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WHO

WHO
 「WHO」は、World Health Organization(世界保健機関)。1948年に設立された国際連合の専門機関の一つ。「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的として、世界中で病気の撲滅のための研究、適正な医療・医薬品の普及、健康の促進、病気の予防などの推進活動を行なっている。多国間協力の推進や災害時緊急対策の策定、感染症対策などのほか、都市に住む人の健康を守り、生活の質を向上させることもWHOの活動内容に入る。本部はジュネーブにあり、2017年8月現在、WHOの加盟国は194カ国・地域。日本は1951年に正式加盟している。  WHOは、4月7日を「世界保健デー」とし、毎年テーマを定めて世界的な取り組みを呼びかけている。ここ数年のテーマおよびスローガンを見ると、2015年は「食品安全:あなたの食べものはどれくらい安全ですか?」、2016年は「糖尿病:糖尿病に負けるな」、2017年は「うつ病:一緒に話そう」であった。  「10MTVオピニオン」では、政治学者で慶應義塾大学大学院教授の曽根泰教氏が、2000年頃からWHOが提唱している「健康寿命」に基づいて厚労省が考えた「セブンマイナスプラン」をいち早く評価・解説している。

世界中がコロナ不況で苦しむ中、台湾がプラスになる理由

コロナ禍で揺れる世界経済の行方(7)アジアの課題
新型コロナ対応において「優等生」と目される国はアジアに多い。その例として、韓国、シンガポール、台湾などが講じた手法を日本も含めて振り返ってみよう。アジア諸国のこれからの課題は、第二波への備えという...
収録日:2020/06/15
追加日:2020/07/14
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

バンドワゴン現象も発生、トランプ大統領の発言で市場大混乱

コロナ禍で揺れる世界経済の行方(6)トランプ発言とアメリカの悲劇
新型コロナの感染は迅速で週ごとに様相を変えるが、6月前半の時点で世界最大の被害を被ったのはアメリカである。先進国のトップを走るアメリカが、なぜそんな事態になったのか。すでに多方面から能力不足が指摘さ...
収録日:2020/06/15
追加日:2020/07/14
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

感染症に打ち勝つためには国際協力の強化が不可欠

新型コロナウイルスによる世界変動(6)終息後の世界
ウイルスの感染拡大が終焉を迎えた世界には何が訪れるのか。注意すべきはデカップリングとナショナリズムの高揚による、国際社会の分断である。さらなる未来のウイルス感染に対峙すべく、国際的な協力体制を確立...
収録日:2020/04/03
追加日:2020/05/06
小原雅博
東京大学名誉教授

クラスター対策班の活躍を生かすためにも新プランの構築を

脱コロナへの課題と展望(3)専門性と全体性をどう考えるか
新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、クラスター対策班はとても有効に機能したが、この対策をプランAだとすると、日本政府はきちんとしたプランB、プランCを描けていたのだろうか。収集した情報をもとに早...
収録日:2020/04/22
追加日:2020/05/02

「正しいデータを知って、正しく恐れる」ことが大切

脱コロナを「知の構造化」で考える(4)致死率が示す意味
各国の状況をさらに比較すると、致死率に大きな違いがあることが見えてくる。国の規模や人口を問わず、感染者数に対する致死率にはばらつきがあるが、そこからは「正しく恐れる」ことの重要性が見えてくる。(全8...
収録日:2020/04/22
追加日:2020/04/29
小宮山宏
東京大学第28代総長

ウイルスの抑え込みと経済の正常化はトレードオフの関係

新型コロナウイルスによる世界変動(1)2つのアジェンダ
コロナウイルスの世界的な拡大によって、世界はどのように変わっていくのか。各国の状況を見ると、政治体制ごとで異なる施策と成果がもたらされている。しかし、どの国も共通して、ある種のジレンマを抱えている...
収録日:2020/04/03
追加日:2020/04/15
小原雅博
東京大学名誉教授

健康寿命が延びれば医療費問題解決にも資する!

セブンマイナスプラン~平均寿命と健康寿命の差~
平均寿命と健康寿命の差である7年を如何に縮めるかという「セブンマイナスプラン」。健康寿命の概念や平均寿命と健康寿命の差の動向、健康寿命を延ばすための厚労省の取り組みなどを紹介しながら、このアイディ...
収録日:2013/11/15
追加日:2014/03/13
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授