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DATE/ 2019.12.28

日本と世界でその年を代表するのはどんな車?

 毎年発表される車のアワード、日本カー・オブ・ザ・イヤーの存在をご存知ですか。内容はよく知らなくてもテレビや新聞、雑誌などで名前は耳にしたことがあるかもしれません。

 日本カー・オブ・ザ・イヤーとはどんな賞なのか。これまでどんな車が受賞したのかなど、そのあらましを分かりやすく解説していきます。

日本カー・オブ・ザ・イヤーとは?

 日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、その名の通り、その年を代表する車を表彰しています。選考対象となる車は、前年の11月1日から当年の10月31日までに日本国内において発表された乗用車。受賞車は60名を上限とした選考委員の投票によって決定されます。

 最優秀賞の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」が日本メーカー車だった場合は、海外メーカー車で最も多く得票した車に「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」が与えられます。さらに「イノベーション部門賞」「エモーショナル部門賞」「スモールモビリティ部門賞」という3つの部門賞および「実行委員会特別賞」が設けられています。

 歴史は古く、日本のモータリゼーションの発展とコンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知を目的として、1980年に創設されました。

これまでどんな車が受賞した?

 2018-2019年の日本カー・オブ・ザ・イヤーは、ボルボ初のコンパクトSUVとしてデビューした「XC40」が受賞しました。「日本の道路環境にちょうどいい扱いやすいサイズで、カジュアルかつスポーティなスタイリングを実現」、「高度な安全装備を全車標準している」などが受賞理由となっています。前年の2017-2018年もボルボでした。

 さらにもう少し遡って、これまでどんな車が受賞したのかを紹介すると、たとえば、最近では、2016-2017年がスバルのインプレッサスポーツ/G4、2015-2016年がマツダのロードスター、その前年の2014-2015年もマツダで、デミオでした。

 2009-2010年はトヨタのプリウス。この時の受賞理由は「ハイブリッドというカテゴリーを生み発展させた結果、時代のニーズに対応している」ため。プリウスは1997-1998年にも受賞しています。90年代に入ると、日産マーチなど小型車の受賞が増えました。受賞車には時代の気分がよく反映されていると言っていいでしょう。

世界版は?どんな賞でどんな車が受賞した?

 日本カー・オブ・ザ・イヤーに対して「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」というものもあります。この賞は2004年に創設された非営利プログラムであるワールド・カー・アワードの最優秀賞です。20か国以上のモータージャーナリストたちが毎年4月に各賞の選考を行っています。「ラグジュアリー賞」(World Luxury Car)や「グリーン賞」(World Green Car)などの部門賞も用意されています。

 2019年のワールド・カー・オブ・ザ・イヤーはジャガーのEV車のI-PACEでした。この車はヨーロッパのカー・オブ・ザ・イヤー2019も受賞しています。日本車の受賞は一番最近だと2016年にマツダのロードスター、その前は2011年の日産のEV車のリーフです。

 部門賞には2019年の「アーバン賞」(World Urban Car)にスズキのジムニー、2018年のグリーン賞に日産リーフ、また、2017年のグリーン賞にトヨタのプリウスが選ばれるなど、ここ数年、日本車が健闘しています。

 あまり車に興味がなくても、こうしたアワードをちょっと知っておくと話題を広げるネタになりますね。また、カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれる車は時代を象徴する車なので、受賞理由を読むなど深掘りして、時代を読み解くヒントを考え巡らすのも、また一興です。

<参考サイト>
・日本カー・オブ・ザ・イヤー公式サイト
http://www.jcoty.org/
・World Car Awards
http://www.worldcarawards.com/web/

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