テンミニッツ・アカデミー|有識者による1話10分のオンライン講義
会員登録 テンミニッツ・アカデミーとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2021.10.15

車に常備しておきたいもの10選

 車の中は快適にかつ安全に過ごしたいものです。ただし、収納スペースなどは限られています。最低限、何があればより安全・快適に過ごせるのでしょうか。ここでは車に常備しておくと役に立つもの10選プラスアルファをご紹介します。

車に常備しておくと役に立つもの10選

1. スマホ充電器

 ナビゲーションやリアルタイムの道路や天気の状況確認、何かあった時の連絡手段、懐中電灯の代わりなどなど、スマホはドライブの命綱です。しかしバッテリーが切れれば元も子もありません。車用の充電器は必ず準備しておきましょう。シガーソケットをUSB端子にしてくれる車載充電器(カーチャージャー)も比較的安価でたくさん出回っています。ただし、スマホの携帯バッテリーは置かないほうがいいようです。特に夏場の誰もいない車中は、高温になることがあります。このときに車に置いたままにしておくと火災のリスクがあります。

2.ブースターケーブル、軍手

 2020年度のJAF出動理由1位はバッテリー上がり。88万2740件も起きています。2位はタイヤのパンクで38万2439件なのでダブルスコアで断トツ1位です。自分では使い方が分からなくても、ブースターケーブルは常備しておきましょう。救援してくれる人が現れた状況でも役に立ちます。ケーブルは軽自動車であれば50Aでも可能ですが、120A以上のものであればあらゆる乗用車に対応します。また、ブースターケーブルを使う際には軍手も必須です。セットで準備しておきましょう。

3.緊急脱出用ガラスハンマー

 車の水没、横転といった危機的状況は自分が気をつけていても避けられない場合があります。ドアが開かなくなった状態で車から脱出するためには「緊急脱出用ガラスハンマー」は必須です。傘やコインなどでは車の窓ガラスを割ることは無理ですが、緊急脱出用ハンマーであれば容易に窓を割ることができます。シートベルトカッター付きのハンマーを用意しておくと、焦った時でも安心です。ただし、割るのはサイドガラスです。フロントガラスはかなり頑丈なのでなかなか割れません。

4.スマートキーの電池

 意外と盲点なのが、スマートキーの電池切れ。スマートキーの電池が切れた場合、スマートキーに内蔵されているメカニカルキーで対処可能です。しかし説明書で使い方を把握していないと焦ります。電池は日ごろから準備しておきましょう。できれば、一年に一度、予備にしていた電池と交換して、また新しい電池を常備しておくというようにすると安心かもしれません。

5.レインコート・傘などの雨具

 ゲリラ豪雨などの急な雨はいつ襲ってくるかわかりません。簡易なレインコートや折りたたみ傘はラゲッジスペースに入れておきましょう。

6.タオル、雑巾

 曇った窓を拭く、汚れをとる、雨の日の移動で使うなどなどさまざまな用途で使えます。汚れてもいい雑巾と綺麗なタオル、どちらも準備しておきましょう。

7.レジ袋・ビニール袋

 濡れたものを入れたり、ゴミ袋にしたり、さまざまな利用価値があります。数枚パックのものを常備しておくといいでしょう。

8.現金

 移動中に財布をなくした、財布を忘れてきたのにうっかりコインパーキングに入ってしまった、ETCが使えないといった状況も起こり得ます。ダッシュボードなどに数千円から1万円くらい入れておくと、何かあった時に安心です。

9.サングラス

 太陽光が眩しいとき、車のサンバイザーだと状況に応じて角度を頻繁に調節する必要があったりします。サングラスがあれば便利です。

10.地図帳
 スマホやカーナビがあれば大丈夫、と思うかもしれません。しかし状況や場所によってスマホやカーナビが使えなくなることもあります。印刷されたアナログな地図帳は意外と役に立つ場面があるかもしれません。

車に常備しておくと役に立つものプラスアルファ

 他にも「携帯トイレ」や「新聞紙」といったものがあると安心です。新聞紙は寒い時のブランケットがわりにもなります。「レジャーシート」も水滴がつきそうなものをラゲッジスペース内に持ち込む時に役立ったりします。

 あとは「LEDの懐中電灯」も必要との声もあるようです。スマホでも代用できますが、いざという時にはスマホの電池消費量は最低限に抑えたいところ。LEDの懐中電灯があれば、明るい環境をしっかり確保できます。

<参考サイト>
よくあるロードサービス出動理由|JAF
https://jaf.or.jp/common/about-road-service/frequency
ブースターケーブルとは。車とブースターのつなぎ方や使い方|ZURICH
https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-whatis-boostercable/
これは愛車に積んでおこう!! トランクに常備したい便利なアイテム|ベストカーWeb
https://bestcarweb.jp/news/car-accessory/311850

~最後までコラムを読んでくれた方へ~
自分を豊かにする“教養の自己投資”始めてみませんか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。 『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

ヒトは共同保育の動物――生物学からみた子育ての基礎知識

ヒトは共同保育の動物――生物学からみた子育ての基礎知識

ヒトは共同保育~生物学から考える子育て(1)動物の配偶と子育てシステム

「ヒトは共同保育の動物だ」――核家族化が進み、子育ては両親あるいは母親が行うものだという認識が広がった現代社会で長谷川氏が提言するのは、ヒトという動物本来の子育て方法である「共同保育」について生物学的見地から見直...
収録日:2025/03/17
追加日:2025/08/31
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長 元総合研究大学院大学長
2

日本の弾道ミサイル開発禁止!?米ソとは異なる宇宙開拓の道

日本の弾道ミサイル開発禁止!?米ソとは異なる宇宙開拓の道

未来を知るための宇宙開発の歴史(7)米ソとは異なる日本の宇宙開発

日本は第二次大戦後に軍事飛行等の技術開発が止められていたため、宇宙開発において米ソとは全く違う道を歩むことになる。日本の宇宙開発はどのように技術を培い、発展していったのか。その独自の宇宙開拓の過程を解説する。(...
収録日:2024/11/14
追加日:2025/09/02
川口淳一郎
宇宙工学者 工学博士
3

より良い人生への学び…開かれた知、批判の精神、学ぶ主体

より良い人生への学び…開かれた知、批判の精神、学ぶ主体

「アカデメイア」から考える学びの意義(4)学びの3つのキーワード

私たちにとって「学び」はどんな意義を持つのか。学びについて考えるべき要素は3つあると納富氏はいう。さらに、「学びは生きる場所」でもある。今生きている人と対話をする。先人たちと書物を通じて対話する。そのことで、自分...
収録日:2025/06/19
追加日:2025/09/03
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授
4

天平期の天然痘で国民の3割が死亡?…大仏と崩れる律令制

天平期の天然痘で国民の3割が死亡?…大仏と崩れる律令制

「集権と分権」から考える日本の核心(3)中央集権と六国史の時代の終焉

現代流にいうと地政学的な危機感が日本を中央集権国家にしたわけだが、疫学的な危機によって、それは早い終焉を迎えた。一説によると、天平期の天然痘大流行で3割もの人口が減少したことも影響している。防人も班田収授も成り行...
収録日:2025/06/14
追加日:2025/09/01
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家
5

世界は数学と音楽でできている…歴史が物語る密接な関係

世界は数学と音楽でできている…歴史が物語る密接な関係

数学と音楽の不思議な関係(1)だれもがみんな数学者で音楽家

数学も音楽も生きていることそのもの。そこに正解はなく、だれもがみんな数学者で音楽家である。これが中島さち子氏の持論だが、この考え方には古代ギリシア以来、西洋で発達したリベラルアーツが投影されている。この信念に基...
収録日:2025/04/16
追加日:2025/08/28
中島さち子
ジャズピアニスト 数学研究者 STEAM 教育者 メディアアーティスト