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「アサイン」「エビデンス」「ローンチ」…今すぐ使えるカタカナビジネス用語一覧
「スキーム」「マネタイズ」「ウィンウィン」「リマインド」「コミット」「デフォルト」……などなど、仕事の打ち合わせやメールなどで見聞きするカタカナビジネス用語。まったく知らない言葉が出てくると、「これを知らないのは自分だけ?」「この言い方って一般的?」と不安になることもあれば、「このメンバーの会議で使っても意味が伝わらないんじゃない?」と困惑したり、「カッコつけてるつもりなのかな」と失笑してしまうこともある。こうした経験は誰もが一度はおありではないだろうか。
実際、ネットでカタカナビジネス用語について調べてみると、「使うと恥ずかしい」というタイトルのついた記事があるかと思えば、逆に「知らないと恥ずかしい」と言い切っているものもあり、しかもそのなかに出てくる用語は、けっこう被っているので、いったいどちらが正しいのか? と思ってしまう。
いずれにせよ(使うか使わないかは別として)、知っているに越したことはない。ということで、すでに市民権を得つつあるものから、まだまだ新人のものまで、巷にあふれるカタカナビジネス用語をピックアップしてみた。
さて、あなたはいくつご存知だっただろうか。当然、業界や世代によって感じ方は違うもので、場や使い方によってはプラスにもマイナスにも働く可能性があるのだろう。使うか使わないかは個人の自由だが、円滑なコミュニケーションのためにも、使う際には相手を選び、空気を読んで効果的に使いたいものだ。
実際、ネットでカタカナビジネス用語について調べてみると、「使うと恥ずかしい」というタイトルのついた記事があるかと思えば、逆に「知らないと恥ずかしい」と言い切っているものもあり、しかもそのなかに出てくる用語は、けっこう被っているので、いったいどちらが正しいのか? と思ってしまう。
いずれにせよ(使うか使わないかは別として)、知っているに越したことはない。ということで、すでに市民権を得つつあるものから、まだまだ新人のものまで、巷にあふれるカタカナビジネス用語をピックアップしてみた。
アサイン
指定、任命アライアンス
提携、提携先インフルエンサー
影響力のある人。顧客の購入意思決定などに影響を与える人エグゼキューション
実施、実行MTG
ミーティングウィンウィン
仕事上の両者が、いずれも利益を得る、どちらも成果を得るといった意味エビデンス
証拠OJT
On The Job trainingの略語。実務において、仕事の訓練を行うことオーソライズ
正当と認めること。プロジェクトを進めることなどが認められることカウンターパート
直接対応してくれる相手のこと。仕事上の相手側の担当ガバナンス
管理、統治のこと。「コーポレートガバナンス」は、経営者などによる企業の管理、統治クライアント
顧客クロージング
契約や取引が完了することコミット
関わる、貢献する、約束するなどの意味コンセンサス
複数の人の同意を得ることコンバージョン
最終的成果。商品を購入された数や、広告のクリック数などジャストアイデア
思いつきスキーム
全体の仕組みがちゃんと考えられている計画のことステークホルダー
利害関係者。たとえば株主、取引先、顧客などデフォルト
初期設定、普通、債務不履行などの意。これを言う人によって意味が変化するので注意ネゴ
ネゴシエーションの略。交渉バジェット
予算バッファ
余裕、余地を持たせている部分フィックス
最終決定ペンディング
保留。仕事をいったん棚上げすることマター
案件。「○○さんマター」などと言い、誰の仕事かなどを示すマネタイズ
利益を上げること。利益を上げる方法リーチ
ネットやテレビで、広告などが何人に見られたか、届いたかという意味リスケ
リスケジュールの略。予定を組みなおすことリバイズ
修正リマインド
相手が日程などを覚えているか不安なときに、思い出させることレベニュー
収入のこと。レベニューシェアとは、参加者で収入や費用を分配することローンチ
スタートの意さて、あなたはいくつご存知だっただろうか。当然、業界や世代によって感じ方は違うもので、場や使い方によってはプラスにもマイナスにも働く可能性があるのだろう。使うか使わないかは個人の自由だが、円滑なコミュニケーションのためにも、使う際には相手を選び、空気を読んで効果的に使いたいものだ。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
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