社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
触れるテレビ!?驚くべき5年後の放送技術
2020年の東京オリンピックに向けて、TV放送技術はどんな進化をみせるのだろうか?そんな5年後の放送技術を垣間見ることのできるイベントが、東京都世田谷区にあるNHK放送技術研究所で開催された。
例年「技研公開」として開催されているもので、今年は「究極のテレビへ、カウントダウン」というサブタイトルからも伺えるよう、オリンピックを意識した放映技術に注目が集まっていた。
このロボット撮影の技術によれば、アスリートのテクニカルな動きや姿勢に応じ、これまで以上に多視点での撮影が可能となり、立体的な映像合成が可能となる。また、CGと組み合わせた解説、ボールの軌道などを多視点映像と組み合わせて分かりやすいAR解説映像として出力できるのだ。
カメラの小型化、ケーブル本数の削減、処理映像の高品質化、映像処理速度の向上によって、これまでに見たこともない映像が視聴できるようになる。
実際のデモでは、高級魚のキンキを3D映像として投影。触覚デバイスとなる指輪部に指をはめ、キンキの輪郭や表面をなぞったりすることができる。押したりすると、確かに弾力を感じることができる。背びれ部のとげとげした質感から、オブジェの奥行きも感じられた。
物体形状を認識し伝達するデバイスは少なくないが、硬さも含めたイメージ伝達が可能なところはかなりユニークである。
NHK技研によると、この技術の目的は、視覚障害者に物の形などの情報を伝えられるようにしたいとのこと。映像と音声では伝えきれない物体の硬さや手触り感を伝えられる「触れるテレビ」がここ10年くらいのうちに実現しそうである。
例年「技研公開」として開催されているもので、今年は「究極のテレビへ、カウントダウン」というサブタイトルからも伺えるよう、オリンピックを意識した放映技術に注目が集まっていた。
多視点映像合成の進化
オリンピック中継においては、臨場感とともにわかりやすい解説が求められる。今回は、ハイビジョンから4K、そして8Kと進む高解像度放送技術のロードマップもさることながら、複数のロボットカメラで同じ被写体を撮影し、多視点映像として出力する技術にスポーツ中継の可能性を感じた。このロボット撮影の技術によれば、アスリートのテクニカルな動きや姿勢に応じ、これまで以上に多視点での撮影が可能となり、立体的な映像合成が可能となる。また、CGと組み合わせた解説、ボールの軌道などを多視点映像と組み合わせて分かりやすいAR解説映像として出力できるのだ。
カメラの小型化、ケーブル本数の削減、処理映像の高品質化、映像処理速度の向上によって、これまでに見たこともない映像が視聴できるようになる。
触れるテレビ
その他、近未来の放送技術としてユニークなデバイスが「触ってみよう」のコーナーにあった。ディスプレイに表示されたCGを反射型空間映像投影板に映し、空間に結像した仮想物体に触れることにより、力覚のフィードバックと硬さを感じられる触覚デバイスである。実際のデモでは、高級魚のキンキを3D映像として投影。触覚デバイスとなる指輪部に指をはめ、キンキの輪郭や表面をなぞったりすることができる。押したりすると、確かに弾力を感じることができる。背びれ部のとげとげした質感から、オブジェの奥行きも感じられた。
物体形状を認識し伝達するデバイスは少なくないが、硬さも含めたイメージ伝達が可能なところはかなりユニークである。
NHK技研によると、この技術の目的は、視覚障害者に物の形などの情報を伝えられるようにしたいとのこと。映像と音声では伝えきれない物体の硬さや手触り感を伝えられる「触れるテレビ」がここ10年くらいのうちに実現しそうである。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
自分を豊かにする“教養の自己投資”始めてみませんか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
花粉、炭素、酸素同位体…重複分析で分かる弥生時代の環境
弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(3)弥生時代の環境と気候
古代の気候を推測するために、研究者はさまざまな方法を駆使してきた。海水面の位置をもとにした「弥生の小海退」説をはじめ、花粉や炭素濃度などから行う分析法には難点もある。その難点を克服した方法によって見えてきた弥生...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/04/02
分断進む世界でつなげていく力――ジェトロ「3つの役割」
グローバル環境の変化と日本の課題(5)ジェトロが取り組む企業支援
グローバル経済の中で日本企業がプレゼンスを高めていくための支援を、ジェトロ(日本貿易振興機構)は積極的に行っている。「攻めの経営」の機運が出始めた今、その好循環を促進していくための取り組みの数々を紹介する。(全6...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/04/01
なぜやる気が出ないのか…『それから』の主人公の謎に迫る
いま夏目漱石の前期三部作を読む(5)『それから』の謎と偶然の明治維新
前期三部作の2作目『それから』は、裕福な家に生まれ東大を卒業しながらも無気力に生きる主人公の長井代助を描いたものである。代助は友人の妻である三千代への思いを語るが、それが明かされるのは物語の終盤である。そこが『そ...
収録日:2024/12/02
追加日:2025/03/30
きっかけはイチロー、右肩上がりの成長曲線で二刀流完成へ
大谷翔平の育て方・育ち方(5)栗山監督の言葉と二刀流への挑戦
高校を卒業した大谷翔平選手には、選手としての可能性を評価してくれた人、そのための方策を本気で考えてくれた人がいた。それは、ロサンゼルス・ドジャースの日本担当スカウト小島圭市氏と、元日本ハムファイターズ監督で前WBC...
収録日:2024/11/28
追加日:2025/03/31
このように投資にお金を回せば、社会課題も解決できる
お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(6)日本の課題解決にお金を回す
国内でいかにお金を生み、循環させるべきか。既存の大量資金を社会課題解決に向けて循環させるための方策はあるのか。日本の財政・金融政策を振り返りつつ、産業育成や教育投資、助け合う金融の再構築を通した、バランスの取れ...
収録日:2024/12/04
追加日:2025/03/29