社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
スマホの電源、何度も切ると良くないって本当?
今や子どもから大人まで毎日の生活に欠かせなくなっているスマホ。朝のアラーム、空き時間のゲームや動画視聴、連絡手段など用途はさまざまですが、家にいてスマホを使わない時間もありますよね。そんなとき、あなたはこまめに電源をオフにしますか? それとも使わない時間とはいえ、わざわざ電源をオフにはしない派ですか?
筆者は後者なのですが、ネットを見てみると「1週間や1ヶ月など定期的に電源をオフにした方が良い」という意見や「必要なければわざわざ電源を落とす必要はない」という意見、「こまめに電源を切るのはスマホによくない」という意見までさまざまなものがあります。実際のところはどうなのか、調べてみました。
また、あるメーカーは「電源オンで画面が非表示のときにも消費電力を抑える制御を行っているため、電源を切ったときに機器に与える負荷はそれほど変わらない」としています。すべてのメーカーがこの対応をしているとは限りませんが、電源をオフにしない風潮が強まっていて、メーカーもそれに対応している状況をうかがうことができます。
また、ネットを調べていると「連続使用時間が長くなりすぎると、スマホの動作が不安定になるから定期的に電源を入れ直すようにしている」という人も少なくないようです。上述の通り、こまめに電源のオンオフを繰り返すとバッテリーに負荷がかかってしまうのですが、電源をオンにしたままずっと使っていると不具合が起こりやすくなることもあるようです。気になる場合には定期的に電源を入れ直すのが良いでしょう。
ちなみに、電源を入れ直すタイミングは人によって月に1回、週に1回などさまざまですが、どの程度スマホを使うかによっても変わってきます。一日中ゲームをやるような人であれば1日に1回再起動することでリセットした方が良いかもしれませんし、あまり使わないから1ヶ月に一度でも問題ない人もいるでしょう。
電源のオンオフが気にならなければオフにしない、気になる場合には月に1回程度の電源の入れ直しを実践してみて、もう少しこまめにやった方が良い場合には2週間に1回、1週間に1回と自分に合ったペースを探してみましょう。繰り返しになりますが、短時間の電源のオンオフは避けるようにしてくださいね。
筆者は後者なのですが、ネットを見てみると「1週間や1ヶ月など定期的に電源をオフにした方が良い」という意見や「必要なければわざわざ電源を落とす必要はない」という意見、「こまめに電源を切るのはスマホによくない」という意見までさまざまなものがあります。実際のところはどうなのか、調べてみました。
短時間でオンオフを繰り返すのはNG
スマホのメーカー数社は「電源はオンのまま長時間使用する想定で設計しているので、問題はない」という見解を出しています。むしろ、電源をオフからオンにする時に大きな消費電流が必要になるので、短時間で繰り返し電源をオンオフするのはバッテリーに負荷を与えてしまう行為だとして、あまり推奨していません。また、あるメーカーは「電源オンで画面が非表示のときにも消費電力を抑える制御を行っているため、電源を切ったときに機器に与える負荷はそれほど変わらない」としています。すべてのメーカーがこの対応をしているとは限りませんが、電源をオフにしない風潮が強まっていて、メーカーもそれに対応している状況をうかがうことができます。
電源をオフにした方が良いタイミングは?
ご紹介した通り、電源は基本的につけっぱなしで問題ない、というのがメーカーの見解ですが、電源を入れ直した方が良いシーンもあることを覚えておきましょう。それは、アプリの動作が重い、スマホがうまく反応しないなど、不具合やトラブルが起きたときです。スマホを再起動することでアプリやソフトウェアの動作も初期化されるので、結果としてスマホの不具合が解消されることも少なくありません。また、ネットを調べていると「連続使用時間が長くなりすぎると、スマホの動作が不安定になるから定期的に電源を入れ直すようにしている」という人も少なくないようです。上述の通り、こまめに電源のオンオフを繰り返すとバッテリーに負荷がかかってしまうのですが、電源をオンにしたままずっと使っていると不具合が起こりやすくなることもあるようです。気になる場合には定期的に電源を入れ直すのが良いでしょう。
ちなみに、電源を入れ直すタイミングは人によって月に1回、週に1回などさまざまですが、どの程度スマホを使うかによっても変わってきます。一日中ゲームをやるような人であれば1日に1回再起動することでリセットした方が良いかもしれませんし、あまり使わないから1ヶ月に一度でも問題ない人もいるでしょう。
電源のオンオフが気にならなければオフにしない、気になる場合には月に1回程度の電源の入れ直しを実践してみて、もう少しこまめにやった方が良い場合には2週間に1回、1週間に1回と自分に合ったペースを探してみましょう。繰り返しになりますが、短時間の電源のオンオフは避けるようにしてくださいね。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
自分を豊かにする“教養の自己投資”始めてみませんか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
なぜ空海が現代社会に重要か――新しい社会の創造のために
エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(1)サイバー・フィジカル融合と心身一如
現代社会にとって空海の思想がいかに重要か。AIが仕事の仕組みを変え、超高齢社会が医療の仕組みを変え、高度化する情報・通信ネットワークが生活の仕組みを変えたが、それらによって急激な変化を遂げた現代社会に将来不安が増...
収録日:2025/03/03
追加日:2025/11/12
『武功夜話』は偽書か?…疑われた理由と執筆動機の評価
歴史の探り方、活かし方(5)史実・史料分析:秀吉と秀次編〈下〉
豊臣秀次事件に対する見方を変えた『武功夜話』だが、実は偽書疑惑もある。今回は、そのことに鋭く迫っていく。『武功夜話』は、豊臣秀吉に仕えて大名まで上り詰めた前野長康の功績を中心に記された史料だが、その発表・出版の...
収録日:2025/04/26
追加日:2025/11/28
日本企業が世界のビジネスに乗り遅れた要因はオウンゴール
内側から見たアメリカと日本(6)日本企業の敗因は二つのオウンゴール
日本企業が世界のビジネスに乗り遅れた主な要因として、二つのオウンゴールを挙げる島田氏。その一つとして台湾のモリス・チャン氏によるTSMC立ち上げの話を取り上げるが、日本はその動きに興味を示さず、かつて世界を席巻して...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/25
歴史作家・中村彰彦先生に学ぶ歴史の探り方、活かし方
編集部ラジオ2025(29)歴史作家の舞台裏を学べる
この人生を生きていくうえで、「歴史」をひもとくと貴重なヒントにいくつも出会えます。では、実際にはどのように歴史をひもといていけばいいのか。
今回の編集部ラジオでは、歴史作家の中村彰彦先生がご自身の方法論...
今回の編集部ラジオでは、歴史作家の中村彰彦先生がご自身の方法論...
収録日:2025/10/17
追加日:2025/11/27
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02


