テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
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オンライン診療

オンライン診療
オンライン診療」は、スマートフォンやパソコンなどのビデオ通話機能を使い、医師と患者がインターネットを介して診察を行うシステム。ICT(情報通信技術)を活用した新しい医療の形態として、高齢人口増に伴う医師不足の切り札と目されている。かつては「遠隔診療」と呼ばれてへき地や離島を対象としていたが、2015年8月に厚生労働省から用途を特に限定しない通達が出され、2018年4月には保険適用も開始された。オンライン診療のメリットは、病院に出かける手間や待ち時間を省けること。米国では、遠隔医療を提供するネットワークが200ほどあり、3500か所の施設を通して遠隔診療サービスが提供されている(厚生労働省調べ、2017年12月)。日本でも保険診療開始を機にオンライン診療研究会が発足している。保険適用は、慢性で状態が安定している疾患を対象とし、月1回の通院を6か月継続していることなどの患者要件が定められている。処方箋の郵送、3か月ごとのリアルな診察など、今後解決できそうなハードルも多い。  「10MTVオピニオン」では、在宅医療専門の医療法人社団鉄祐会の理事長、武藤真祐氏がオンライン診療についてレクチャー。福岡市での1年に及ぶ実証事業の結果に基づいて、どんな人が適していて、どんなメリットがあるのかを詳しく解説している。

コロナが変えたデジタルトランスフォーメーションの動き

危機は経済を大きく変える(2)鍵はデジタル技術
日本のサプライサイドを活性化し、潜在成長率や生産性を上げるにはデジタル技術が鍵になると伊藤元重氏は明言する。今まで日本企業はデジタルトランスフォーメーションには及び腰だったが、コロナ危機がその状況...
収録日:2020/10/27
追加日:2020/11/30
伊藤元重
東京大学名誉教授

コロナ拡大で進んだオンライン診療を時限措置にしてはいけない

ポストコロナ、日本の指針(3)オンライン診療の夜明け
新型コロナウイルスの拡大によって、オンライン診療の規制が緩和され、その利用が一気に進むきっかけとなっている。また、デジタル化の進んだ業務のなかで「ハンコ」文化は根強く続いているが、それを見直す機会...
収録日:2020/05/29
追加日:2020/07/11

AI時代の医師の役割と求められる3つの能力

在宅医療とオンライン診療(4)海外展開とAI時代の医師
日本式の在宅医療、地域包括ケアのシステムは、どのように海外に展開されているのだろうか。医療法人社団鉄祐会理事長の武藤真祐氏が、シンガポールでの取り組みをはじめとする海外展開、またAI時代の医師の役割...
収録日:2018/03/30
追加日:2018/09/03
武藤真祐
医療法人社団鉄祐会 理事長

福岡市のオンライン診療モデルの特徴

在宅医療とオンライン診療(3)オンライン診療の実証
実際に福岡市の実証事業で導入されたオンライン診療は、どのような人々をターゲットとして、いかなるメリットを生んだのだろうか。1年におよぶ実証事業に基づいて、医療法人社団鉄祐会理事長の武藤真祐氏が解説す...
収録日:2018/03/30
追加日:2018/08/30
武藤真祐
医療法人社団鉄祐会 理事長

「オンライン診療」は日常診療を補完する

在宅医療とオンライン診療(2)オンライン診療の取り組み
外来診療では、患者さんが症状をうまく説明できなかったり、医師の指示を忘れてしまったりということが起こりうる。オンライン診療は、そのような状況を補完し、症状を細かくトレンドで確認することができる、と...
収録日:2018/03/30
追加日:2018/08/27
武藤真祐
医療法人社団鉄祐会 理事長

ICT(情報通信技術)を用いた在宅医療の効率化

在宅医療とオンライン診療(1)在宅医療と地域包括ケア
医療法人社団鉄祐会理事長の武藤真祐氏は、ICT(情報通信技術)を用いた在宅診療を行うクリニックを、東京都内と宮城県石巻市に開いた。在宅診療を効率的に行うために、どのような工夫を凝らしているのだろうか。...
収録日:2018/03/30
追加日:2018/08/23
武藤真祐
医療法人社団鉄祐会 理事長