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「生態学」の検索結果

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「心と感情」とは何か、行動生態学から考える大事な問題

心と感情の進化(1)そもそも「心と感情」とは何なのか

「心と感情」を分析したり定義したりするのは難しい。行動生態学から考えると全ての基礎は、動物は「動ける」ということだ。そのため、つねに新しい状況に直面し、そのつど何をするかを決めなくてはいけない。その行動選択と意...
収録日:2022/04/21
追加日:2022/07/31
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長

ギブソンの生態学的心理学の到達点ともいえる「生態光学」

「アフォーダンス」心理学~環境に意味がある(5)生態光学:視覚論-1

ギブソンはパイロットの視覚研究を通して、物の面(サーフェス)のきめと光があることで空気が視覚となることを発見した。さらに、その光は単なる放射光ではなくネットワークをつくる包囲光であると結論した。今回はギブソンの...
収録日:2019/03/18
追加日:2019/08/17
佐々木正人
多摩美術大学美術学部・統合デザイン学科客員教授

トップアスリートが語る究極の「アフォーダンス」とは

「アフォーダンス」心理学~環境に意味がある(1)アフォーダンスとは何か-1

生態心理学の中心的理論である「アフォーダンス」について解説するシリーズレクチャー。アフォーダンスはアメリカの心理学者ジェームズ・ギブソンの造語で、一言でいえば「動物に行為を与える環境の資源」ということになる。す...
収録日:2019/03/18
追加日:2019/07/29
佐々木正人
多摩美術大学美術学部・統合デザイン学科客員教授

なぜ「知っている」だけでは「教養」とはいえないのか

「今、ここ」からの飛躍のための教養(2)日本の教養離れと知の構造化

日本で教養離れが起こった理由の一つに、いわゆる「教養人」の姿勢があった。世間から遊離して机上の空論をもて遊ぶのではなく、知を活用する人になるためには、広い興味を持って知識を集め、それを構造化する必要がある。そし...
収録日:2022/04/21
追加日:2022/06/01
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長

貨幣、帝国、世界宗教は人類を一つにまとめる装置だった

『サピエンス全史』と『ホモ・デウス』(4)人類の統一と科学革命

時はさらに進み、貨幣や帝国、世界宗教といった装置が生み出されることで、遠く隔たった場所に住む人類は、相互に集団として認識できるようになった。また、「知らないという事実を知る」ことで「知りたい」という強い欲求が生...
収録日:2019/04/03
追加日:2019/08/02
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長

「ダイナミック・タッチ」によって身体は情報を知覚する

「アフォーダンス」心理学~環境に意味がある(3)身体:知覚するシステム

生態心理学者ジェームズ・ギブソンは、身体のことを「知覚システム」と呼んでいる。ヒトは胎児の頃から独特の横揺らし運動を行っているが、それがあらゆる動きの原型となっているというのだ。振って揺らすことを「ダイナミック...
収録日:2019/03/18
追加日:2019/08/05
佐々木正人
多摩美術大学美術学部・統合デザイン学科客員教授

「環境は大きく分けて3つの性質からなる」

「アフォーダンス」心理学~環境に意味がある(4)水と空気にある情報

動物は空気や水といった媒質の中を移動でき、そのことで生じた情報の変化を知覚する。つまり、媒質には移動と知覚のアフォーダンスがあるということだ。われわれはそうした媒質に取り囲まれていて、その情報を探ったり、導かれ...
収録日:2019/03/18
追加日:2019/08/12
佐々木正人
多摩美術大学美術学部・統合デザイン学科客員教授

生態心理学者としてのダーウィンを考える

「アフォーダンス」心理学~環境に意味がある(8)ダーウィンの心理学-1

『種の起源』で知られるダーウィンは、動植物に関する緻密な観察記録も多数残している。『植物の運動力』『ランの受精』など、いずれも豊富な図版を多用し、植物は外からの生態学的な情報を受けて、動きや形を生みだしているこ...
収録日:2019/03/18
追加日:2019/08/31
佐々木正人
多摩美術大学美術学部・統合デザイン学科客員教授

人新世はいつから?…更新世と完新世に続く新たな時代区分

人新世とは何か~人類の進化と負の痕跡(1)地球史と人類の進化史

「人新世」という言葉が脚光を浴びている。人類の営みは、地質区分に新しい時代区分を産むほど、地球表面に影響を及ぼしているのだろうか。なぜ、世界中が注目するようになったのだろう。そして、人新世と呼べるようになるのは...
収録日:2021/04/19
追加日:2021/06/27
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長

ギリシア神話…ゼウスの「父親殺し」とオリュンポス十二神

ギリシア神話の基本を知る(1)「ゼウス以前」の神々の戦い

ギリシア神話で名が知られている神はいくつかあるが、最も知られているのが全知全能の神ゼウスだろう。実はギリシア神話には、ゼウスに至るまでにも神々の闘争の物語がある。ここではギリシア神話をゼウス以前と以後に分け、ゼ...
収録日:2022/03/29
追加日:2022/08/18
鎌田東二
京都大学名誉教授

人間になぜ宗教が必要だったのか…脳の働きから考える

進化生物学から見た「宗教の起源」(1)宗教の起源とトランス状態

宗教の起源について、進化生物学はどう考えるか。イギリスの自然人類学者ロビン・ダンバーの著書『宗教の起源』によると、宗教はヒトにとって普遍的な現象であり、そこには脳が大きな役割を果たしているが、文化の影響も否めな...
収録日:2023/12/20
追加日:2024/01/30
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長

父親の育児…世話をするタヌキ、いないほうがいいアザラシ

ヒトの性差とジェンダー論(3)動物たちの性差と配偶行動

雄同士の競争が激しいアシカでは、勝ち残った雄は大勢の雌を取り込んで生殖するが、子が産まれる頃には姿を消す。一方、グッピーや鳥のように、雄が雌に自身の美しさなどをアピールし、選んでもらおうとする例も多い。また、ヒ...
収録日:2024/05/18
追加日:2024/09/02
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長