社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
「防災リュック」には何を入れておくべきか?
防災の備え、しておこうと思いつつなんとなくそのままにしている人もいるのではないでしょうか。今一度準備するものを確認しておきましょう。防災セットを購入するのが近道ですが、自分で準備する方が安く上がるかもしれません。ただし、中身は定期的に見直しましょう。電池切れや食品などの期限切れ、子供の成長段階における要不要といったものがあるかもしれません。
印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水。
ここには入っていませんが、現代では「スマホとスマホ充電器」はあった方がいいでしょう。また「簡易トイレ」や登山用などの細巻きのトイレットペーパーや芯を抜いたトイレットペーパーがあると安心です。あとは「マスク」。コロナ対策というだけでなく、災害時は埃などが舞っていたり、免疫力が落ちていたりするので必須です。他にも軽くて暖かい「アルミブランケット」や「レインコート」、「タオル」「使い捨て歯ブラシ」「ガム」などもあるといいようです。
防寒対策は大事です。冬に濡れてしまえば命に関わります。使い捨てカイロやレスキューシートやいざというときに首を出して着ることのできるゴミ袋も準備しておきましょう。ただしここまで紹介したものを全てパッキングするとかなり重くなるかもしれません。一般的には成人男性で15kgくらい、成人女性では10kgくらいまでを目安とする記事もあります。水は1人1リットルから1.5リットル程度、コンパクトな食品(栄養補助食品など)を3日分といったところで考えるとよさそうです。ただし、持ち運べることがなにより大事なので、実際背負ってみることをお勧めします。
水(飲料用・食事用)は大人一人あたり1日3リットルが目安です。3日分で考えると9リットル。あとはレトルト食品、パスタ・パスタソース、カップ麺、缶詰、カロリーメイト、おやつ、米。こういった備蓄用品は普段から少し多めに買い、消費期限の近いものから使うようにしましょう。使った分をまた買い足していくことで、備蓄を一定量に保っていくことができます。
調理器具としては、カセットコンロとガスボンベ、紙コップ、紙皿、割り箸、ラップといったものは準備しておきましょう。災害時は基本的に水が貴重です。ラップを紙皿に敷いて使うと紙皿を繰り返し使えます。「炊飯袋」もあると便利です。これは米と飲料水を入れて口を固く閉じ、20分程度煮るとことで炊飯できる袋です。炊き上げ用の水は飲料用でないものを再利用して使えるので大変便利です。
最低限必要なもの
まずは自分たちが避難する可能性のある避難所がどこかということは把握しましょう。可能であれば何が備蓄されているのかまで調べられるといいです。地域の役所のサイトから確認できる場合もあります。また防災リュックは、家族一人につき一つ準備しましょう。必要なものは年齢や性別で変わってきます。消防庁のサイトに記されていた最低限必要な非常持ち出し袋の中身は以下です。印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水。
ここには入っていませんが、現代では「スマホとスマホ充電器」はあった方がいいでしょう。また「簡易トイレ」や登山用などの細巻きのトイレットペーパーや芯を抜いたトイレットペーパーがあると安心です。あとは「マスク」。コロナ対策というだけでなく、災害時は埃などが舞っていたり、免疫力が落ちていたりするので必須です。他にも軽くて暖かい「アルミブランケット」や「レインコート」、「タオル」「使い捨て歯ブラシ」「ガム」などもあるといいようです。
女性・子供で特に必要なもの
あとは年齢や性別で異なってきます。女性の場合「生理用品」「下着」「靴下」「常備薬」が必要。子供の場合は年齢に応じて変わりますが、乳幼児であればミルクや哺乳瓶、オムツ、離乳食、ウェットティッシュ(おしりふき)、防寒グッズが必要です。目安としては3日分とされる場合が多いようですが、持ち出せることを優先しましょう。また、小学校低学年くらいまでは、避難所で心を安定させていられるよう、玩具や絵本といったものも準備できるといいようです。防寒対策は大事です。冬に濡れてしまえば命に関わります。使い捨てカイロやレスキューシートやいざというときに首を出して着ることのできるゴミ袋も準備しておきましょう。ただしここまで紹介したものを全てパッキングするとかなり重くなるかもしれません。一般的には成人男性で15kgくらい、成人女性では10kgくらいまでを目安とする記事もあります。水は1人1リットルから1.5リットル程度、コンパクトな食品(栄養補助食品など)を3日分といったところで考えるとよさそうです。ただし、持ち運べることがなにより大事なので、実際背負ってみることをお勧めします。
家に備蓄する水や食料、調理器具
電気ガス水道といったライフラインが止まってしまったとしても、自宅が何よりの避難場所という場合もあるでしょう。もちろん、避難袋に入れているものはそのまま利用できますが、特に自宅に備蓄しておくといい水の量や食料、調理器具は以下です。ちなみに食料備蓄は最低3日分から、可能であれば7日以上分をストックできるといいようです。水(飲料用・食事用)は大人一人あたり1日3リットルが目安です。3日分で考えると9リットル。あとはレトルト食品、パスタ・パスタソース、カップ麺、缶詰、カロリーメイト、おやつ、米。こういった備蓄用品は普段から少し多めに買い、消費期限の近いものから使うようにしましょう。使った分をまた買い足していくことで、備蓄を一定量に保っていくことができます。
調理器具としては、カセットコンロとガスボンベ、紙コップ、紙皿、割り箸、ラップといったものは準備しておきましょう。災害時は基本的に水が貴重です。ラップを紙皿に敷いて使うと紙皿を繰り返し使えます。「炊飯袋」もあると便利です。これは米と飲料水を入れて口を固く閉じ、20分程度煮るとことで炊飯できる袋です。炊き上げ用の水は飲料用でないものを再利用して使えるので大変便利です。
<参考サイト>
地震などの災害に備えて|総務省消防庁
https://www.fdma.go.jp/publication/database/activity001.html
地震などの災害に備えて|総務省消防庁
https://www.fdma.go.jp/publication/database/activity001.html
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
葛飾北斎と応為…画狂の親娘はいかに傑作へと進化したか
葛飾北斎と応為~その生涯と作品(1)北斎の画狂人生と名作への進化
浮世絵を中心に日本画においてさまざまな絵画表現の礎を築いた葛飾北斎。『富嶽三十六景』の「神奈川沖浪裏」が特に有名だが、それを描いた70代に至るまでの変遷が実に興味深い。北斎とその娘・応為の作品そして彼らの生涯を深...
収録日:2025/10/29
追加日:2025/12/05
夜まとめて寝なくてもいい!?「分割睡眠」という方法とは
熟睡できる環境・習慣とは(4)起きているときを充実させるために
「腸脳相関」という言葉がある。健康には腸内環境が大切といわれるが、腸で重要な役割をしている物質が脳にも存在することが分かっている。「バランスの良い食事」が健康ひいては睡眠にも大切なのは、このためだ。人生は寝るた...
収録日:2025/03/05
追加日:2025/12/14
平和の実現を哲学的に追求する…どんな平和でもいいのか?
平和の追求~哲学者たちの構想(1)強力な世界政府?ホッブズの思想
平和は、いかにすれば実現できるのか――古今東西さまざまに議論されてきた。リアリズム、強力な世界政府、国家連合・連邦制、国連主義……。さまざまな構想が生み出されてきたが、ここで考えなければならないのは「平和」だけで良...
収録日:2025/08/02
追加日:2025/12/08
PDCAサイクルを回すための5つのプロセスとそのすすめ方
プロジェクトマネジメントの基本(3)プロジェクトのすすめ方
プロジェクトを進める際にPDCAサイクルの概念は欠かせない。国際標準PMBOKでは、PDCAを応用した「立上げ」「計画」「実行」「監視コントロール」「終結」の5段階をプロジェクトに有用とし、複数フェーズでそれを回す。ステーク...
収録日:2025/09/10
追加日:2025/12/10
脳内の量子的効果――ペンローズ=ハメロフ仮説とは
エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(2)量子論と空海密教の本質
「ワット・ビット連携」の概念がある。これは神経と血管の関係にも似ており、両者が密接に関係するところから、それをもとに人間の本質について考察していくことになる。また、中村天風の思想から着想を得て、人間の心には霊性...
収録日:2025/03/03
追加日:2025/11/13


