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毛布を使った「より暖かく寝られる」方法とは?
朝起きてもなかなか布団から出づらい季節になってきましたが、人によって異なるのが毛布、布団の使い方。使い方なんてあるの?みんな同じじゃないのと思う方も多いかもしれませんが、結構違うんです。暖かく寝るためにはどんな順番で布団を掛ければ良いのでしょうか?
では、どの使い方が最も暖かく寝られるのでしょうか?これも素材によって異なり、「熟睡研究所」によると羽毛布団は体に直接触れさせた方が良いそうです。「羽毛に体温が伝わりやすくなり、保温効果が高くなるためです。羽毛布団と体の間に毛布が入ると体温が羽毛布団に伝わりにくくなり、保温効果が半減してしまいます」ということが理由です。
つまり、「掛布団が一番上で毛布が下」ではなく、「毛布が一番上で、掛布団が下」が正解になるわけです。ですがこれは素材が羽毛の場合のみで、合成繊維や綿の掛布団ならば布団を体に触れさせるメリットは特にないとのこと。ですので、羽毛以外ならば「掛布団が一番上で毛布が下」でも構わないわけですね。
こうした研究結果をご覧になっていかがだったでしょうか?熟睡研究所とオムロンでは最適なスタイルが分かれましたが、どちらがより暖かいか、試してみるのも良いかもしれませんね。
布団&毛布の使い方アンケート 意外にも
ネットリサーチDIMSDRIVEの「布団干し」に関するアンケートによると、「掛布団が一番上で毛布が下」という人が54.2%、「毛布が一番上で、掛布団が下」は21.5%、「毛布を体の下に敷き、掛布団が体の上」が5.7%、「掛布団のみ使用している」が17%でした。「掛布団が一番上で毛布が下」が最大多数ではありますが、ある程度意見が分かれるのがおわかりになったでしょうか?布団の素材によっても各回答の割合は異なり、「掛布団が一番上で毛布が下」と答えたのは羽毛だと46.5%、綿は69.5%、合成繊維は58.9%、羊毛は65.6%となっています。では、どの使い方が最も暖かく寝られるのでしょうか?これも素材によって異なり、「熟睡研究所」によると羽毛布団は体に直接触れさせた方が良いそうです。「羽毛に体温が伝わりやすくなり、保温効果が高くなるためです。羽毛布団と体の間に毛布が入ると体温が羽毛布団に伝わりにくくなり、保温効果が半減してしまいます」ということが理由です。
つまり、「掛布団が一番上で毛布が下」ではなく、「毛布が一番上で、掛布団が下」が正解になるわけです。ですがこれは素材が羽毛の場合のみで、合成繊維や綿の掛布団ならば布団を体に触れさせるメリットは特にないとのこと。ですので、羽毛以外ならば「掛布団が一番上で毛布が下」でも構わないわけですね。
アンケートでは少数派のスタイルが実は…
別の情報ソースにもあたってみましょう。ねむり時間計など快眠のための器具の開発も手がけるオムロンによると、「掛布団が一番上で毛布が下」や「毛布が一番上で、掛布団が下」よりも、「毛布を体の下に敷き、掛布団が体の上」の方が暖かく寝られるそうです。「寝ている間に体から放出される熱を下から受け止めてくれるので、保温効果バッチリ」だからです。前述したアンケートではわずか5.7%しかいなかった「毛布を体の下に敷き、掛布団が体の上」が実は最も暖かいのだそうです。こうした研究結果をご覧になっていかがだったでしょうか?熟睡研究所とオムロンでは最適なスタイルが分かれましたが、どちらがより暖かいか、試してみるのも良いかもしれませんね。
<参考サイト>
DIMSDRIVE:「布団干し」に関するアンケート
http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2016/160524/
・熟睡研究所:毛布は布団の上?布団の下?暖かさを保つ正しい毛布の使い方
http://komesan.co.jp/blog/2015/11/04/post-309/
・ねむりラボ:毛布の使い方で変わる、布団のあったか度
http://nemuri-lab.jp/recipe/2637/
DIMSDRIVE:「布団干し」に関するアンケート
http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2016/160524/
・熟睡研究所:毛布は布団の上?布団の下?暖かさを保つ正しい毛布の使い方
http://komesan.co.jp/blog/2015/11/04/post-309/
・ねむりラボ:毛布の使い方で変わる、布団のあったか度
http://nemuri-lab.jp/recipe/2637/
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