松下幸之助と上甲晃の人づくり
この講義は登録不要無料視聴できます!
▶ 無料視聴する
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
学歴なんか関係ない! 高い志を抱くためのNGワード
松下幸之助と上甲晃の人づくり(1)人間力を高める
上甲晃(志ネットワーク代表)
上甲晃氏は、自らの青年塾で、松下幸之助氏が目指した教育を実践している。松下氏、上甲氏が最も大事だと考えているのは“人間力”だ。それはなぜか。松下氏のエピソードを交えながら上甲氏が語る。(前編)
時間:8分40秒
収録日:2014年7月31日
追加日:2014年10月30日
カテゴリー:
≪全文≫

●大きく高い志を抱くことが一番の基本


 私の青年塾でもよく、“たかが”とか“しがない”という言い方をする人がおります。「俺は大した学校も出ていないから」「私はしがないサラリーマンだから」「私は取るに足らないような中小企業、零細企業で働いているから」というように言う人がおります。

 そのような考え方を私は頭から否定します。そのような考え方をすると、働き方がしがなくなる、卑しくなるのです。どのような零細企業にあっても、どのような学歴であっても、自分の将来に大きく高い志を抱くことが、誇れる人生を形づくっていく一番の基本ではないでしょうか。私は青年塾を、そのように考える若い人を一人でも増やしたいという思いで、人生のテーマとして今日までやってまいりました。

 青年塾はもう18期を数えます。全国を五つのブロックに分けて、基本的には各クラス20名単位。全体で90名から100名になります。年間に7回、2泊3日の合宿を行います。この合宿では、ある意味において、松下政経塾で松下幸之助さんが行いたかった教育を行っていると、私は自分で勝手に考えております。松下さんの考え方、育て方を、私は自分のつくった青年塾で一貫して実行していこうと思っております。

 言葉を変えれば、松下さん直伝の人づくりを自分なりに追い求めていきたいと思っています。松下政経塾のことをよく知っている人は、「政経塾と非常によく似ている」、あるいは、「松下さんの考え方と瓜二つだ」と言われると思いますが、まさにその通りであります。

 松下政経塾で現場の責任者をしていたときに、私に与えられた公案は、松下さんの人づくりへの思いでありました。それを、一生をかけて自分の青年塾で実現したいと思っている次第であります。


●松下電器は、“人間をつくる”会社だ


 では、“松下さんの人づくり”とは何か。端的なエピソードを一つご紹介したいと思います。まさに私が青年塾で行おうとしている教育の根本にある話であります。

 昭和のはじめ頃、松下電器産業がようやく中小企業として経営の軌道に乗り始めた頃の話であります。ある幹部が、外部の会合に出かけていきました。隣の人と名刺を交換したところ、隣の人が名刺を見ながら、「あなたは松下電器という会社に勤めておられるのですか。何を作っている会社ですか」と質問しました。彼はこのように答えました。「電気...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
メンタルヘルスの現在地とこれから(1)「心を病む」とはどういうことか
なぜ「心の病」が増えている?メンタルヘルスの実態に迫る
斎藤環
ウォーレン・バフェットの成功哲学(1)「世界一の投資家」の実像
世界一の投資家ウォーレン・バフェット…賢人と呼ばれる理由
桑原晃弥
ソニー流「人的資本経営と新規事業」成功論(1)人を真に活かす人事評価とは
ソニー流の「人材論」「新規ビジネス論」を具体的に語ろう
水野道訓
認知バイアス~その仕組みと可能性(1)認知バイアス入門
誰もが陥る「認知バイアス」…その例とメカニズム
鈴木宏昭
重職心得箇条~管理職は何をなすべきか(1)時代に請われ、時代に応えた佐藤一斎
リーダーの心得…幕末の偉人たちを育てた佐藤一斎に学べ!
田口佳史
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治

人気の講義ランキングTOP10
中国史概説~『皇帝たちの中国』を読む(1)なぜ「中国史はつまらない」のか?
驚きの中国史~「中国史はつまらない」という通説の裏の波乱の真実
宮脇淳子
編集部ラジオ2026(20)W杯に想う聖徳太子の「和」の力
【10minで考える】W杯と聖徳太子流・勝利への「和の力」の真実
テンミニッツ・アカデミー編集部
日本の財政の真実を検証する(1)膨らむ借金の知られざる実態
日本の財政の「真実」をデータで徹底検証…国際機関の分析は?
宮本弘曉
ラカンの精神分析~心の謎を解き明かす(6)オープンダイアローグと過程の重視
治さないと治る!?オープンダイアローグは逆説でできている
斎藤環
老子の神髄(2)達人の境地と「無為」
無為とは「絶対なる喜びを得る」こと…その境地こそ長寿への秘訣
田口佳史
AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か(7)自分の人生のために
AI時代こそAIでなく「生きた学び」で自分の人生を膨らませる
橋爪大三郎
重職心得箇条~管理職は何をなすべきか(2)一途と覚悟で道を究める
自己鍛錬を目指す人に知ってほしい数々の名言
田口佳史
AI大格差~最新研究による仕事と給料の未来(1)最新研究から見えてくる未来像
AI大格差…なぜ日本の雇用環境では「ショックが大きい」のか?
宮本弘曉
小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作
小澤俊夫
認知症とは何か(1)疾患の種類と対応
多くの認知症の原因は「脳のゴミ」の蓄積
遠藤英俊