社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
スマホ画面が反応しづらい場合の対処法
スマホは大画面化とともにバッテリーの寿命も延び、以前にもましてさまざまなシーンで活躍しています。ただタッチパネルの反応が悪いという声は時折聞かれるようです。AndroidおよびiPhone 8 Plusまでのタッチパネルは「静電容量方式」が使われています。この方式のタッチパネルは、指が液晶画面に触れたときの静電気を、指とスマホ(Android)画面にある膜(導電膜)で感知します。この発生位置により操作を行う方式です。ではなぜ反応が悪くなるのでしょうか、その理由と対処法までを見てみましょう。
指の乾燥
指が適度に汗などで湿っていると適度な静電気が起こります。つまり、指が乾燥していたり、水滴がつくくらいに濡れていたりすると静電気が発生せず、タッチパネルが反応しなくなります。このため冬場で空気が乾燥していたり、もともと乾燥肌のひとであったりするとタッチパネルが反応しにくいのです。この場合、スマホに触れる指に息を吹きかければだいじょうぶ。近くにおしぼりがあれば、軽く触って指を湿らせるのもよさそうです。画面の汚れ
タッチパネルは指で直接さわるのでどうしても皮脂がつきます。これが重なると反応が鈍くなったり、タッチしていないところで反応してしまったりします。清潔を保ちましょう。眼鏡クロスやスマホクリーナーなどで拭くと皮脂は落ちやすいです。ただしウェットティッシュで拭くことはあまりお勧めされていません。ウェットティッシュの場合、成分によってはコーティングをはがしてしまうものもあるようなので避けたほうがいいかもしれません。保護シートの下に汚れや空気が入っている場合も
スマホの画面保護シートは長く使うと一部が浮き上がってしまったり、汚れがシートの下に侵入したりします。また、こうした部分から空気が入っていることもあります。こうなるとタッチパネルの反応は悪くなります。古くなった保護シートは新しいものに交換しましょう。また保護シートをはがしたら必ず画面を丁寧に拭きましょう。保護シートの厚みがありすぎてもタッチパネルの感度は落ちます。目安の厚さは「0.2mm~0.25mm」くらいのものがいいようです。アプリの立ち上げすぎかも
一度にたくさんのアプリを立ち上げるとスマホのメモリを占有したり、バッテリーを一気に消費したりと、スマホに負担がかかります。こういった場合アプリを終了しましょう。使っていなくてもバックグラウンドで動かしていれば負荷がかかっています。アプリを使ったら、そのあと必ず終了させる操作を普段から意識しておきましょう。また、ブラウザのタブを開きすぎていたり、アプリやブラウザのキャッシュがたまりすぎていたりして、動きが遅くなることもあるようです。ブラウザのタブもこまめに消しましょう。キャッシュは設定からクリアしましょう。日ごろからバックアップはとっておこう
全く反応しないということであれば、まずは、電源ボタンを押して、いったん画面をOFFにしてみましょう。これでリセットされてうまくいくこともあるようです。これでもダメなら強制再起動です。Androidの場合、電源を長押しして再起動できる場合が多いようです。iPhoneは電源ボタンとホームボタンを同時に長押しすると強制再起動されます。それでもだめなら、修理です。ただし、修理にだすと基本的にはデータが消えてしまうと考えておきましょう。日ごろからしっかりバックアップを取っておくことは忘れずに。<参考サイト>
スマホのタッチパネルが反応しない!を解決できる6つの対処法|モバレコ
https://mobareco.jp/a68445/
iPhone X、感圧センサーに新方式を導入|日経XTECH
https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/feature/15/110400146/122200006/
スマホのタッチパネルが反応しない!を解決できる6つの対処法|モバレコ
https://mobareco.jp/a68445/
iPhone X、感圧センサーに新方式を導入|日経XTECH
https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/feature/15/110400146/122200006/
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
自分を豊かにする“教養の自己投資”始めてみませんか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
日本企業が世界のビジネスに乗り遅れた要因はオウンゴール
内側から見たアメリカと日本(6)日本企業の敗因は二つのオウンゴール
日本企業が世界のビジネスに乗り遅れた主な要因として、二つのオウンゴールを挙げる島田氏。その一つとして台湾のモリス・チャン氏によるTSMC立ち上げの話を取り上げるが、日本はその動きに興味を示さず、かつて世界を席巻して...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/25
日本は素晴らしい歴史史料の宝庫…よい史料の見つけ方とは
歴史の探り方、活かし方(1)歴史小説と史料探索の基本
「歴史を探索していく」とは、どういうことなのだろうか。また、「歴史を活かしていく」とはどういうことなのだろうか。歴史作家の中村彰彦氏に、歴史を探り、活かしていく方法論を、具体的に教えてもらう本講義。第一話は、歴...
収録日:2025/04/26
追加日:2025/11/14
熟睡のために――認知行動療法とポジティブ・ルーティーン
熟睡できる環境・習慣とは(1)熟睡のための条件と認知行動療法
「熟睡とは健康な睡眠」だと西野氏はいうが、健康な睡眠のためには具体的にどうすればいいのか。睡眠とは壊れやすいもので、睡眠に影響を与える環境要因、内面的要因、身体的要因など、さまざまな要因を取り除いていくことが大...
収録日:2025/03/05
追加日:2025/11/23
習近平への権力集中…習近平思想と中国の夢と強国強軍
習近平―その政治の「核心」とは何か?(1)習近平政権の特徴
国際社会における中国の動きに注目が集まっている。新冷戦ともいわれる米中摩擦が激化する中、2021年7月に中国共産党は創立100周年を迎えた。毛沢東以来、初めて「思想」という言葉を党規約に盛り込んだ習近平。彼が唱える「中...
収録日:2021/07/07
追加日:2021/09/07
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02


