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味、コク、風味が全然違う!産地別コーヒー豆の特徴の違い
肌寒くなってくるこの頃、温かいコーヒーが飲みたくなる季節だ。おしゃれなカフェで飲むのもいいが、たまには家で味わってみるのもいいだろう。どうせ飲むなら、豆にこだわって楽しみたい。
焙煎の度合いはライトローストからイタリアンローストへ至るまで八段階あり、焙煎度が高くなればなるほど、黄色から茶、黒へと変化していく。ライトは酸味が強く、イタリアンに近づくほど苦味が強くなっていく。
これは何の豆?というのがわからないパッケージを買うときには、生産国を見てみよう。国によって豆の種類は分かれている。
・モカ(エチオピア・イエメン産)
日本人に一番親しまれている豆程よい酸味とコクがあり、一番古くからある種類
・メキシコ(メキシコ産)
適度な酸味と香りで上品な味が特徴
・ブラジル・サントス(ブラジル産)
酸味、コク、苦味がちょうどよいバランス。ブレンドのベースとしてよく使われ、香りが高い
・コロンビア(コロンビア産) 酸味控えめ、甘味があり、まろやかなコクがある
・グァテマラ(グァテマラ産)
酸味控えめ、甘味があり、上品な口当たり
・マンデリン(インドネシア産)
コクと苦味が強いが、上品な口当たり
・ベネズエラ(ベネズエラ産)
苦味強めで、酸味があり、香り高い
・ハワイ・コナ(ハワイ産)
強い酸味と甘み
・ケニア(ケニア産)
強い酸味。キレがあって後味も良い
・ブルーマウンテン(ジャマイカ産)
酸味と苦味はひかえめに、高い香りと甘さが特徴的。とにかく軽い飲み心地
・キリマンジャロ(タンザニア酸)
後味のすっきりした酸味を持つ。芳醇な香り
よく飲まれる有名なものを挙げたが、まだまだ種類はたくさんある。コーヒー豆は60を超える地域で生産されている。それぞれに特徴があり、味も香りも違う。
もしあなたがもう少しコーヒーと深くつきあっていきたいと思うなら、新しい豆にもチャレンジしてみてほしい。そして好きな豆を見つけたら、好みの焙煎方法や淹れ方を見つけて、もっとコーヒーを楽しめる生活を送ってみてはいかがだろうか。
コーヒー豆はどこからくるのか
アカネ科の常緑樹、コーヒーノキ。白い花を咲かせたあと、赤くて丸い実をつける。実の中には二つの種子が入っていて、これを生成した薄緑色の生豆(なままめ、きまめ)を焙煎したものがコーヒー豆である。焙煎の度合いはライトローストからイタリアンローストへ至るまで八段階あり、焙煎度が高くなればなるほど、黄色から茶、黒へと変化していく。ライトは酸味が強く、イタリアンに近づくほど苦味が強くなっていく。
ブレンドとストレート
よく耳にする「モカブレンド」は、モカを中心にいろんな豆を入れている。ストレートはモカならモカだけ、というように一種類のみの味を味わえる。これは何の豆?というのがわからないパッケージを買うときには、生産国を見てみよう。国によって豆の種類は分かれている。
コーヒー豆の種類
産地により味はさまざま。他にもコクや風味で違いがある。・モカ(エチオピア・イエメン産)
日本人に一番親しまれている豆程よい酸味とコクがあり、一番古くからある種類
・メキシコ(メキシコ産)
適度な酸味と香りで上品な味が特徴
・ブラジル・サントス(ブラジル産)
酸味、コク、苦味がちょうどよいバランス。ブレンドのベースとしてよく使われ、香りが高い
・コロンビア(コロンビア産) 酸味控えめ、甘味があり、まろやかなコクがある
・グァテマラ(グァテマラ産)
酸味控えめ、甘味があり、上品な口当たり
・マンデリン(インドネシア産)
コクと苦味が強いが、上品な口当たり
・ベネズエラ(ベネズエラ産)
苦味強めで、酸味があり、香り高い
・ハワイ・コナ(ハワイ産)
強い酸味と甘み
・ケニア(ケニア産)
強い酸味。キレがあって後味も良い
・ブルーマウンテン(ジャマイカ産)
酸味と苦味はひかえめに、高い香りと甘さが特徴的。とにかく軽い飲み心地
・キリマンジャロ(タンザニア酸)
後味のすっきりした酸味を持つ。芳醇な香り
よく飲まれる有名なものを挙げたが、まだまだ種類はたくさんある。コーヒー豆は60を超える地域で生産されている。それぞれに特徴があり、味も香りも違う。
もしあなたがもう少しコーヒーと深くつきあっていきたいと思うなら、新しい豆にもチャレンジしてみてほしい。そして好きな豆を見つけたら、好みの焙煎方法や淹れ方を見つけて、もっとコーヒーを楽しめる生活を送ってみてはいかがだろうか。
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