テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録 テンミニッツTVとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2020.02.18

30~60代女性に聞いた「美容液」の選び方は?

 洗顔後のスキンケアに加えることで、さまざまな効果をもたらしてくれる美容液。自分が気になるところを集中的にケアできるというメリットがありながら、多種多様な美容液の中から何を選んで良いのか難しいという難点もあります。

 今回は化粧品・健康食品原料メーカーKASYU Biochem(佳秀バイオケム)が2019年に1008人の女性を対象に行ったアンケートをもとに、30代~60代の女性の美容液に関する実態を紹介していきましょう。

美容液の使用について

 美容液は化粧水や乳液ほど欠かせないものではないという印象の方も多いかと思います。実際に上記のアンケートでも、美容液を使っていると答えた人は約4割、使っていないと答えた人は約6割という結果でした。

 筆者の周りでも使っている人、使っていない人はほぼ半々に分かれました。使っていない人からは「使った方が良いのは分かるんだけど」「どんな効果があるか分からず必要を感じていない」という声も。中には「オールインワンでスキンケアを済ませている」という女性もいて、美容液はマストなスキンケアではないと感じる女性が多いことがうかがえました。

美容液を選ぶ決め手は?

 ひとことで美容液といっても、美白や保湿、エイジングケアなど目的によってさまざまな種類のものがあります。テクスチャもウォーター、ジェル、クリームなど、こちらも種類が豊富です。どの美容液が良いのか選ぶだけでもひと苦労ですが、世の女性はどのように選んでいるのでしょうか。

 美容液を選ぶときの決め手になるのは口コミを選ぶ人が多く、次いで「値段」「ブランド」と続きました。年齢別に見てみると30~40代の世代では口コミを重視する傾向が強く、50代は値段、60代はブランドが決めてになると回答しています。

 筆者の周りの30代の女性の話を聞くと「口コミも気になるけど、決め手となるのは使い心地。あまりベタつくのは好きじゃないから」「お試し期間で使い心地を確かめてから使いたい」と、口コミに次いで使い心地を重視する声も聞かれました。

美容液に求める効果は?

 アンケートに回答した女性が美容液に求める効果の第1位は「ハリがでること」。美容液は化粧水のあとにつけて保湿する役割を持っているので、使うか使わないかでハリが変わるのは納得できるでしょう。次いで「乾燥が防げること」「シミがなくなること」と続きましたが、どんな効果を得たいかで選ぶ美容液も変わるので、自分が抱える問題に適したものを選ぶことが大切です。

 「冬は乾燥が気になるから保湿美容液を、夏は紫外線が気になるから美白美容液を、と季節によって使い分けている」という声も筆者の周りでは聞かれました。美容液を使っている人の中にはなんとなく使っている人も多いかもしれませんが、季節によって使い分けることでより美容液の効果を感じることができるでしょう。

美容液を選ぶときは自分に合ったものを

 洗顔後のデリケートな肌につけるものなので、美容液を選ぶときは自分に合うか合わないかを見極めることが大切です。せっかく買ってしまっても肌荒れをしてしまったり、続けるにはコストがかかりすぎてしまったりしてはもったいないですよね。いきなり使うのは気が引ける場合にはお試し期間がもうけられている美容液もあるので、自分に合うのかをしっかり見極めてから使い始めるようにしましょう。

<参考サイト>
・【美容液を使用している1,008人の女性にアンケート!】30代~60代の女性の8割近くが美容液を毎日使用している!美容液を選ぶ基準と求める効果とは!?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000038401.html
・実は知られていない!エイジングケアと美容液のふか~い関係!
https://www.kose.co.jp/eterna_agingcare/aging/aging41.html
・美容液の順番|化粧水、美容液、乳液、正しい順番は?夜と朝のスキンケア方法やオールインワンアイテムもご紹介
https://www.biteki.com/skin-care/others/247928
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,300本以上。 『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

国家は助けてくれない…「三田会」誕生への大きな経験

国家は助けてくれない…「三田会」誕生への大きな経験

独立と在野を支える中間団体(6)慶應義塾大学「三田会」の起源

中間集団として象徴的な存在である慶應義塾大学「三田会」について考える今回。三田会は単に同窓会組織として存在しているわけではなく、「公」に頼れない場合に重要な役割を果たすものだった。その三田会の起源について解説す...
収録日:2024/06/08
追加日:2024/11/22
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授
2

日本の根源はダイナミックでエネルギッシュな縄文文化

日本の根源はダイナミックでエネルギッシュな縄文文化

日本文化を学び直す(1)忘れてはいけない縄文文化

大転換期の真っ只中にいるわれわれにとって、日本の特性を強みとして生かしていくために忘れてはいけないことが二つある。一つは日本が森林山岳海洋島国国家であるというその地理的特性。もう一つは、日本文化の根源としての縄...
収録日:2020/02/05
追加日:2020/09/16
田口佳史
東洋思想研究家
3

謎多き紫式部の半生…教養深い「女房」の役割とその実像

謎多き紫式部の半生…教養深い「女房」の役割とその実像

日本語と英語で味わう『源氏物語』(1)紫式部の人物像と女房文学

日本を代表する古典文学『源氏物語』と、その著者である紫式部は、NHKの大河ドラマ『光る君へ』の放映をきっかけに注目が集まっている。紫式部の名前は誰もが知っているが、実はその半生や人となりには謎が多い。いったいどのよ...
収録日:2024/02/18
追加日:2024/10/14
4

次の時代は絶対にアメリカだ…私費で渡米した原敬の真骨頂

次の時代は絶対にアメリカだ…私費で渡米した原敬の真骨頂

今求められるリーダー像とは(3)原敬と松下幸之助…成功の要点

猛獣型リーダーの典型として、ジェネラリスト原敬を忘れてはならない。ジャーナリスト、官僚、実業家、政治家として、いずれも目覚ましい実績を上げた彼の人生は「賊軍」出身というレッテルから始まった。世界を見る目を養い、...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/20
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事
5

国の借金は誰が払う?人口減少による社会保障負担増の問題

国の借金は誰が払う?人口減少による社会保障負担増の問題

教養としての「人口減少問題と社会保障」(4)増え続ける社会保障負担

人口減少が社会にどのような影響を与えるのか。それは政府支出、特に社会保障給付費の増加という形で現れる。ではどれくらい増えているのか。日本の一般会計の収支の推移、社会保障費の推移、一生のうちに人間一人がどれほど行...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/11/19
森田朗
一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI)所長・代表理事