これからの日本をどうすべきか
この講義シリーズは第2話まで
登録不要で無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
6,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
令和の“黒船”が来ている日本、どう立ち向かうべきか
これからの日本をどうすべきか(4)令和の“黒船”に立ち向かうために
令和の今、海外から日本にいわゆる“黒船”がどんどんと押し寄せている。この難局において、日本はどう立ち向かっていけばいいのか。目を向けるべきは日本国内である。日本には潜在力を秘めた分野が数多くある。次世代に向けて、その可能性に投資すべきではないだろうか。(全4話中4話)
※インタビュアー:神藏孝之(テンミニッツTV論説主幹)
(2022年5月16日開催島田塾第200回記念特別企画「これからの日本をどうする」より)
時間:14分15秒
収録日:2022年5月16日
追加日:2022年8月31日
≪全文≫

●今、日本に “黒船”が来ている


小宮山 今、“黒船”が来ているのです。ただ、その“黒船”が物理的に見えない。ルールといったもので日本に来たりしている。だから、そのことを皆で共有するのになかなか時間がかかるのでしょう。世の中は必ず変わります。あと10年たったら、ものすごく変わっているに違いありません。本当は若い人にとってはチャンスなのです。

 だって「ハイブリッド自動車はダメだ。EVだ」というのも、間違いなく“黒船”でしょう。

島田 中国がハイブリッドは作れないから、EVだと言っているのです。

小宮山 ハイブリッドは素晴らしい技術です。そうすると、「EVだ」という主張は“黒船”です。それに対してどのように対応していくかですが、それこそ協力しなければいけない。特に若い人は、危機感と「日本は前に進める」という考え方が必要なのでしょう。ジョージ・アカロフなどのいう「アニマルスピリット」です。

 そういったものを、若い人にどうやったら持ってもらえるのか。おそらく「頑張れば勝てる可能性は大きい」ということなのでしょう。そのときに私は、国内に目を向けるといいと思います。今はもう食える時代、つまり飢えて死ぬという時代ではないのだから、健康や新しいエネルギー、循環する社会といったものがこれから必要になってくると私は確信しています。そして、国内だから勝てるのです。

―― 先生方の言われるように、日本の山林も農地も価値があると。価値はあるけれど、国内に閉じこもっていろいろなことを見ないようにすると、その価値のあるものが「価値がある」ということに気がつかないと。


●日本政府は麻痺状態に陥っているのか


小宮山 (それから)2020年に国民1人あたり10万円を配ったわけでしょう。あれでもって約12兆円です。あのお金はどこへ行ったのでしょうか。もちろんお金に困っている人はすぐ使ってしまったと思うけれど、多くの人は銀行に入ったままなのではないでしょうか。そのように考えたら、できることなどいくらでもあります。

 例えば今、なかなか再生可能エネルギーを導入できない最大の理由は、送電線です。送電線など公共事業で造ればいいのです。

島田 (おっしゃったように、2020年に)国民1人あたり10万円を渡しました。あれは全て財政赤字になっています。どんどん赤字は増えています。この赤字を(首相の)岸田文雄さんもどんど...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「政治と経済」でまず見るべき講義シリーズ
日本を復活させる国家戦略(1)戦後の復興戦略と日本経済の凋落
「所得倍増」はなぜ成功したか…日本経済の回復のヒント
島田晴雄
経済社会と「隠れた価値」の行方(1)経済の中の価値
人間の幸福と「価値」…お金以外の「隠れた価値」をどう考えるか
吉川洋
お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(1)銀行がお金を生む仕組み
信用創造・預金創造とは?社会でお金が流通する仕組み
養田功一郎
習近平中国の真実…米中関係・台湾問題(1)習近平の歴史的特徴とは?
一強独裁=1人独裁の光と影…「強い中国」への動機と限界
垂秀夫
教養としての「人口減少問題と社会保障」(1)急速に人口減少する日本の現実
毎年100万人ずつ減少…急降下する日本の人口問題を考える
森田朗
危機のデモクラシー…公共哲学から考える(1)ポピュリズムの台頭と社会の分断化
デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題
齋藤純一

人気の講義ランキングTOP10
小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作
小澤俊夫
ロシア人の見る「ロシアの歴史」(3)ヴァイキング招致説とキエフ・ルーシ
ロシアの起源はヴァイキング?…キエフ・ルーシの興亡と、ロシアとウクライナの決定的な「歴史的溝」
上月豊久
民主主義の本質(1)近代民主主義とキリスト教
なぜ民主主義が「最善」か…法の支配とキリスト教的背景
橋爪大三郎
『万葉集』と律令社会~官僚の心得と歌宴(4)郡家の発掘と新田山を詠んだ東歌
「東歌」に刻印された奈良時代の真実とは?…地方に気をつかい地方のパワーを取り込んで中央政権はできていた
上野誠
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治
文明語としての日本語の登場(1)古代日本語の復元
なぜ「てふてふ」が蝶々?日本語の変遷を追う…まずは万葉仮名から
釘貫亨
高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(1)老年病科と高齢者の疾患・病態の特徴
頻尿、低栄養、転倒、誤嚥、フレイル…増える老年症候群と高齢者の疾患・病態の特徴
小川純人
プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(14)ポリスと魂の堕落過程〈下〉僭主の末路
僭主制は欲望の奴隷…過度の自由が過度の隷属に転換する
納富信留
ピアノでたどる西洋音楽史(1)ヴィヴァルディとバッハ
クラシック音楽の歴史をピアノ演奏で辿る~ヴィヴァルディ四季
野本由紀夫
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか
松村一男