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DATE/ 2017.02.25

「意識高い系女子」が嫌われる4つの理由

 食や健康、社会問題などへの関心が高く、何かしらの行動を起こしている女性は、同じ女性たちから「意識が高いよね」と憧れと尊敬の眼差しを向けられてきました。そんな女性に影響を受け、お手本にして頑張ろうと自分磨きに励む人も多かったように思います。

 ところが最近、そんな女性たちのなかでも「意識高い系女子」と揶揄されてしまう人たちが増えてきました。本来なら、「意識が高い」とは褒め言葉だったはずです。しかし、意識の高い行動を発信する女性のなかには偽物もまざっており、そうした女性たちは「意識高い系」と同性から面倒くさがられています。

 本当に「意識が高い女性」と、「意識高い系女子」の間には、いったいどんな違いがあるのでしょうか。今回はその差を調査し、考察していきたいと思います。

「意識が高い」と「意識高い系」は紙一重?

 まずは「意識が高い」と思われる女性の行動を30~40代の女性に聞き取り調査し、10項目にまとめてみました。まずはチェックしていきましょう。

1・オーガニック食材や有機野菜にこだわった食生活をしている。
2・ワインを選ぶときはビオワインやヴァン・ナチュールにしている。
3・チアシード、アサイー、ココナッツオイルなどスーパーフードに詳しい。
4・糖質オフやグルテンフリーなど健康的なダイエットをしている。
5・体型や健康維持のために、ヨガやランをしている。
6・早起きして、さまざまな朝活に励み自分磨きをしている。
7・ワークショップやセミナーなど知的なイベントに積極的に参加している。
8・子ども、ペット、健康、食に関する良い情報は友人にシェア。
9・空き時間はカフェで仕事、ランチミーティングで時間を有効利用。
10・SNSを活用し、人脈や知識の強化につとめている。

 いずれも、「健康に気を使っているな」とか、「自分磨きにポジティブだな」「社会問題への意識も高いな」と、ひとつひとつを見ると褒められることばかりではないでしょうか。しかし、これと同じ言動をしていても、「意識高い系女子」と言われてしまう人たちもいるのです。

こんな「意識が高い」アピールは逆効果

 上記のような行動を、黙ってひとり実践しているなら、それは本当の意識の高い女性かもしれません。ところが「意識高い系女子」と同性に思われてしまう人には、以下のような余計な行動や特徴があるらしいのです。

1.頑張っているアピールがうるさい。
 今は何でもSNSにアップし、自分アピールしてしまう女性も少なくありません。その内容次第で自分をどう見せるか演出もできてしまう時代。「あまりにも、よく見せたい・褒められたいという投稿が続くと、見ている側もだんだんと、いいね!を押したり、肯定的なコメントを書くのもうんざりしてきてしまいます。」との厳しい言葉も。みんなに認められるため、という言動が特徴のようです。

2.流行モノに弱いただのミーハー。
 キヌアの次はアーモンドミルク。糖質オフはやめたと聞けば、今度はグルテンフリーダイエット。そんなふうに健康や美容に良い最先端なものへの意識が高いと見せていても、実はすべて世の中の流行りに次々と乗っているだけでは、という意見も。最先端のものを取り入れる=意識が高い、と勘違いしているのが意識高い系女子の顕著な例。信念がないと、意識高い系女子と言われがちです。

3.押しつけがましい価値観の布教活動。
 「添加物だらけだからジャンクフードはだめ」とか「そんなシリコンの入った安いシャンプーを使っているの?」などと、ダメ出しして、自分が正しいと思ったことは間違いないと押し付けてくるのが、嫌われる意識高い系女子。「みんなで食事をする時も、割高でも自然派ワインや有機野菜の店を指定してきて巻き込みます」と迷惑顔の女性も。周りの反応が見えなくなっている人も多いようです。

4・実は誰かの聞きかじりで理解が浅い。
 「たとえばオーガニックとマクロビオティックの違いがわからず一緒くたにしていたり、ビオワインは頭痛にならないと聞けば理由や真偽も調べず信じているのは、意識が高いとは言えませんよね」との意見も。流行に流されやすいことと通じるものもありますが、自分でもう一歩踏み込む努力や、情報の信憑性を疑うこともなく公言し、意識の高い自分やそのライフスタイルに酔っている女性も多いようです。

意識を高く持って行動するには努力や信念が必要

 女性が女性を見る目は、なかなか厳しいものがありますね。また、意識を高く持って行動することは努力や信念が必要で、実は簡単なことではないようです。

 しかし、今回厳しい意見を聞かせてくれた女性たちも「視野が広く、その中から自分の信じたことをコツコツ実践している、本当に意識の高い女性もいる」と教えてくれました。行動が伴っていれば、アピールせずとも人は見てくれているもの、感じるものなのかもしれません。
(10MTV編集部)