デマゴーゴスの語源は?…民主政は「マシなポピュリズム」
独裁の世界史~ギリシア編(10)デマゴーグとポピュリズム
デマゴーグは「デマを流して民衆を扇動する人」と思われているが、古代ギリシアではそうではなかった。語源は「民衆を説得する人」だから、ペリクレスやテミストクレスがデマゴーグの出発点なのだ。言葉の意味を変質させたのは...
収録日:2019/12/03
追加日:2020/04/11
世界が大変化する激動の2020年、日本はどう対応すべきか
2020世界の政治経済と日本(1)世界の混迷の中心はトランプ
2020年現在、トランプ大統領率いるアメリカが孤立主義を取り、中国との間に経済紛争を起こしている一方、EUではイギリスが離脱するBREXITが実現するなど、世界情勢は混迷の一途をたどっている。こうした状況の中で日本はどのよ...
収録日:2020/01/23
追加日:2020/04/06
太陽の比喩、線分の比喩、洞窟の比喩…「善のイデア」とは
プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(12)善のイデア、洞窟の比喩
哲学者=統治者が学ぶべき最大のものは「善のイデア」である。そこに向かうためにプラトンが駆使するのは「太陽の比喩」「線分の比喩」「洞窟の比喩」の3つだ。中でも有名な「洞窟の比喩」は、私たち人間の本性と、そこから脱出...
収録日:2022/09/27
追加日:2023/03/03
中国の海洋進出の目的を元海上自衛隊 海将が徹底解説
安全保障最前線(3)中国の活発な海洋進出への対応(後編)
前半では中国の海洋進出問題の現状を見たが、後半では解決への道を探っていく。中国の海洋進出の狙いを知り、日本の国際的な立場を分析していけば、進むべき道はおのずと浮かび上がってくるだろう。前海上自衛隊佐世保地方総監...
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/17
テロ抑止の3つの処方箋
「テロ」とは何か(4)民主主義とテロ抑止力
『中東複合危機から第三次世界大戦へ』(PHP新書)の著者で、歴史学者・山内昌之氏が、われわれが今すぐ取り組むべきテロ抑止のための方法について解説。成熟した民主主義国家において、目の前の危機とその先への危惧にどう...
収録日:2016/04/05
追加日:2016/05/05
アメリカ・ファーストの保護主義では労働者は救えない
トランプ政権研究(2)保護主義の矛盾と反オバマ路線
公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏が、トランプ大統領の主張について解説する。トランプ氏はアメリカ・ファーストを掲げ、保護主義を主張しているが、それでは労働者を救うことはできない。また、オバマ前大統領の政...
収録日:2017/05/23
追加日:2017/06/04
トランプ政権の極端な身内主義と政治任命の遅れ
トランプ政権研究(3)政権スタッフと政治任命の遅れ
公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏が、トランプ政権の編成について解説する。トランプ氏はホワイトハウスのスタッフを極端な身内主義で構成している。内閣人事は、大臣級は早々に決まったが、下位の課長クラスまでの...
収録日:2017/05/23
追加日:2017/06/09
トランプ政権の現状を見て日本は今後どう対応すべきか
トランプ政権研究(11)日本が取り組むべき3つの課題
公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏が、トランプ政権について解説する連続講義の最終回。トランプ氏はこれまで主張してきたことをほとんど実現できておらず、さほど恐れる必要はない。むしろ日本は病めるアメリカを理...
収録日:2017/05/23
追加日:2017/07/03
トランプ大統領とは一体どんな人物なのか?
2018年激動の世界と日本(2)トランプとオバマケア
ドナルド・トランプ大統領就任から1年がたった今、トランプ政権はどこへ向かっていくのか。公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏が、この間のトランプ政権の混乱ぶりを詳細に解説する。トランプ大統領はオバマケアを始め...
収録日:2018/01/16
追加日:2018/04/21
船乗りの比喩…哲学者の「哲人政治」は理想か全体主義か
プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(11)哲人統治論
理想の国家を目指すための第3の大波が「哲人政治」である。哲学者が訓練を積んで国を支配する、あるいは政治家が真正に哲学をすることで、その役割を果たす。その必要性と最善性を説明するために用いられるのが「船乗りの比喩」...
収録日:2022/09/27
追加日:2023/02/24