AI時代に必要なのは「問いを立てる能力」…いかに育成するか
これから必要な人材と人材教育とは?(2)AI時代に必要とされる能力
AI時代の今、私たちに必要な能力は何なのか。これまで重視されてきた知識の詰め込みは、もはや重要ではない。AIと人間が相互補完的であるために必要なのは「問いを立てる能力」である。そして、そのために鍵となるのは、好奇心...
収録日:2025/12/09
追加日:2026/02/11
禅に「神秘体験」を求めるのは自分中心の物欲しさの根性
禅とは何か~禅と仏教の心(3)菩提達磨と問いの禅
仏教には「今ないものを欲しがり、今より向上しよう」とする人間の根本的構造に間違いがあるという認識がある。中でも特に実践が主体の禅はそのことに厳しい。それは第一ボタンのようなもので、掛け違えると最後にいくらがんば...
収録日:2024/08/09
追加日:2025/01/27
山上憶良が「沈痾自哀文」で問いかけた因果応報の問題
山上憶良「沈痾自哀文」と東洋的死生観(1)因果応報と日本仏教の課題
『万葉集』にさまざまな歌を残した山上憶良は、8世紀の「知の巨人」と目されている。例えば彼は、「善行を積んできた自分が報われず、老いの醜態をさらす惨めな状況になったのはなぜか」という問いを「沈痾自哀文」に残した。こ...
収録日:2024/04/02
追加日:2024/07/12
勇気とは先天的か後天的か?西洋古典が答える大事な問い
運と歴史~人は運で決まるか(6)運と知はどちらが勝っているのか
古代ギリシアには、道徳を表す「アレテー」と運や運命を表す「テュケー」という言葉がある。それぞれ東洋における「仁」と「運」に近い言葉だが、ここで一つの疑問が出てくる。それは当時から西洋の人びとを悩ませてきた、「運...
収録日:2024/03/06
追加日:2024/05/23
ガザの安定と復興は可能か…パレスチナ自治政府の可能性
パレスチナ問題…解決への道(3)ガザ再建への早すぎる問い
いかにすればガザの安定と復興は可能なのか。戦争終結が見えてこない現在、このガザ再建への問題提起は現状では早すぎるといわれるだろうが、今後の中東を平和と秩序に導く核心的な問いである。政治主体をパレスチナ自治政府に...
収録日:2023/12/11
追加日:2024/01/29
平和ボケの日本人に問いたい「自分の国を自分で守る」覚悟
台湾有事を考える(9)日本の未来への再出発のために
日本にとって一番の大きな問題は平和ボケである。台湾有事についてさまざまな角度から考察してきたこのシリーズで最後に問いたいのは、「自分の国を自分で守る」覚悟があるかどうかということだ。可能性が高まる中国の武力侵攻...
収録日:2022/12/19
追加日:2023/02/27
ギュゲスの指輪…悪事がバレないとき人は正義でいられるか
プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(5)「正義とは何か」の問い
「正義とは何か」をめぐる第1巻の問答は序曲であった。第2巻以降、プラトンの兄たちによってソクラテスの正義論はさらに追究を深めていく。その中では「善きもの」の3分類、社会契約論の否定、「ギュゲスの指輪」という思考実験...
収録日:2022/07/08
追加日:2022/12/15
人間の本質とは?混沌とした現代社会に対する大事な問い
現代人に必要な「教養」とは?(6)議論と雑談、人間の本質について問う
「本質を捉える知」は教養にとって大事だが、では「人間の本質」とは何か。また、多様性の時代、「議論」とともにビジネス世界で見直されている「雑談」についてなど、ウェビナー参加者からの質疑応答編第1弾。(全8話中第6話:...
収録日:2022/06/29
追加日:2022/11/04
格差や貧困の問題を解決するための鍵は反資本主義的なもの
デジタル全体主義を哲学的に考える(4)資本主義のあり方を問い直す
資本主義の波に溺れないためにはどうすればいいか。いったんその流れを切断しなければ、資本主義のあり方自体、見えてこないだろう。資本主義が差異を利用するシステムであることは変わらない。しかし、そのシステムにドライブ...
収録日:2021/05/28
追加日:2021/11/26
聖徳太子は歌によって問いかけた人である
「万葉集」の聖徳太子――語りかける人(4)姓名・食事・衣服・歌を与える意味
聖徳太子の歌の背景には、飢えて倒れた旅人に寄り添い、姓名を問い、食事、衣服、歌を与えたという経緯があった。「姓名を問う」とは、相手を尊重することの第1番目にある。では歌を与えること、人に思いのこもった声をかけるこ...
収録日:2021/06/04
追加日:2021/08/06
「平等」を基調にした社会主義・共産主義の失敗に学ぶ
独裁の世界史~ファシズム編(7)独裁の意味を問い直す
現代社会が直面する難問の多くは国境を越えたグローバルなものである。一国では対処できない問題にどう立ち向かうかということは、これまで考えてきた「独裁」とも密接に関わってくる。未来に向かうには、やはり過去を見つめる...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/04/21
人生の苦難を経たオデュッセウスと妻の再会に込められた問い
「ホメロス叙事詩」を読むために(6)帰郷する人間ーその2
オデュッセウスとペネロペイアの再会は、英雄よりも妻の知略が目立つ場面に仕立てられている。神々や人々に騙され、裏切られてきたペネロペイアは、そう簡単に目の前の男を夫と認めるわけにはいかなかったからだ。妻は夫と二人...
収録日:2020/07/03
追加日:2020/10/25
正解なき時代に重要な「問いを考えて答えを見つける」発想
いま求められる「教養」とは(1)武器としての教養
ネット検索であらゆる情報がすぐ手に入る今ほど「教養」が必要な時代はない、と識者は口をそろえる。ただし、教養の在り方や中身は従来と様変わりしている。第1話では、そもそも教養とは何か、また、何を目指すことだったのかを...
収録日:2019/07/10
追加日:2019/09/16
『ホモ・デウス』を読んで長谷川眞理子氏が投げかけた問い
『サピエンス全史』と『ホモ・デウス』(5)人類の未来
『ホモ・デウス』という本には、人類の未来の話として、AIの発展と人類のさらなる欲求の形としての不老不死を求める動きが書かれている。現在に至るまでの発展の歴史の中で、戦争や飢饉、感染症を通じた死の確率は大幅に下がり...
収録日:2019/04/03
追加日:2019/08/09
プラトンのイデア論は、ソクラテスの問いかけへの答え
プラトン『ソクラテスの弁明』を読む(5)魂の配慮
ソクラテスは、メレトスとの対話を通じて、裁判でも自らの哲学を遂行する。そして、お金でもなく、名誉でもなく、肉体でもなく、魂に配慮せよ、という。「魂を配慮する」とは何かについて、ソクラテス自身は答えを示さなかった...
収録日:2019/01/23
追加日:2019/05/19
小説は"人はなぜ生きるのか"を問い続けるヒント
真山仁の小説論(2)不条理とどう向き合うか
小説の面白さは不条理とどう向き合うかについて想像力を喚起させるところにあると、小説家・真山仁氏は説く。重要なのは物語に善悪をつけることではなく、想像力を喚起させることだ。小説家の腕もそこにかかっている。(全3話中...
収録日:2018/04/10
追加日:2018/07/16
脱減点主義の人材育成…要点は「問いかけ、多様性、リスク」
これからの人材育成(1)問い掛け・多様性・リスク
学校法人インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事の小林りん氏が、今後の人材育成のあり方について語る。従来の教育や減点主義の人事考課では、急速に変化する現代社会に適応できる人材を育成できない...
収録日:2017/05/15
追加日:2017/06/20
丸山眞男の盟友ロバート・ベラーの問い「日本はどこに?」
グローバル化時代の資本主義の精神(5)グローバル市民社会への貢献の鍵~弱い規範としての「禮」
丸山眞男の盟友であったロバート・ベラーは、日本びいきという一面がある。だが、同時に、彼が投げ掛けた問い「日本はどこに?」は、日本への問いかけであり、「グローバルな市民社会に資するような資本主義の精神とは何であり...
収録日:2014/11/07
追加日:2015/06/01
GHQがめざしたのはエリートを育成できない教育制度
戦後復興~“奇跡”の真実(6)占領政策の展開2
多くの領域にまたがった戦後処理は、日本を戦争へと導いた旧弊打破を目論んだものであった。日本国憲法制定過程のみではなく、財閥解体、農地改革、教育改革など多くの側面において、日米の専門家たちの間で多くのやり取りが交...
収録日:2019/07/23
追加日:2019/08/27