新しいアンチエイジングへの挑戦
この講義は登録不要無料視聴できます!
▶ 無料視聴する
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
若返りは可能!?今こそ抗加齢医学を社会実装するタイミング
新しいアンチエイジングへの挑戦(2)アンチエイジングの現在地
堀江重郎(順天堂大学大学院医学研究科 特任教授)
加齢による変化、つまり老化を制御することはできるのか――「人生100年時代」ともいわれる今、どれだけ健康に若々しく長生きできるかは誰しもが気になるところだが、最新の研究では、身体の老化を抑え若さを保つアンチエイジングが可能であることが検証されてきている。今回は現在進行形のアンチエイジングの知見を紹介し、私たちが日常的に気をつけるべき健康への向き合い方を解説する。(全6話中第2話)
時間:9分08秒
収録日:2024年6月26日
追加日:2024年10月17日
≪全文≫

●老化を制御する2つの仕組みからアンチエイジングを考える


 これから、どういうことをしようかということで、今度は人間の加齢の変化をなんとか戻せないかということを考えてきています。

 これは昨年(2023年)、ウガンダという国がございまして、アフリカの真ん中なのですが、マウンテンゴリラを見に行きたくなりました。一応、名目は国立ムガベ大学とあるのですが、そこの病院の指導ということで行ったのです。実は、このゴリラを見にウガンダへ行きました。首都のカンパラから700キロぐらいあります。車で飛ばして、ルワンダとコンゴの国境にマウンテンゴリラがいました。ちなみに、日本の動物園にはマウンテンゴリラはいません。今、日本にいるのは、ローランドゴリラというもっと低いところの(種)です。

 このゴリラは、人間でいうと80歳ぐらいだそうです。群れのボスで、シルバーバックという、背中が少し白くなっているのです。皆さんも、やはりいくつになってもこういった形で活躍をしていきたいと思われているのではないかと思います。

 老化を制御するということは、簡単にいうと、最大寿命を決める仕組みをなんとかできないかということです。あるいは、加齢に伴って健康度を低下させるメカニズムをなんとか解明できないかということがあります。

 ただ、よく考えてみると、アンチエイジングとは何だろうということを考えてみると、例えば40歳のときに死亡する確率は、男性は0.1パーセント、女性は0.06パーセントなのです。もし、この40歳の死亡率のままずっと、どの年齢もこの(男性が)0.1パーセント、(女性が)0.06パーセントということになると、人の寿命はだいたい1000歳ぐらいになってしまいます。ずっとこのパーセンテージでいくと、です。

(また、もし死亡率が)75歳で男性が2.8パーセント、女性が1.2パーセントで、このままずっとその後の人生をいくとなると、やはり200歳近くになってしまうのです。

 ですから、それが実際の人間としての最大寿命かということや、最大寿命を延ばせるかということは、今のところまだ医学の社会では分かっていないのです。死亡する確率を減らすということと、もう1つ、実際にある年齢から若返っていく、例えば70歳から10歳若返っていく...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「健康と医療」でまず見るべき講義シリーズ
1分チャージ! 新・エクササイズ理論
たった1分で効果を上げる新運動理論と攻めのダイエット
堀江重郎
驚異の味噌パワー
味噌で免疫力向上、がん抑制、放射能除去…発酵食品の効果
小泉武夫
認知症とは何か(1)疾患の種類と対応
多くの認知症の原因は「脳のゴミ」の蓄積
遠藤英俊
健診結果から考える健康管理・新5カ条(1)血管をより長く守ることが重要な時代
健康診断の結果が悪い人が絶対にやってはいけないこと
野口緑
今どきの若者たちのからだ、心、社会(1)ライフヒストリーからみた思春期
なぜ思春期は大事なのか?コホート研究10年の成果に迫る
長谷川眞理子
睡眠:体、脳、こころの接点(1)睡眠とは?
なぜ睡眠は生きるために必要?脳にある覚醒中枢と睡眠中枢
尾崎紀夫

人気の講義ランキングTOP10
編集部ラジオ2026(27)昭和の名将・根本博
【10min解説】根本博…戦後の内蒙古での激闘と台湾での義戦
テンミニッツ・アカデミー編集部
昭和の名将・根本博…台湾での恩義の戦い(5)1人の力で歴史を変えた男たち
大義にもとづく「個人の決断と行動」が歴史を動かす…名将の教訓
門田隆将
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を読む(1)あらすじと賢治の原稿
未完の長編『銀河鉄道の夜』の魅力と宮沢賢治の思想に迫る
鎌田東二
近現代史に学ぶ、日本の成功・失敗の本質(6)東條内閣で行われた行政改革
悲惨な末路につながった東條英機内閣での兼職と省庁再編
片山杜秀
昭和の名将・根本博…内蒙古・終戦後の戦い(1)軍人の本義を貫いた根本博中将
ソ連軍から在留日本人4万人を守れ…内蒙古での「戦後」の激闘
門田隆将
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
戦前日本の「未完のファシズム」と現代(1)シラス論と日本の政治
独裁ができない戦前日本…大日本帝国憲法とシラスの論理
片山杜秀
死と宗教~教養としての「死の講義」(5)仏教の死:日本編
極楽往生、坐禅、法華経…日本人はいかに死を乗り越えるか
橋爪大三郎
日本の財政の真実を検証する(7)AIと長寿化&質疑応答
AI時代にこそ「熟達者の経験」が生きる&現状の日本経済の実情は
宮本弘曉
ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(3)祖先崇拝の5つの特徴
夢魔の重圧?…なぜ「バチあたりの人間」が村八分になるのか
賴住光子