なぜ家康は東照大権現になったか…その意味と天海の狙い
徳川家康の果断と深謀~指導者論と組織論(2)徳川将軍家が最上位に立つデザイン
「一元化をはかり、明確に上に立つ」――徳川幕府が260年の天下泰平を築けた1つの要因は、力の一元化を図り、トップは自分だということを明確に見せたことにある。鎌倉幕府も室町幕府も、そこが曖昧だったことに加え、朝廷という...
収録日:2022/09/14
追加日:2022/12/06
関ケ原はトップ官僚・石田三成と中央集権体制をつぶす戦い
徳川家康の果断と深謀~指導者論と組織論(5)持続可能な天下泰平の制度設計
徳川家は家康を「東照大権現」としたり、元号を「元和」とするなど、徳川に権威を持たせる仕組みをつくっていった。さらに持続的な「天下泰平」を実現するために、豊臣秀吉と同じ轍を踏まないよう、豊臣が中央集権的なシステム...
収録日:2022/09/14
追加日:2022/12/27
現実を律する者が一番偉い――徳川家康が重んじた儒教思想
徳川家康の果断と深謀~その指導者論・組織論(4)家康と儒教
それまで日本は仏教を重んじてきたが、徳川家康は儒教に重きを置いた。それは儒教が徹底したリアリズムであり、現実世界を治めるものがもっとも偉いのだとしたからである。そしてそれに加えて家康が取り入れたのが「東照大権現...
収録日:2022/09/14
追加日:2022/12/20
世界の神話の中で異彩を放つ日本神話の世界観
神話の「世界観」~日本と世界(1)踊りと物語
日本の神話と世界の神話とでは、大きく異なる部分も多い。各国、各文化圏の神話は、それぞれにとても興味深い特徴を持っている。この講座では、その違いから日本の本質に迫っていく。第1話で語られるのは、神話はなぜ奇想天外な...
収録日:2020/12/07
追加日:2021/09/19
なぜ将軍家慶は忌み嫌っていた斉昭の子をかわいがったのか
徳川将軍と江戸幕府~家慶と烈公斉昭(3)家慶と斉昭の歪な関係性
優秀な政治家だと思われた水戸の徳川斉昭を、徳川家慶は幕府から外す決断をする。厳しい倹約政策を行いすぎた斉昭に圧力がかかったわけだが、斉昭が引退を迫られたのはそれだけが理由ではなかった。家慶と斉昭の間にどのような...
収録日:2021/03/08
追加日:2023/10/17
ペリーと阿部正弘…黒船来航から15年で幕府が潰れた理由
幕末・維新史を学ぶ~英傑たちの決断(1)ペリー来航と阿部正弘の改革
ペリー来航という天下の一大事に対して、老中・阿部正弘は幕政改革を行い、挙国一致の政治を進めていった。それ以前の幕政は幕閣のみで重要な決定を行ったが、阿部は大名との協調と公論の重視を押し出したのだ。それはなぜか。...
収録日:2018/08/20
追加日:2018/11/01
徳川吉宗が障害を持った家重を9代将軍に指名した理由
徳川将軍と江戸幕府~家重、家治、家斉編(1)徳川吉宗の後継問題
8代将軍・徳川吉宗は長男の家重を後継に指名した。しかし家重は、生まれながらに言語障害を持っており、さらに弟の宗武のほうが優秀だといわれていた。にもかかわらず、なぜ吉宗は家重を後継としたのだろうか。(全5話中1話)
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収録日:2020/12/14
追加日:2022/01/15
異国が乱れるときは…徳川家康に学ぶ「国家安全保障戦略」
日本の外交防衛政策…家康の教訓(1)徳川家康が考えた「日本の安全保障」
2022年12月、日本の安全保障戦略に関する「防衛3文書」が発表された。そこでは外交を軸にした安全保障戦略が掲げられているが、そこで思い出されるのが徳川家康である。家康こそ、外交としての安全保障戦略を考え抜いた人物だか...
収録日:2022/12/26
追加日:2023/02/14
11代将軍・徳川家斉が50年もの長期政権を築けた理由
徳川将軍と江戸幕府~徳川家斉(1)家斉が長期政権を維持できた理由
江戸幕府11代将軍・徳川家斉は約50年にわたる安定した長期政権を築いた。その要因として、山内昌之氏は4つの点を挙げる。中でも注目したいのは、「自分の血(子ども)を全国に行きわたらせた」点である。このようなことを行った...
収録日:2020/12/14
追加日:2023/07/26