「
WHO」は、World Health Organization(世界保健機関)。1948年に設立された
国際連合の専門機関の一つ。「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的として、世界中で病気の撲滅のための研究、適正な医療・医薬品の普及、健康の促進、病気の予防などの推進活動を行なっている。多国間協力の推進や災害時緊急対策の策定、感染症対策などのほか、都市に住む人の健康を守り、生活の質を向上させることも
WHOの活動内容に入る。本部はジュネーブにあり、2017年8月現在、
WHOの加盟国は194カ国・地域。日本は1951年に正式加盟している。
WHOは、4月7日を「世界保健デー」とし、毎年テーマを定めて世界的な取り組みを呼びかけている。ここ数年のテーマおよびスローガンを見ると、2015年は「食品安全:あなたの食べものはどれくらい安全ですか?」、2016年は「糖尿病:糖尿病に負けるな」、2017年は「
うつ病:一緒に話そう」であった。
「10MTVオピニオン」では、政治学者で慶應義塾大学大学院教授の
曽根泰教氏が、2000年頃から
WHOが提唱している「
健康寿命」に基づいて厚労省が考えた「セブンマイナスプラン」をいち早く評価・解説している。