社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
「お金を貯められない人」がやっている行動とは?
そろそろ貯蓄したいなあと考えている方も多いのではないでしょうか。安定した生活のためには、少ない額でも貯蓄を持つところがスタートです。わかっているけれど、なぜだかうまくいかないという方、またどうしたらいいのか分からないという方、ここで確認しましょう。
もちろん、安くなっているので買い物としてはオトクです。ですが、「安いから買う」では出費は増える一方です。消費に対して「計画性」がありません。もし、お金を貯めたい、と考えているならば、「安いから買う」は必要ありません。「安い」ことと「必要」ということは違います。「安い」ものではなく「必要」なものを買うという意識が貯蓄の第一歩です。
また、ビニール傘が家に溜まっている、なんとなくコンビニに寄ってしまう、ATMで頻繁にお金を引き出しているという方も要注意。これらの行動にも計画性がありません。さらにお金やモノの管理ができていません。こういった常態が継続すると「必要」の意識は薄らいでしまいます。
さらに大事なのは、リストアップしたモノの売り場以外に立ち寄らないこと。またリストアップしていたものの近くでも別のモノが赤く「セール」と書かれていたら要注意。それは必要ないという意識をしっかり保ち、目をそらしましょう。お金を貯めると決めたならば、衝動を伴うエリアには近づかないことです。
「千里の道も一歩から」「ローマは一日にして成らず」「塵も積もれば山となる」。これらは、よく聞く言葉ですが、お金を貯めるためには最良の発想だと思われます。しかしこれはお金を使わないことや、何でも安く済ませるということではありません。何にお金を使うか、何を安く済ませるか自己管理して計画性を持つこと。これが、結果的に無理のない貯蓄につながります。
それでも、どうしても計画性が持てないという方は、銀行で毎月一定額の積み立て預金や、証券会社で積み立て投資信託を設定することをお勧めします。使えるお金を自分で制限して強制的に貯蓄に回す方法です。積み立て預金の場合、たとえば月に5000円ずつでも、1年後には6万円にはなります。さらにこの先もしかすると金利が上がるかもしれません。はじめは意識を変えるところで少々きついかもしれません。しかし時間が経つにつれて豊かになれる、と考えれば、案外ワクワクするものではないでしょうか。
お金を貯められない人がやっている行動
スーパーでレジに並んでいるときに見かけるワゴンセール。赤いシールで「半額!」と目に入るとついカゴに入れていませんか。また、靴屋さんで試着して鏡を見ていると、「今なら2足セットで3割引!」という貼り紙を見つけて2足目を探していませんか。さらにはデパートのセール会場の人込みで製品よりも値段や割引率に惹かれて商品を買っていませんか。もちろん、安くなっているので買い物としてはオトクです。ですが、「安いから買う」では出費は増える一方です。消費に対して「計画性」がありません。もし、お金を貯めたい、と考えているならば、「安いから買う」は必要ありません。「安い」ことと「必要」ということは違います。「安い」ものではなく「必要」なものを買うという意識が貯蓄の第一歩です。
また、ビニール傘が家に溜まっている、なんとなくコンビニに寄ってしまう、ATMで頻繁にお金を引き出しているという方も要注意。これらの行動にも計画性がありません。さらにお金やモノの管理ができていません。こういった常態が継続すると「必要」の意識は薄らいでしまいます。
買い物に行く前に必要なモノをリストアップ
貯蓄は衝動の戦いです。といってもやはり買い物は楽しいしストレス解消にもなります。大事なことは、「必要」なものを買うための意思を固めること。そのために買い物をするときには買うモノをスマホにリストアップしておくことをお勧めします。さらに大事なのは、リストアップしたモノの売り場以外に立ち寄らないこと。またリストアップしていたものの近くでも別のモノが赤く「セール」と書かれていたら要注意。それは必要ないという意識をしっかり保ち、目をそらしましょう。お金を貯めると決めたならば、衝動を伴うエリアには近づかないことです。
何にお金を使うべきか
生活するために必要なモノやコトは多くあります。心身を健康に保つ食事、美容、文化的活動、運動、大切な人と過ごすための時間などなど。うまくやりくりできれば、貯蓄のためとはいえこれらの費用を削る必要はないでしょう。もっといえば、むしろこういった場面でしっかりお金を使えるように、「今必要でない出費」や「衝動に任せた出費」を適切に抑えることがポイントなのです。「千里の道も一歩から」「ローマは一日にして成らず」「塵も積もれば山となる」。これらは、よく聞く言葉ですが、お金を貯めるためには最良の発想だと思われます。しかしこれはお金を使わないことや、何でも安く済ませるということではありません。何にお金を使うか、何を安く済ませるか自己管理して計画性を持つこと。これが、結果的に無理のない貯蓄につながります。
それでも、どうしても計画性が持てないという方は、銀行で毎月一定額の積み立て預金や、証券会社で積み立て投資信託を設定することをお勧めします。使えるお金を自分で制限して強制的に貯蓄に回す方法です。積み立て預金の場合、たとえば月に5000円ずつでも、1年後には6万円にはなります。さらにこの先もしかすると金利が上がるかもしれません。はじめは意識を変えるところで少々きついかもしれません。しかし時間が経つにつれて豊かになれる、と考えれば、案外ワクワクするものではないでしょうか。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,100本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
運も実力のうち!?小早川の寝返りを生んだ黒田長政の好運
運と歴史~人は運で決まるか(2)運に恵まれるにはどうすればいいか
普通の人間の「運」については、どう考えればいいのだろうか。例えば、日本において消費文化が花開いた江戸時代、11代将軍・徳川家斉の治世には、庶民が「運がめぐってこない」ことを皮肉った狂詩があった。運には「めぐりあわ...
収録日:2024/03/06
追加日:2024/04/25
陰の主役はイラン!?イスラエル・ハマス紛争の宗教的背景
グローバル・サウスは世界をどう変えるか(4)サウジアラビアとイランの存在感
中東のグローバル・サウスといえば、サウジアラビアとイランである。両国ともに世界的な産油国であり、世界の政治・経済に大きな存在感を示している。ただし、石油を武器にアメリカとの関係を深めてきたのがサウジアラビアであ...
収録日:2024/02/14
追加日:2024/04/24
起業の極意!サム・アルトマンと松下幸之助
編集部ラジオ2024:4月24日(水)
ChatGPTを開発したことで一躍有名となったOpenAI創業者のサム・アルトマン。AIの発展によって社会は大きく、急速に変化しており、その中心的な人物こそが彼であるといっても過言ではありません。
そんなアルトマンが...
そんなアルトマンが...
収録日:2024/04/15
追加日:2024/04/24
権威主義とポピュリズムへの対抗…歴史を学び、連帯しよう
民主主義の本質(5)民主主義を守り育てるために
ポピュリズムや権威主義的な国家の脅威が迫る現在の国際社会。それに対抗し、民主主義的な社会を堅持するために、国際社会の中で日本はどのように振る舞うべきか。議論を進める前提として大事なのは「歴史から学ぶ」ことである...
収録日:2024/02/05
追加日:2024/04/23
ルネサンスはどうやって始まった?…美術の時代背景
ルネサンス美術の見方(1)ルネサンス美術とは何か
ルネサンス美術とはいったい何なのか。これを考えるためには、なぜその時代に古代ギリシャ、ローマの文化が復活しなければならなかったのかを考える必要がある。その鍵は、ルネサンス以前のイタリアの分裂した都市国家の状態や...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/10/31