テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
会員登録 テンミニッツTVとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2018.04.15

自分はここで判断する「信頼できる人」の特徴

仕事でもプライベートでも、信用できる人は周囲に人が集まりやすく、頼りにされていると感じることもあれば、信用できない人はその逆の状態になることは少なくないですよね。では、周りから信用されるのはどんな人なのでしょうか。信頼できる人の特徴はどこか、アンケート調査を行いました。

自分の言葉に責任を持つ

「約束を守る、もし遅刻するとしてもきちんと連絡してくれる」
「やるといったことをきちんと実行する人。うやむやにされると信用できない」

 アンケートの中でもっとも多かった回答は、「嘘をつかない」「約束を守る」といった、「自分の言葉に責任を持てる人」というものでした。

 私たちが普段話している言葉は、自分が思っているよりも他人に大きな影響を与えています。周りに流されて意見をコロコロ変える人や、人によって言うことが違う人、すぐにその場しのぎの嘘をつくような人の言葉をなかなか信じられませんよね。それは狼少年の言うことを村人が信じなかった有名な童話と同じこと。言動がそのままその人の信頼度に直結しているのです。

自己管理がきちんとしてる人

「整理整頓や身だしなみがなってない人はちょっと…」
「お金の管理がちゃんとできている人は信頼できる」

次に多くあがったのは「管理がきちんとできていること」。お金の管理をはじめ、スケジュール管理、リスク管理の他にも「生活リズムを一定に保てていること」など、自分でコントロールする力がある人は信用できるという意見を聞くことができました。

トラブルが起こった時に適切な対応ができる人

「事故が起こった時にすぐ他人のせいにする人はありえない!」
「何かあった時にテンパらずに冷静に判断、対応していると信頼できる」

 同じく意見が多かったのが、トラブル発生時の対応。仕事の場で何らかのトラブルに巻き込まれたりすることは少なくありません。そういった時にこそその人の本性が出るというもの。こういう時にすぐ他人のせいにして責任をなすりつけるような人もいますが、こうした態度は信頼を失いやすいものです。トラブルが起こると頭が真っ白になってしまうこともありますが、するべき対処を冷静に判断できる人は、職場でも信頼度は高いのではないでしょうか。

他にもさまざまな意見が

 他にも「きちんと“ありがとう”がいえる人」「誰に対しても態度が変わらない人」「返信が早い」など、さまざまな意見が聞かれました。そのひとつひとつは些細な行動だけれど、積みかさねが信頼につながっていくものだと感じました。

信頼される人にはそれだけの理由があるもの。こうしていろいろと挙げていくと、身につまされることも多々ありましたが、すべてを完璧にこなすのはなかなか難しいかもしれません。それでも今までの自分を振り返って、少しだけふるまいに気をつけてみると、周りからの見方が少しずつ変わっていくかもしれませんね。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
自分を豊かにする“教養の自己投資”始めてみませんか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。 『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

縄文文化と弥生文化を分ける「4つの文化説」に迫る

縄文文化と弥生文化を分ける「4つの文化説」に迫る

弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(2)「4つの文化説」で考える弥生文化

縄文文化や弥生文化の区分は日本全体で一枚岩ではない。特に沖縄と北海道といった独自の文化を築いた地域はその区分には当てはまらず、また本州も地域ごとに異なる区分を持つ可能性がある。今回はこれまでの3つの文化説に対して...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/03/26
藤尾慎一郎
国立歴史民俗博物館 名誉教授
2

日本の働き方の大問題~第2の人生を明るくする方策は

日本の働き方の大問題~第2の人生を明るくする方策は

編集部ラジオ2025(4)「壁」ばかりの労働市場をどうする?

日本では、2040年に働き手不足が1100万人になるといわれています。しかしその一方で、定年後の「労働市場」は、まことにお寒い限りです。
2025年4月の高年齢者雇用安定法改正で、企業には『雇用を希望する65歳までの労働...
収録日:2025/02/05
追加日:2025/03/26
テンミニッツTV編集部
教養動画メディア
3

悪循環を壊すラストチャンス、攻めの経営への4つの兆候

悪循環を壊すラストチャンス、攻めの経営への4つの兆候

グローバル環境の変化と日本の課題(4)攻めの経営に向けた構造変化

我慢の経営から攻めの経営へ――この30年間で染み付いた日本企業の我慢の経営体質。これからのグローバル経済に対応するためには、攻めの経営に転じる必要がある。その呼び水となる兆候はすでに出てきている。今起きつつある日本...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/03/25
石黒憲彦
独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)理事長
4

「実質所得低迷」の構造的要因と「緊縮財政」の歴史的悲劇

「実質所得低迷」の構造的要因と「緊縮財政」の歴史的悲劇

お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(5)円安と実質所得低迷の構造的要因

日本国内でのお金の回りが芳しくない一方、海外への資金流出が強まっている。そこに日本経済の構造的課題と円安の要因が見え隠れする。今回はそれらを掘り下げるとともに、過去の緊縮財政が引き起こした悲劇も振り返りながらイ...
収録日:2024/12/04
追加日:2025/03/22
養田功一郎
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 執行役員
5

目標達成シートに注目!大谷翔平選手成功の鍵は考える習慣

目標達成シートに注目!大谷翔平選手成功の鍵は考える習慣

大谷翔平の育て方・育ち方(4)高校時代の師の教えと目標達成シート

「球場の一番高いマウンドに立つ人間は、みんなが一番嫌がる仕事をしなさい」――これは花巻東高校時代に佐々木洋監督からいわれた言葉だが、野球のことだけでなく、こうした人間性に関わる教えの数々がその後の大谷翔平選手を作...
収録日:2024/11/28
追加日:2025/03/24
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト