルネサンス美術の見方(1)ルネサンス美術とは何か
ルネサンスはどうやって始まった?…美術の時代背景
池上英洋

人気の講義ランキングTOP10
本番に向けた「心と身体の整え方」(1)ディテールにこだわる
トップアスリートが実践する「自分の高め方」とは…まず集中のスイッチを入れる方法は?
為末大
「満洲」から考える日本とアジア(9)アヘンの実態と満洲開発
満洲国の開発とアヘン問題…アヘンが資金源となったのは事実だが「同時代の世界」と比較せねば真実はつかめない
宮脇淳子
編集部ラジオ2026(35)鶴見太郎先生の公開収録を振り返る
【10min紹介】鶴見太郎先生の公開収録を振り返る・・・お寄せいただいた声
テンミニッツ・アカデミー編集部
高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(4)認知症と共生社会の実現に向けた対策
その物忘れ、認知症かも…加齢による物忘れとの違いと一番大事なこと
小川純人
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか
松村一男
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(2)厳格な一神教と選民思想
一神教とは、選民思想の真相とは…ユダヤ教の「最終目的」を考える
鶴見太郎
小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作
小澤俊夫
国家の利益~国益の理論と歴史(2)ペロポネソス戦争の教訓
国益の歴史…ペロポネソス戦争の教訓とトゥキディデスの罠
小原雅博
50代からの親の介護~その課題と準備(2)マネジメントとしての介護
介護を「プロジェクト」と捉え、マネジャーに徹すべし
太田差惠子
プラトン『ソクラテスの弁明』を読む(1)真実の創作
プラトンの『ソクラテスの弁明』は謎多き作品
納富信留