中華思想は「太陽系」と考えれば、わかりやすくなる
中国の歴史的な習性である二重構造
中国という国は、確固とした中心性を保持するために独自のダブルスタンダードを持っている。数千年という歴史の中で培い、現代中国に今なお息づくその二重構造とは如何なるものか。毛沢東の言葉なども交え、歴史的な習性とも言...
収録日:2013/10/31
追加日:2014/03/20
ホモ・サピエンスの進化に貢献した「共同」のパワーとは
認知バイアス~その仕組みと可能性(5)共同のバイアス〈前編〉
私たちは他者との「共同」を前提にして、日常生活を送っている。その共同の中にもさまざまなバイアスが潜んでいるが、ホモ・サピエンスの進化、成功を支えたのは共同のパワーではないかと考えられている。そこで今回は、薄め効...
収録日:2022/05/26
追加日:2022/11/08
この三つをなくした人間は、必ず浮草のように浮遊する
日本が取り戻すべき三つの教育~宗教心・道徳・歴史の大切さ
戦後、日本の教育は捨ててはならないものを捨ててしまった。それが日本人のガッツを失わせ、慎みと誇りと自信を喪失させている。浮遊する日本を救うには、どうすればいいのか。山田宏氏が語る日本再生の道。
収録日:2014/04/04
追加日:2014/06/26
貨幣は精神的自由の温床「選択と私有財産の自由」を生んだ
増税はなぜ問題なのか―貨幣と自由の関係論
山田宏氏は、1年半で5パーセントから10パーセントへ倍増する日本の消費増税を批判する。増税の何が、どのように、なぜいけないのか。貨幣と自由の歴史的関係をひもときながら、山田氏が鮮やかに問題点を映し出す。
収録日:2014/04/04
追加日:2014/07/03
水牛に突き刺され生死をさまよった男が出会った「老子」
中国古典思想に学ぶ~そのエッセンスとは(3)老荘思想との出会いと学ぶことの醍醐味
中国古典思想研究を老荘思想からスタートさせたと話す老荘思想研究者・田口佳史氏。そのきっかけは25歳の時。タイのバンコク郊外で生死の境をさまようほどの重傷を負う中、『老子』に出会ったという。中国古典思想を中心とす...
収録日:2014/10/29
追加日:2015/06/11
慈悲深さ・寛容さと前向きさを持ち合わせたバランス感覚
ムハンマドを知る(2)「罪と罰」の裁定者
中東情勢が世界の注目を集める今、その動向を理解するにはそこに住まうイスラムの価値観を知る必要があるだろう。預言者ムハンマドの人物像を知ることは、その何より確かな道筋となる。歴史学者・山内昌之氏のナビゲートで、ム...
収録日:2015/05/28
追加日:2015/06/22
建築はみんなのお祭り、素人も手を出せるのが木造の魅力
森と都市の共生~木材活用の豊かな社会(6)都市木造の街並に向けて
2000年から始まった都市木造の取り組みだが、現実にはまだ一部の人にしか知られていない。木の香りと手触りを身近に取り戻せば、私たちの暮らしはどんなに変わるだろう。東京大学生産技術研究所教授・腰原幹雄氏に、都市木...
収録日:2015/11/19
追加日:2016/05/12
コリン・タッジが唱える「小規模農耕」とは何か
ソフトな歴史学のすすめ(3)小規模農耕から生まれるネットワーク
従来は、人類が大規模農耕を行うようになり文明が大きく発展したと捉えられていたが、それに若干の修正が出てきた。それが「小規模農耕」の存在だ。いったいどのようなものなのだろうか。上野氏の祖母のエピソードも交えながら...
収録日:2021/06/04
追加日:2021/10/25
ルターの宗教改革…「免罪符」は実は誤訳?真の意味は?
渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(2)カトリックとプロテスタント
渡部昇一氏は『わが体験的キリスト教論』(原題『ドイツ留学記(下)』)で、「猿の神学、猫の神学」という興味深い話を紹介している。これはカトリックとプロテスタントの違いを、動物の習性になぞらえて説明したものだが、こ...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/10/30
正々堂々の敵は避けるべし…気・心・力・変を治める重要性
『孫子』を読む:軍争篇(5)4つの治め方と戦闘上の法則
戦いのポイントとして「気」「心」「力」「変」という4つを挙げ、それらを治めることの重要性を説く孫子。それぞれどのようなことなのか。そして、最後に戦巧者として「してはいけない」という戦闘上の法則を挙げて締めくくる軍...
収録日:2020/06/16
追加日:2023/12/18