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外出自粛の今、自律神経失調症に注意!
新型コロナウイルスの影響で在宅勤務は一般化してきました。慣れてきたという声もある一方で、イマイチ調子がでないという人もいるようです。仕事と生活を同じ空間でこなすのはなかなか大変なことかと思われます。うまく寝付けない、翌朝だるさが抜けない、といった話も聞かれます。もしかしたら、これは自律神経が乱れ始めている合図の可能性かもしれません。外出自粛の今、自律神経のバランスをうまく保つためにはどのようにすればいいのでしょうか。
小林さんは3月の中旬ごろ異変を感じはじめたそうです。ここまで約1カ月間、新型コロナの影響で買い物以外はほぼ外に出ずにこもって仕事をしていたところ次第に昼夜逆転の日々になり、「毎日元気が出ない」「何もないのに悲しい気分になる」「肩がむずむずして眠いのに眠れない」といった「兆候」が出始めたそうです。
ここまでで身に覚えのある方もいるのではないでしょうか。小林さんは以前も多忙から同じような状態経験しており、そのときはジムに行って身体をうごかすことで1年ほどかけて体調が回復したそうです。今回も運動が大事であることを思い出し「ラジオ体操を1日3回やる」など運動を心がけることで回復したとのこと。ツイートでの多くの共感の声からすると、現状でこういった体験をしている人はかなりの数に上っているのではないでしょうか。
症状としては、吐き気をはじめ多汗、全身の倦怠感、頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠などさまざまな症状があらわれるとのこと。また症状には個人差が大きく、複数の症状が別々に現れることもあれば、同時に3つ、4つの症状が重なることもあるとのこと。また精神症状としては、イライラや不安、不眠、記憶力や集中力の低下、感情の起伏が激しくなるといったものもあるようです。
もちろん、背後に別の身体疾患が潜んでいる可能性があるので、安易に自己判断せず病院に行くことも大事です。しかし、ここまで多岐に渡ると、わたしたちの不調はかなりの部分に自律神経の乱れが関係しているということはできるでしょう。ではこの自律神経はどのように守ればいいのでしょうか。
1:リラックス
心身をリラックスさせる方法をみつけることが大切。心地よい音楽を聴く、ぬるめのお湯にゆっくりとつかる、好きな香りのアロマテラピーを楽しむというのも一つの方法です。また、肩や腕など筋肉に力を入れて6、7秒間キープさせ、スッと力を抜いて10秒リラックスする緊張回復法もあります。ポイントは力を抜く時に一気にだらーっとさせること。
2:規則正しい生活
食事、睡眠、休養、労働(勉強)、運動の5つを毎日規則正しく行う。3回の食事を楽しく味わい、食事時間を一定にして早寝早起きの習慣をつけることも大切です。また、カルシウムは神経の緊張を鎮めて、イライラを抑える効果があります。カルシウムは、乳製品や小魚、大豆製品、小松菜、ほうれん草、チンゲン菜などの野菜に多く含まれています。また、豚肉や玄米などに多く含まれるビタミンB1、果物などに多いビタミンCも不足するとイライラを招くので意識して摂取しましょう。
3:適度な運動
ウォーキングなどマイペースでできる運動を無理のない範囲で始める。程よい疲れで寝つきが改善することはもちろん、汗を流すことで気分がすっきりして倦怠感がなくなったり、充実感が得られたりもします。在宅勤務では特に、体を動かすことがおろそかになりがちです。一日のこの時間は散歩の時間といったように習慣化してしまえば、無理なく健康を保てるかもしれません。
ここまで自律神経を健康に保つために意識することを3つ挙げました。ぼんやりとした不安が覆う世の中ですが、この3つのポイントから言えることは、まずは焦ることなく、少しペースを落として毎日の生活を着実にこなすことではないでしょうか。ただし、体調不良が長く続く時には、症状の裏に重大な病気が隠れている場合もあります。自己判断せず、早めにそれぞれの症状に応じた診療科で診察を受けることも大事です。
体調不良のツイートに共感多数
漫画家の小林拙太さんが、自律神経失調症の初期症状に陥ったという状況についてツイートしたところ、4月11日から4月12日の1日でおよそ4.2万リツイートと5.8万いいねがついたそうです。コメントにも「私もです」であるとかユーザーの対処法などが寄せられたとのこと(まいどなニュース)。小林さんは3月の中旬ごろ異変を感じはじめたそうです。ここまで約1カ月間、新型コロナの影響で買い物以外はほぼ外に出ずにこもって仕事をしていたところ次第に昼夜逆転の日々になり、「毎日元気が出ない」「何もないのに悲しい気分になる」「肩がむずむずして眠いのに眠れない」といった「兆候」が出始めたそうです。
ここまでで身に覚えのある方もいるのではないでしょうか。小林さんは以前も多忙から同じような状態経験しており、そのときはジムに行って身体をうごかすことで1年ほどかけて体調が回復したそうです。今回も運動が大事であることを思い出し「ラジオ体操を1日3回やる」など運動を心がけることで回復したとのこと。ツイートでの多くの共感の声からすると、現状でこういった体験をしている人はかなりの数に上っているのではないでしょうか。
自律神経失調症とは
「自律神経失調症」は特定の疾患名ではなく、昼間に活発になる交感神経と、夜に活発になる副交感神経のバランスが崩れた状態を意味しています。原因としては不規則な生活、精神的・身体的ストレスを誘因に出現する場合があります。ただし、他の病気の症状の一部として出現する場合もあるので正確には鑑別診断を受ける必要があります。症状としては、吐き気をはじめ多汗、全身の倦怠感、頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠などさまざまな症状があらわれるとのこと。また症状には個人差が大きく、複数の症状が別々に現れることもあれば、同時に3つ、4つの症状が重なることもあるとのこと。また精神症状としては、イライラや不安、不眠、記憶力や集中力の低下、感情の起伏が激しくなるといったものもあるようです。
もちろん、背後に別の身体疾患が潜んでいる可能性があるので、安易に自己判断せず病院に行くことも大事です。しかし、ここまで多岐に渡ると、わたしたちの不調はかなりの部分に自律神経の乱れが関係しているということはできるでしょう。ではこの自律神経はどのように守ればいいのでしょうか。
自律神経失調症を予防するには
自律神経を健康に保つためにできることとして、まず以下の点について意識しましょう。ここでは、武田コンシューマーヘルスケア株式会社のサイトで挙げられているポイントを3つに整理して紹介します。1:リラックス
心身をリラックスさせる方法をみつけることが大切。心地よい音楽を聴く、ぬるめのお湯にゆっくりとつかる、好きな香りのアロマテラピーを楽しむというのも一つの方法です。また、肩や腕など筋肉に力を入れて6、7秒間キープさせ、スッと力を抜いて10秒リラックスする緊張回復法もあります。ポイントは力を抜く時に一気にだらーっとさせること。
2:規則正しい生活
食事、睡眠、休養、労働(勉強)、運動の5つを毎日規則正しく行う。3回の食事を楽しく味わい、食事時間を一定にして早寝早起きの習慣をつけることも大切です。また、カルシウムは神経の緊張を鎮めて、イライラを抑える効果があります。カルシウムは、乳製品や小魚、大豆製品、小松菜、ほうれん草、チンゲン菜などの野菜に多く含まれています。また、豚肉や玄米などに多く含まれるビタミンB1、果物などに多いビタミンCも不足するとイライラを招くので意識して摂取しましょう。
3:適度な運動
ウォーキングなどマイペースでできる運動を無理のない範囲で始める。程よい疲れで寝つきが改善することはもちろん、汗を流すことで気分がすっきりして倦怠感がなくなったり、充実感が得られたりもします。在宅勤務では特に、体を動かすことがおろそかになりがちです。一日のこの時間は散歩の時間といったように習慣化してしまえば、無理なく健康を保てるかもしれません。
ここまで自律神経を健康に保つために意識することを3つ挙げました。ぼんやりとした不安が覆う世の中ですが、この3つのポイントから言えることは、まずは焦ることなく、少しペースを落として毎日の生活を着実にこなすことではないでしょうか。ただし、体調不良が長く続く時には、症状の裏に重大な病気が隠れている場合もあります。自己判断せず、早めにそれぞれの症状に応じた診療科で診察を受けることも大事です。
<参考サイト>
・コロナの外出自粛で自律神経失調症になりかけた…体験描いた漫画が話題「“兆候”見逃さないで」|まいどなニュース
https://maidonanews.jp/article/13292305
・自律神経失調症|Doctors File
https://doctorsfile.jp/medication/127/
・自律神経の乱れ|タケダ健康サイト
https://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=jiritsumidare
・コロナの外出自粛で自律神経失調症になりかけた…体験描いた漫画が話題「“兆候”見逃さないで」|まいどなニュース
https://maidonanews.jp/article/13292305
・自律神経失調症|Doctors File
https://doctorsfile.jp/medication/127/
・自律神経の乱れ|タケダ健康サイト
https://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=jiritsumidare
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