社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
タイプ別にみる「肩こり」の原因と対策
肩こりに悩む人が増えています。肩に何か乗っているかと思うほどの重くてだるい症状にはうんざり…。つらいと思いつつも、放置してしまっていませんか。肩こりは、体調変化の大事なサインでもあるので、自分がどのタイプの肩こりかを知っておく必要があります。今回は、肩こりの原因とその対策について見ていきましょう。
力なんて入れていないけれど、というあなた。人類は二足歩行してから肩こりが始まったといわれています。人の頭は3、4キロあります。姿勢が良いと、これを体の中心で支えることができるのですが、パソコン作業などのデスクワークでは、どうしても前屈みになってしまうため、肩に負担がかかってしまいます。これで肩こりになってしまうのです。
対策は、背筋をのばし、胸を張って、お腹の力で腰を支える姿勢を心がけること。最初はつらいかもしれませんが、慣れると肩を痛めることはありません。
対策は、温かいものを食べたり、軽いストレッチをして、内外から体を温めるのが良いでしょう。
対策は、適度な運動です。体を動かすことによって頭がスッキリし、血流も良くなって、心も体もリフレッシュできます。また、入浴も気持ちの切り替えができてリラックスできるので、良いでしょう。シャワーだけで済まさずに、きちんと湯船に浸かる時間をとりましょう。
では、どうすれば良いのか?そんなときに傷ついた末梢神経を修復してくれるのは、ビタミンB12です。これは海苔やいわし、かつおぶしといった魚の幸に多く含まれており、積極的に摂ることで、症状の改善が期待できます。
心配しすぎるのは良くありませんが、このような症状をともなう肩こりは特に注意して、早めに医師に相談しましょう
原因その1:姿勢
肩がこるというのは、筋肉が緊張している状態をいいます。物を持ち上げるなど、力を使うときに筋肉が縮んで、固くなります。肩こりはその状態がずっと続いているということなのです。力なんて入れていないけれど、というあなた。人類は二足歩行してから肩こりが始まったといわれています。人の頭は3、4キロあります。姿勢が良いと、これを体の中心で支えることができるのですが、パソコン作業などのデスクワークでは、どうしても前屈みになってしまうため、肩に負担がかかってしまいます。これで肩こりになってしまうのです。
対策は、背筋をのばし、胸を張って、お腹の力で腰を支える姿勢を心がけること。最初はつらいかもしれませんが、慣れると肩を痛めることはありません。
原因その2:冷え
寒い季節にはとくに症状がつらいという方は、冷えによる肩こりかもしれません。冬は寒いので、縮こまった姿勢をとりがちです。これが血流の流れを悪くしてしまいます。対策は、温かいものを食べたり、軽いストレッチをして、内外から体を温めるのが良いでしょう。
原因その3:心因性ストレス
一見、心因性ストレスと肩こりに関係性はないように思えますが、実は関係があります。悩みがちで心のストレスが多いと、自律神経が乱れます。これによって、交感神経が優位になり、筋肉や血管が収縮、体全体の血流が悪くなり、結果的に肩こりを起こしてしまうのです。対策は、適度な運動です。体を動かすことによって頭がスッキリし、血流も良くなって、心も体もリフレッシュできます。また、入浴も気持ちの切り替えができてリラックスできるので、良いでしょう。シャワーだけで済まさずに、きちんと湯船に浸かる時間をとりましょう。
原因その4:末梢神経が傷ついている
疲れて固くなった筋肉の圧迫や、疲労により溜まった乳酸によって末梢神経が傷ついていることがあります。マッサージしても良くならないのは、これが原因とも考えられます。では、どうすれば良いのか?そんなときに傷ついた末梢神経を修復してくれるのは、ビタミンB12です。これは海苔やいわし、かつおぶしといった魚の幸に多く含まれており、積極的に摂ることで、症状の改善が期待できます。
原因その5:内臓疾患
また、肩こりだと油断していると、重大な病気のサインを見逃す可能性があります。肩こりは、内臓疾患が原因でも起こります。肩付近に痛みやだるさがあり胸焼けがする場合は心臓病、右肩が痛くなり、全身がだるい場合は肝臓障害、背中の痛みや熱っぽさを感じる場合は肺炎の可能性があるといいます。心配しすぎるのは良くありませんが、このような症状をともなう肩こりは特に注意して、早めに医師に相談しましょう
ひどくなる前に
肩こりは、頭痛も引き起こします。取り返しがつかなくなる前に、自分でできる対処法を見つけ、少しでも軽減していける道を探しましょう。肩が楽になるだけで、日々の過ごし方が大きく変わるはずです。
<参考サイト>
・武田薬品工業株式会社(タケダ健康サイト):肩こりの原因
http://takeda-kenko.jp/navi/tsukare/katakori/cause.html
・ヘルスケア大学:病気のサイン?肩こりをともなう内臓疾患の種類と症状の現れ方
http://www.skincare-univ.com/article/012112/
・武田薬品工業株式会社(タケダ健康サイト):肩こりの原因
http://takeda-kenko.jp/navi/tsukare/katakori/cause.html
・ヘルスケア大学:病気のサイン?肩こりをともなう内臓疾患の種類と症状の現れ方
http://www.skincare-univ.com/article/012112/
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
古き良きヨーロッパのキリスト教社会が克明にわかる名著
渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(1)古き良きキリスト教社会
渡部昇一氏には、若き頃に留学したドイツでの体験を記した『ドイツ留学記(上・下)』(講談社現代新書)という名著がある。1955年(昭和30年)から3年間、ドイツに留学した渡部昇一氏が、その留学で身近に接したヨーロッパ文明...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/10/23
逆境に対峙する哲学カフェ…西洋哲学×東洋哲学で問う矛盾
逆境に対峙する哲学(1)日常性が「破れ」て思考が始まる
「逆境とは何に逆らうことなのか」「人はそもそも逆境でしか思考しないのではないか」――哲学者鼎談のテーマは「逆境に対峙する哲学」だったが、冒頭からまさに根源的な問いが続いていく。ヨーロッパ近世、ヨーロッパ現代、日本...
収録日:2025/07/24
追加日:2025/12/19
豊臣兄弟の謎…明らかになった秀吉政権での秀長の役割
豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(1)史実としての豊臣兄弟と秀長の役割
豊臣と羽柴…二つの名前で語られる秀吉と秀長だが、その違いは何なのか。また、これまで秀長には秀吉の「補佐役」というイメージがあったが、史実ではどうなのか。実はこれまで伝えられてきた羽柴(豊臣)兄弟のエピソードにはか...
収録日:2025/10/20
追加日:2025/12/18
「キリスト教は知らない」ではアメリカ市民はつとまらない
「アメリカの教会」でわかる米国の本質(1)アメリカはそもそも分断社会
アメリカが日本の運命を左右する国であることは、安全保障を考えても、経済を考えても、否定する人は少ないだろう。だが、そのような国であるにもかかわらず、日本人は、本当に「アメリカ」のことを理解できているだろうか。日...
収録日:2022/11/04
追加日:2023/01/06
キリスト教とは?…他の一神教との違いは神様と法律の関係
宗教で読み解く世界(1)キリスト教の世界
キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、儒教、そして日本宗教の、それぞれの特徴を「ひと言」で分析すると? 橋爪大三郎先生が一刀両断に分析。宗教の特徴を知れば、世界の各地域のあり方や文化もよくわかるようになる。「教...
収録日:2019/01/21
追加日:2019/05/18


