現代人に必要な「教養」とは?
この講義シリーズは第2話まで
登録不要で無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
人間の本質とは?混沌とした現代社会に対する大事な問い
現代人に必要な「教養」とは?(6)議論と雑談、人間の本質について問う
「本質を捉える知」は教養にとって大事だが、では「人間の本質」とは何か。また、多様性の時代、「議論」とともにビジネス世界で見直されている「雑談」についてなど、ウェビナー参加者からの質疑応答編第1弾。(全8話中第6話:2022年6月29日開催ウェビナー〈現代人に必要な「教養」とは?〉より)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:10分43秒
収録日:2022年6月29日
追加日:2022年11月4日
≪全文≫

●「議論と雑談」の両方を大事にする


―― これまでの議論を受けて、(ウェビナーを)お聞きいただいていた皆さまからいろいろ質問をお寄せいただいています。なるべく多く質問を選びたいと思うので、少し手短にお答えいただければと思います。まず最初の質問です。

 「多様性が重んじられた議論やビジネスの世界で見直されている雑談が大切ということでしょうか」

 多様性の時代ということなので、先ほど議論のお話もありましたが、今後のことを考えると「議論の他にも雑談的なもの──先ほどのティーパーティーのような話になるのかもしれないですが──これが今後大切だということでしょうかというご質問ですが、こちらについてはいかがでしょうか。

長谷川 「議論と雑談」は意義が違うと思いますが、両方大事です。議論については、ダイバーシティを本当に突き詰めていくと、大きなコストがかかることになります。議論というのは力がいるし、疲れるし、本当に大変なことです。だけど、それをしないよりもしたほうが絶対にみんなの満足度は増えるし、よい結果を生むと思われるので、議論は絶対にしたほうがいい。

 一方、雑談のほうは、ふと思いがけず、いろいろなところとのつながりや、何かの知識が得られます。一見無駄なことに見えて(「もっと邁進しなさい」といわれるような環境では「雑談などするな」となりますが)、実は厚みのあることだと思います。

小宮山 オンラインで欠けているのは雑談かもしれません。

長谷川 そうだと思います。オンラインでは、そこでつながっている人ではない、例えばこの人(となりの人)とだけコソコソとか、そういう雑談がない。それは(雑談も大事という意味で)足を引っ張りますね。

―― 職場でも、意外と雑談のようなことから始めたほうが(議論は)早く進むというところがありますからね。

長谷川 あります。

小宮山 今の分類でいうと、雑談が議論になることもありますね。

―― 確かにそうですね。やはりそういうところを日本としてどう形づくっていくかというところですね。先ほど、ティーパーティーに誰も来なかったという話もありましたが、それをやっていかなければいけないのだろうと思います。


●前提やビジョンが違う人との議論のきっかけ


―― また別の質問にまいります。

 「前提やビジョンが異なっていると、同じ集団(マンション、...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「哲学と生き方」でまず見るべき講義シリーズ
プラトンの哲学を読む(1)対話篇という形式の哲学
ヨーロッパ哲学の伝統はプラトン哲学の脚注だ
納富信留
徳川家康と貞観政要(1)徳川家康が太宗から学んだ治世の要諦
『貞観政要』とはいかなる書か?家康は何を学んだのか?
田口佳史
「幸福とは何か」を考えてみよう(1)なぜ幸せになりたいのですか
「幸福」について語り合う「哲学カフェ」を再現
津崎良典
プラトン『ソクラテスの弁明』を読む(1)真実の創作
プラトンの『ソクラテスの弁明』は謎多き作品
納富信留
プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(1)史上最大の問題作
全米TOP10大学の必読書1位が『ポリテイア(国家)』
納富信留
神話の「世界観」~日本と世界(1)踊りと物語
世界の神話の中で異彩を放つ日本神話の世界観
鎌田東二

人気の講義ランキングTOP10
核DNAからさぐる日本のルーツ(1)人類の起源と広がり
核DNAデータで日本人のルーツを探る…アフリカから日本まで来た行程と時期は?
斎藤成也
「満洲」から考える日本とアジア(5)ロシアのシベリア征服と日清日露戦争
「満洲利権」はなぜ日本の手に渡ったか?…ロシアの極東征服、そして朝鮮の混乱が日本を日清・日露戦争へ
宮脇淳子
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか
松村一男
編集部ラジオ2026(33)鎌田東二先生の法華経講義解説-2
【10min名作探訪】大丈夫だよと励ましてくれる『法華経』…鎌田東二先生の講義
テンミニッツ・アカデミー編集部
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
日本と世界の「神と信仰」の違いは?…そして天皇の大切な役割
橋爪大三郎
アメリカの理念と本質(1)西洋文明の行き着いた先と三つの建国
アメリカの理念と本質とは?…まず「三つの建国」から原点に迫る
中西輝政
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
今井むつみ
資本主義の再定義…哲学で考える(1)アダム・スミスの「市場と感情」
資本主義を哲学する…まずアダム・スミスの見えざる手と道徳感情論
中島隆博
モンゴル帝国の世界史(1)日本の世界史教育の大問題
なぜ日本の「世界史」はいびつなのか…東洋史と西洋史の違い
宮脇淳子
「ホメロス叙事詩」を読むために(7)オデュッセウスの冒険
ホメロスの『オデュッセイア』が描く苦難と誘惑の冒険譚
納富信留