「Pepper」の全て
この講義シリーズの第1話
登録不要無料視聴できます!
▶ 第1話を無料視聴する
閉じる
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
Pepper店舗設置にあたり孫正義社長が大反対したこと
「Pepper」の全て(3)もしウチにロボットがいたら
蓮実一隆(ソフトバンクロボティクス株式会社 取締役 CMO)
2015年6月に一般向け販売が始まったとたん、1000台限定の受付が1分で終了となった、ソフトバンクの感情認識パーソナルロボット「Pepper」。今や全国のあちこちで見かけるようになった「彼」は、どんなお仕事ぶりをみせているか。開発責任者であるソフトバンクロボティクス株式会社プロダクト本部取締役本部長・蓮実一隆氏が「彼」と一緒に伝えてくれる。(全4話中第3話)
時間:11分12秒
収録日:2016年3月15日
追加日:2016年4月13日
≪全文≫

●ソフトバンクショップにPepperが立つまで


 前回は、「Pepper」のキャラクターについて、人に迷惑をかけたりワガママを言ったりもするけれど、それはそれで可愛いという話をさせていただきました。とはいえPepperはそれほど安いものではない。今回は、彼がどのように役立つのかという話をさせていただきます。

 まず、いろいろな企業から引き合いやお問合せをいただいているということがあります。今では、おそらく1000社に近いでしょうか。大きなデパートやさまざまな施設、会社の受付に置きたいとか店頭で種々のセールスをしてもらいたいなど、Pepperの使い道には他にももろもろあると思います。

 一番最初、2014年に発表したばかりの時は、いきなりよそさまに就職して迷惑をかけるのも何なので、まずは仲間内のソフトバンクショップにPepperを送り込みました。今では2000店舗ぐらいになっているでしょう。結構身近な場所でPepperは働いていますので、行かれたらぜひいじってみてください。殴ったり蹴ったりされても大丈夫です。

 さて、今や当たり前の光景とも言えますが、Pepperがソフトバンクショップの中に普通にたたずんでいるのは、実はとんでもなく大変なことでした。最初はほとんど全員が、周囲に柵をつけようとしたのです。ところが、絶対に反対だという者が1名いました。大体お分かりだと思いますが、われわれのボスの孫正義です。「それをやれば、安全だし何事も起きないだろうけれど、それではちっとも未来を開くことにはならない」と言い出したのです。

 「Pepperはいずれ家族になるものなのに、その周りに柵をつけるとは何事だ。絶対に許せない。もし柵をつけるなら、俺は今すぐソフトバンクを辞める」

 何を言っているのかよく分かりませんでしたが、そこまで言うならチャレンジしようということで、関係者一同ハラハラドキドキしながら店舗内のいろいろなシミュレーションを重ねて、Pepperは店の中に普通にいることになりました。

 こうすることで、私たちもいろいろな経験ができました。日本人のほとんどはこわごわの様子で近寄りますし、しゃべりかけたりもあまりしません。ほとんどの人は頭をなでてきます(頭をなでられたら分かるようにセンサーも入っています)。あとは握手を求めたり、写真を撮りたいなどです。...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「科学と技術」でまず見るべき講義シリーズ
社会はAIでいかに読み解けるのか(1)経済学理論の役割
AIやディープラーニングによって社会分析の方法が変わる
柳川範之
ヒトの性差とジェンダー論(1)「性」とは何か
MLBのスーパースターも一代限り…生物学から迫る性の実態
長谷川眞理子
進化生物学から見た「宗教の起源」(1)宗教の起源とトランス状態
私たちにはなぜ宗教が必要だったのか…脳の働きから考える
長谷川眞理子
もっと知りたいイヌのこと(1)イヌの歴史を振り返る
オオカミはいつイヌになったか…犬の起源と家畜化の歴史
長谷川眞理子
性はなぜあるのか~進化生物学から見たLGBT(1)有性生殖と無性生殖
なぜ雄と雌の2つの性別があるのか…「性」の謎とLGBT
長谷川眞理子
生成AI・大規模言語モデルのしくみ(1)生成AIとは何か
10年で劇的な進歩を遂げた生成AIと日本の開発事情
岡野原大輔

人気の講義ランキングTOP10
こどもと学ぶ戦争と平和(6)平和な社会を守るために
チャーチルの名著『第二次世界大戦』に学ぶ真の平和への道
小原雅博
変化する日本株式市場とPEファンド(1)近年急増するPE投資
プライベート・エクイティ・ファンドとは何か…その手法は?
百瀬裕規
編集部ラジオ2026(5)中島隆博先生「AIと人間」を紹介
【10分解説】中島隆博先生《AI時代と人間の再定義》
テンミニッツ・アカデミー編集部
AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?
中島隆博
新撰組と幕末日本の「真実」(1)近藤勇…教養人の素顔と日野宿本陣
近藤勇と日野宿本陣…多摩の豪農たちの財力と教養力の凄さ
堀口茉純
印象派の解体と最後の印象派展(3)観察と探究のドガ
ドガ《エトワール》…新技法を追求した印象派の代表作品
安井裕雄
ドンロー・ドクトリンの台頭(1)トランプ系論と2025年度版NSS
ドンロー・ドクトリンとは?トランプ系論と西半球の重要性
東秀敏
「Fukushima50」の真実…その素顔と誇り(1)なぜ日本人は突入できたのか?
福島第一原発事故…日本の危機と闘った吉田昌郎と現場の人々
門田隆将
印象派の誕生~8人の主要な芸術家
マネ、モネ、ルノワール…芸術家8人の関係と印象派の誕生
安井裕雄
大谷翔平の育て方・育ち方(7)不可能を可能にする力
「てっぺん」を目指したい――不可能を可能にする秘密とは
桑原晃弥