男性医学とテストステロン
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
男性ホルモンが多い女性は長寿?バイアグラがさびを取る?
男性医学とテストステロン(6)質疑応答
堀江重郎(順天堂大学大学院医学研究科 特任教授)
「バイアグラがテストステロンを上げるメカニズムは?」、「女性も男性ホルモンで長生きするのか?」、「テストステロンを組織のマネジメントに活用する方法はあるか?」。会場からの突っ込んだ質問に順天堂大学医学部大学院医学研究科教授・堀江重郎氏が答える。(2015年7月24日開催日本ビジネス協会JBCインタラクティブセミナー講演「リーダーシップのアンチエイジング」より、全6話中最終話)
時間:9分16秒
収録日:2015年7月24日
追加日:2015年12月17日
カテゴリー:
≪全文≫

●ステロイド系の飲み薬は肝臓を悪くする


―― エナルモンなど錠剤のホルモン剤は、効果があるのではないでしょうか?

堀江 あれは肝臓で、飲み薬は、肝臓に行くと、肝臓を悪くするのです。そういうことで、一応僕らは使いません。

―― でも、デポ剤は使っているのですよね。

堀江 デポ剤は、注射だと肝臓に行かないのです。いま私も、飲み薬で肝臓に行かないものを、アメリカの会社と共同研究していますが、結構難しいです。

―― ステロイドで腎代謝のものをつくればいいということですね。

堀江 そうですね。おっしゃるとおりです。

―― そうしたら、売れるでしょう。

堀江 売れます。爆発的に売れます。


●ある程度のコレステロールが必要


―― カキがいいという話がありましたが、一般の食事で、カキ以外で、テストステロンを高めるためにはどうすればいいでしょうか?

堀江 テストステロンはコレステロールからつくりますので、コレステロールが全く入ってない食事を召し上がっていると、テストステロンは下がってしまいます。野菜にもコレステロールはありますが、毎日野菜だけで、全くお肉と魚を食べないと、やはり下がります。

 ただ、何の食べ物を、というのはよく聞かれるのですが、何を食べるかよりも、ラーメンでもいいので、皆で食べると上がります。若い人などと話しながら、アドバイスを与えながらラーメンを食べると、ぶわーっとテストステロンは上がります。ただし、言われた方は下がります。


●バイアグラは、体のさびを取ってくれる


―― バイアグラがテストステロンを上げるとおっしゃられていましたが、どのような仕組みで上がるのでしょうか?

堀江 いま、バイアグラと似たようなものに、自費ですがシアリスがあります。保健薬では、前立腺肥大者の薬でザルティアというものもあります。毎日飲むのですが、保険でカバーするので、バイアグラは1錠2000円ぐらいしますが、そのザルティアは1錠30円か40円ぐらいです。これらは皆、同じように効果があります。

 これらの薬は、一言でいうと、さびを取る薬なのです。「活性酸素」ということをお聞きになった人もあるかもしれませんが、年をとっていくと、体を構成しているいろいろな分子が、一言でいうと、酸化します。リンゴの切り口が茶色くなるように、酸化していきます。例えば、加齢臭と言います...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「健康と医療」でまず見るべき講義シリーズ
うつ病治療最前線(1)うつ病の身体症状と治療の実際
隠れたうつ病を確定診断するポイントとは
渡部芳德
驚異の味噌パワー
味噌で免疫力向上、がん抑制、放射能除去…発酵食品の効果
小泉武夫
睡眠:体、脳、こころの接点(1)睡眠とは?
なぜ睡眠は生きるために必要?脳にある覚醒中枢と睡眠中枢
尾崎紀夫
飽食時代の「選食」のススメ(1)選食の提唱と「食の多様性」
肥満、認知症、低栄養…飽食の時代に大事な「選食力」3カ条
堀江重郎
知られざる「脳」の仕組み~脳研究の最前線(1)脳科学と「ミクロのマクロの隔たり」
脳が生きている、死んでいるとは?最新研究で迫る脳の秘密
毛内拡
生活習慣病予防に~健診結果の正しい読み方(1)データから生活習慣を考える
内臓脂肪がなぜ増えた?データから考えるリスクファクター
野口緑

人気の講義ランキングTOP10
編集部ラジオ2026(24)「皇室典範改正」を考える
【10minで考える】「皇室典範改正」社会の空気をどう見るか?
テンミニッツ・アカデミー編集部
天皇のあり方と近代日本(4)三島由紀夫VS東大全共闘
「人間天皇」を否定した三島由紀夫の思想が問うものとは
片山杜秀
日本の財政の真実を検証する(5)財政政策で経済は成長するか
どうすれば経済成長できるのか…財政政策の可能性と限界とは?
宮本弘曉
老子の神髄(7)『老子道徳経』「去用第四十」
緊張や怒りをコントロールするには?老子に学ぶ精神と肉体の関係
田口佳史
『太平記』に学ぶ激動期の生き方(1)なぜ今『太平記』を読むべきなのか
『太平記』は乱世における人間の処し方が学べる古典文学
兵藤裕己
中国史概説~『皇帝たちの中国』を読む(4)5人の皇帝と現代中国
特筆すべき5人の皇帝…中国史を知らなければ現代中国もわからない
宮脇淳子
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
昭和の名将・根本博…内蒙古・終戦後の戦い(2)在留邦人の生命財産を保護する決断
武装解除の「厳命」を守るか、戦って在留邦人の「生命」を守るか
門田隆将
AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か(2)大規模言語モデルが孕む問題
AIは頭のないオウム?…AIがAIを引用する世界に創造性はあるか?
橋爪大三郎
中国春秋戦国時代と始皇帝(5)孝公・恵文王の時代と商鞅の変法
秦はいかに強大な国になったのか…「商鞅の変法」でどう改革したか
鶴間和幸