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DATE/ 2019.02.21

レンタカーとカーシェアリングどっちが安い?

 昨今、カーシェアリングの利用者が増えてきました。とくに都市部では顕著に増加しているようです。カーシェアリングのことが気になりながらも仕組みや料金がよくわからないから食わず嫌い、という方もたくさんいることでしょう。そこで今回はカーシェアとはどういうものなのか、レンタカーと比較ながら紹介していきたいと思います。

うなぎのぼりで増え続ける会員数

 カーシェアリングの利用者はここ数年、大きく増加しています。公益財団法人の交通エコロジー・モビリティ財団によると、昨年2018年3月の調査では、会員数が前年比で22パーセントも増加し、会員数は130万人を超えました。

 2010年頃からまさにうなぎのぼりの調子です。ちなみに2010年の会員数はまだ1万5千人ほどでした。

カーシェアリングとレンタカーの違い

 これほどにカーシェアリングに需要があるのはなぜでしょう。レンタカーと比較するとわかりやすいでしょう。みなさんもよくご存知のレンタカーの特徴といえば、たとえば「たくさん車種から車を選べる」「きちんと清掃やメンテナンスされている」「保険が付いている」「サポートセンターがある」などが思い浮かびます。じつは、これらの特徴はだいたいカーシェアリングにも当てはまります。

 では、なにが大きく異なるのかというと「対面の手続きが不要であること」「24時間利用可能(例外あり)」「数十分単位の短時間からの利用ができる」などです。そして、なかでも最も異なるのは料金です。

カーシェアリングの使い方

 カーシェアリングの利用方法も簡単にご紹介します。まずは「タイムズ」や「オリックス」など利用したい会社の会員登録をします。それからインターネットで予約し、予約した車に会員カードをかざすとドアが解錠します。給油は、会社によって異なりますが、半分以下などある一定量より少なくなったら行う必要があります。返却はもとのカーステーションに駐車するだけ。料金の支払いはクレジット決済で完了です。

 気になるのは料金システムでしょう。結論からいえば、カーシェアリングのほうが割安です。特定の一社のカーシェアリングとレンタカーそれぞれのサービスを利用した場合を考えるとわかりやすいと思います。

カーシェアリングの方が安い?

 「タイムズ」を例に考えてみましょう。「タイムズ」のカーシェアリングは月会費が1,030円かかります。

普通車の場合、15分で206円、
6時間パックが4,020円、
12時間パックが6,690円、
24時間パックが8,230円となっています。

12時間パック、24時間パックにはさらに距離料金として1キロあたり16円かかります。

 他方、レンタカーの方は、
6時間パックが9,072円、
12時間パックが11,016円、
24時間パックが12,960円となっています。

ここにガソリン代と保険の費用も加算されます。一回の利用分だけで比較すると、一目瞭然でカーシェアリングのほうがお得なことがわかります。

※料金は2019年2月時点のもの。

結局どっちがお得なのか

 結局のところ、どっちがお得なのか。利用頻度にもよりますが、料金だけでいうとおおまかにいってカーシェアリングのほうがお得です。とりわけ短時間の利用であれば、カーシェアリングに軍配が上がります。

 ただし、スマホやインターネットが不慣れな人にとっては会員登録やその他の手続きが面倒だったり、車をあまり利用しない人にとっては会員費が無駄になります。また、たくさんの車種のなかから好きな車を選びたいという方にとっては、やはりレンタカーのほうが優れているといっていいでしょう。

 カーシェアリングとレンタカー、どちらにも長所と短所があります。自分のライフスタイルや好みに合わせて選択することをオススメします。

<参考サイト>
・わが国のカーシェアリング車両台数と会員数の推移
http://www.ecomo.or.jp/environment/carshare/carshare_graph2018.3.html
・タイムズ 料金表
https://plus.timescar.jp/fare/use.html
(10MTV編集部)

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