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日本と世界の「ビジネスマナー」の違い
「ビジネスマナー」は、「business」と「manner」をからなる和製英語で、「会社員としての礼儀作法」を意味します。しかし、世界にはたくさんの国や地域がありそれぞれに独自のマナーがあり、さらにビジネスにおいても、特有のマナーが多様に存在します。
そこで10カ国を例に取り上げ、各国のビジネスマナーの特徴や日本との違いをみていきたいと思います。
挨拶は、握手をしながら「ニーハオ(こんにちは)」。名刺は最初の紹介の際に交換します。紹介の形式や肩書きが重要視され礼儀を重んじるため、相手に恥をかかせないようにすることが大切です。時間厳守、契約重視が基本。また、接待や贈り物なども重要。接待では相手と目を合わせて乾杯し(乾杯を断るのはマナー違反)、贈り物は必ずラッピングをして両手で差し出します(金や赤は縁起が良いと好まれる。葬式を連想する時計はNG)。
・ロシア
通信事情がわるかったり週末はダーチャ(菜園付き別荘)へ行ったりと、アポイントを取ることが非常に難しいといわれていますが、忍耐強く交渉しましょう。トップダウン型が主流ですが、個人的に仲良くなることも大切で、文学や音楽の話題がアイスブレイキングによく使われます。口約束はトラブルに発展しやすいため、商談は必ず書面で行うことが原則。そして、時間厳守は必須です。身だしなみも重要で、相手からよく見られていることを意識しましょう。
・インド
インド人の大部分を締めるヒンズー教徒の挨拶は、合掌して「ナマステ」、丁寧な表現としては「ナマステカール」が基本となりますが、イスラム教徒をはじめとしたさまざまな宗教、多様な文化や言語が混在する国でもあるため、それぞれの習慣やタブーはあらかじめ学び配慮する必要があります。職業分業の細分化や保守的な面がありトップダウン型が主流。トップに直結している業務秘書と親しくしておくと、ビジネス上有利な交渉がしやすいといわれています(ただし、越権行為はNG)。
・タイ
「ワイ」と呼ばれるタイ式の挨拶(あごのあたりに手を合わせながら腰をすこしかがめて、男性は「サワディー クラップ」女性は「サワディ カー」)が基本となります。ただし、外国人に対しては、ワイの代わりに握手だけをすることも少なくありません(握手の際も相手の肩や腰に手をまわすことはNG)。頭は神が宿る神聖な場所のため、他人の頭に触れたり頭の上で物を渡したりすることはやめましょう。国民的に仏教が崇敬され王室が敬愛されていることに対する、心配りも大切です。
・インドネシア
お辞儀をし、目線を下げて笑顔でゆっくりと「スラマッ(ト)パギー(こんにちは)」「アパカパール(はじめまして)」と挨拶しましょう。名前が重要視されているため、間違えずしっかり覚えることが大切です。名刺は自己紹介の後に交換します。階級社会のため上下関係を重視され、経営体制もトップダウン型が主流です。国民の多くがイスラム教徒のため、右手を使う(左手は使わない)、贈り物にはアルコールや豚肉製品を避けるなど、配慮が必要です。
初対面のときは、立って握手をしながら「How do you do?(ご機嫌いかがですか/初めまして)」が挨拶の基本。服装は控えめかつ役割や立場に応じた質の物を身につけることが好まれますが、ストライプのネクタイは避けたほうが無難です(所属組織ごとに独自のストライプを設定していることがあるため)。名刺は商談の終わりに交換することが多い。基本的に贈り物は不要で、代わりにランチへ誘い感謝の気持ちを示すことが喜ばれる傾向にあります。
・ドイツ
挨拶は「グーテン モルゲン(おはよう)」「グーテン ターク(こんにちは)」。アイコンタクトを心がけ、かたく短い握手をします。ビジネスでは相手の姓で呼び合い、名刺交換は会議の前か後に行うことが基本です。面会や会議の予約は必須で、日程の余裕をもってアポイントを取りましょう。時間厳守が当然なため、遅くなりそうな際は早めに電話しきちんと説明をする必要があります。また、席次のルールなどにも厳格なルールがあることが多く、相手のすすめにあわせることが肝要です。
・アメリカ
挨拶の基本は、笑顔で握手しながら「Nice to meet you(初めまして/よろしく)」。名刺はそれほど重要視されていません。ビジネスでもフランクにニックネームで呼び合い形式張らないつきあいが主流で、チーム全体の自信や信頼感を生み出すようなリーダーシップが好まれます。服装も職種や企業によってスーツからカジュアルまで多岐にわたりますが、初対面の際は控えめで清潔な服装が無難です。気軽に夕食に招待されることも多いですが、深酒で醜態をさらすことはNGです。
・メキシコ
スペイン語での挨拶は、「ブエノス ディアス(おはよう)」「ブエナス タルデス(こんにちは)」。男性同士は握手をし、親しい間柄ならハグをします。さらに男性と女性、女友達同士は、片方の頬にキスをすることもあるなど、ボディタッチを好む傾向にありますが、アイコンタクトはそれほど行われません。名刺は正式な紹介の後に交換します。国民性や交通事情から、遅刻はそれほど大きな問題とされず、決められた時間どおりか少し遅れていく方が、マナーがよいとされています。
・ブラジル
話す際に目をそらすことは失礼とされるため、アイコンタクトを心がけましょう。また、ユーモアが巧みでジョークが好きな人が多く、わかりやすいアクションやセンスのよいスマートな返答が求められます。ただし、民族や階級の話はNGです。ビジネスの交渉はトップダウン型が主流。交渉はリーダーや上層部と直接行い、その場での回答が基本となります。時間にはそれほど厳密ではなく多少の遅刻も気にしない反面、直前のアポイント変更も多いため、事前の確認が必須となります。
ところで、冒頭で「ビジネスマナーは和製英語」と述べましたが、英語では「business etiquette(ビジネスエチケット)」とされています。10カ国の例でみてきたように、礼儀作法やエチケットは国や地域により大きく異なります。
それゆえに、国際化が進む過程で、互いを尊重しながら不用意な摩擦を避け活発に交流するための国際儀礼や外交慣習、儀礼上のしきたりやエチケットを意味する「プロトコール/プロトコル(protocol)」が誕生しました。そして、「プロトコール5原則」と呼ばれる以下の5原則が、現在での国際交流の行動規範原則となっています。
「プロトコール5原則」
1)地域の慣習の尊重(Local customs respected)
相手に敬意を払い、相手の文化・習慣・宗教等を尊重する。
2)序列重視(Rank conscious)
あらかじめ決められた序列に気を配る(先任者優先、アルファベット順等含む)。
3)右上位(Right on the first)
中央に対して、原則として右側を上位とする(国旗の並び順、自動車の座席等)。
4)返礼(Reciprocation)
相互主義が原則。相手の儀礼に対してはそれに見合った儀礼で返礼をする。
5)レディーファースト(Lady first)
女性を尊重して優先する(特に欧米では一般的な習慣)。
ただし、「右上位」に対して和室では左上位など、「地域の慣習の尊重」とバッティングする場合があったり、「レディーファースト」でも、業界によってはかえって失礼にあたるため違った側面からの配慮が必要な場合があったりと、その時々に応じた変更や配慮は必要となります。
世界のビジネスマナーや「プロトコール5原則」は、日本のビジネスマナーや習慣と齟齬や違いがある場合も多々あります。そして、地域や文化によってマナーに違いがあることは、当然といえば当然です。しかし、国際基準となる原則を正しく認識したうえで、個々の国と自国の違いをわきまえて相手に配慮することは、国際化が求められる現在において世界共通のマナーの基本といえます。
ビジネスでは、単にマナーの良し悪しに留まらず、相手に取引に応じてもらい利益を出すという、より高度でシビアなやりとりが求められます。その観点からいえば、ビジネスマナーは目的達成のための一手段にすぎません。
しかし、ビジネスの現場が世界規模となっている現在において、世界に通用しながらも個々の国に対応できるビジネスマナーを身につけていることは、重要なビジネススキルといえます。正しく知り適切に活用することが、すべてのビジネスパーソンに求められています。
そこで10カ国を例に取り上げ、各国のビジネスマナーの特徴や日本との違いをみていきたいと思います。
世界の「ビジネスマナー」・アジア州5選
・中国挨拶は、握手をしながら「ニーハオ(こんにちは)」。名刺は最初の紹介の際に交換します。紹介の形式や肩書きが重要視され礼儀を重んじるため、相手に恥をかかせないようにすることが大切です。時間厳守、契約重視が基本。また、接待や贈り物なども重要。接待では相手と目を合わせて乾杯し(乾杯を断るのはマナー違反)、贈り物は必ずラッピングをして両手で差し出します(金や赤は縁起が良いと好まれる。葬式を連想する時計はNG)。
・ロシア
通信事情がわるかったり週末はダーチャ(菜園付き別荘)へ行ったりと、アポイントを取ることが非常に難しいといわれていますが、忍耐強く交渉しましょう。トップダウン型が主流ですが、個人的に仲良くなることも大切で、文学や音楽の話題がアイスブレイキングによく使われます。口約束はトラブルに発展しやすいため、商談は必ず書面で行うことが原則。そして、時間厳守は必須です。身だしなみも重要で、相手からよく見られていることを意識しましょう。
・インド
インド人の大部分を締めるヒンズー教徒の挨拶は、合掌して「ナマステ」、丁寧な表現としては「ナマステカール」が基本となりますが、イスラム教徒をはじめとしたさまざまな宗教、多様な文化や言語が混在する国でもあるため、それぞれの習慣やタブーはあらかじめ学び配慮する必要があります。職業分業の細分化や保守的な面がありトップダウン型が主流。トップに直結している業務秘書と親しくしておくと、ビジネス上有利な交渉がしやすいといわれています(ただし、越権行為はNG)。
・タイ
「ワイ」と呼ばれるタイ式の挨拶(あごのあたりに手を合わせながら腰をすこしかがめて、男性は「サワディー クラップ」女性は「サワディ カー」)が基本となります。ただし、外国人に対しては、ワイの代わりに握手だけをすることも少なくありません(握手の際も相手の肩や腰に手をまわすことはNG)。頭は神が宿る神聖な場所のため、他人の頭に触れたり頭の上で物を渡したりすることはやめましょう。国民的に仏教が崇敬され王室が敬愛されていることに対する、心配りも大切です。
・インドネシア
お辞儀をし、目線を下げて笑顔でゆっくりと「スラマッ(ト)パギー(こんにちは)」「アパカパール(はじめまして)」と挨拶しましょう。名前が重要視されているため、間違えずしっかり覚えることが大切です。名刺は自己紹介の後に交換します。階級社会のため上下関係を重視され、経営体制もトップダウン型が主流です。国民の多くがイスラム教徒のため、右手を使う(左手は使わない)、贈り物にはアルコールや豚肉製品を避けるなど、配慮が必要です。
世界の「ビジネスマナー」・欧米と南米5選
・イギリス初対面のときは、立って握手をしながら「How do you do?(ご機嫌いかがですか/初めまして)」が挨拶の基本。服装は控えめかつ役割や立場に応じた質の物を身につけることが好まれますが、ストライプのネクタイは避けたほうが無難です(所属組織ごとに独自のストライプを設定していることがあるため)。名刺は商談の終わりに交換することが多い。基本的に贈り物は不要で、代わりにランチへ誘い感謝の気持ちを示すことが喜ばれる傾向にあります。
・ドイツ
挨拶は「グーテン モルゲン(おはよう)」「グーテン ターク(こんにちは)」。アイコンタクトを心がけ、かたく短い握手をします。ビジネスでは相手の姓で呼び合い、名刺交換は会議の前か後に行うことが基本です。面会や会議の予約は必須で、日程の余裕をもってアポイントを取りましょう。時間厳守が当然なため、遅くなりそうな際は早めに電話しきちんと説明をする必要があります。また、席次のルールなどにも厳格なルールがあることが多く、相手のすすめにあわせることが肝要です。
・アメリカ
挨拶の基本は、笑顔で握手しながら「Nice to meet you(初めまして/よろしく)」。名刺はそれほど重要視されていません。ビジネスでもフランクにニックネームで呼び合い形式張らないつきあいが主流で、チーム全体の自信や信頼感を生み出すようなリーダーシップが好まれます。服装も職種や企業によってスーツからカジュアルまで多岐にわたりますが、初対面の際は控えめで清潔な服装が無難です。気軽に夕食に招待されることも多いですが、深酒で醜態をさらすことはNGです。
・メキシコ
スペイン語での挨拶は、「ブエノス ディアス(おはよう)」「ブエナス タルデス(こんにちは)」。男性同士は握手をし、親しい間柄ならハグをします。さらに男性と女性、女友達同士は、片方の頬にキスをすることもあるなど、ボディタッチを好む傾向にありますが、アイコンタクトはそれほど行われません。名刺は正式な紹介の後に交換します。国民性や交通事情から、遅刻はそれほど大きな問題とされず、決められた時間どおりか少し遅れていく方が、マナーがよいとされています。
・ブラジル
話す際に目をそらすことは失礼とされるため、アイコンタクトを心がけましょう。また、ユーモアが巧みでジョークが好きな人が多く、わかりやすいアクションやセンスのよいスマートな返答が求められます。ただし、民族や階級の話はNGです。ビジネスの交渉はトップダウン型が主流。交渉はリーダーや上層部と直接行い、その場での回答が基本となります。時間にはそれほど厳密ではなく多少の遅刻も気にしない反面、直前のアポイント変更も多いため、事前の確認が必須となります。
国際マナーの基礎「プロトコール5原則」
なお、ビジネスで握手をする際の基本ポイントは、(1)立場が上の人から手を出す、(2)アイコンタクトをしっかりする、(3)相手の親指の付け根まで手をしっかり組み合うように握る、(4)同時にお辞儀をしない、(5)笑顔を意識する――です。また、手は清潔に手入れし爪を整えるなど、事前のハンドケアも欠かせません。ところで、冒頭で「ビジネスマナーは和製英語」と述べましたが、英語では「business etiquette(ビジネスエチケット)」とされています。10カ国の例でみてきたように、礼儀作法やエチケットは国や地域により大きく異なります。
それゆえに、国際化が進む過程で、互いを尊重しながら不用意な摩擦を避け活発に交流するための国際儀礼や外交慣習、儀礼上のしきたりやエチケットを意味する「プロトコール/プロトコル(protocol)」が誕生しました。そして、「プロトコール5原則」と呼ばれる以下の5原則が、現在での国際交流の行動規範原則となっています。
「プロトコール5原則」
1)地域の慣習の尊重(Local customs respected)
相手に敬意を払い、相手の文化・習慣・宗教等を尊重する。
2)序列重視(Rank conscious)
あらかじめ決められた序列に気を配る(先任者優先、アルファベット順等含む)。
3)右上位(Right on the first)
中央に対して、原則として右側を上位とする(国旗の並び順、自動車の座席等)。
4)返礼(Reciprocation)
相互主義が原則。相手の儀礼に対してはそれに見合った儀礼で返礼をする。
5)レディーファースト(Lady first)
女性を尊重して優先する(特に欧米では一般的な習慣)。
ただし、「右上位」に対して和室では左上位など、「地域の慣習の尊重」とバッティングする場合があったり、「レディーファースト」でも、業界によってはかえって失礼にあたるため違った側面からの配慮が必要な場合があったりと、その時々に応じた変更や配慮は必要となります。
世界のビジネスマナーや「プロトコール5原則」は、日本のビジネスマナーや習慣と齟齬や違いがある場合も多々あります。そして、地域や文化によってマナーに違いがあることは、当然といえば当然です。しかし、国際基準となる原則を正しく認識したうえで、個々の国と自国の違いをわきまえて相手に配慮することは、国際化が求められる現在において世界共通のマナーの基本といえます。
ビジネスでは、単にマナーの良し悪しに留まらず、相手に取引に応じてもらい利益を出すという、より高度でシビアなやりとりが求められます。その観点からいえば、ビジネスマナーは目的達成のための一手段にすぎません。
しかし、ビジネスの現場が世界規模となっている現在において、世界に通用しながらも個々の国に対応できるビジネスマナーを身につけていることは、重要なビジネススキルといえます。正しく知り適切に活用することが、すべてのビジネスパーソンに求められています。
<参考文献・参考サイト>
・『世界で通用する一流のビジネスマナー 決定版』(大部美知子著、かんき出版)
・『デキる人の海外旅マナー』(こばやしよしえ絵、JTBパブリッシング)
・世界のビジネスマナー ガイド | Gengo
https://gengo.com/ja/business-culture/
・【英語でおもてなし】海外のお客様を迎える前に押さえておきたいプロトコールマナー(国際儀礼)│スタディ・タウン 学び情報局
https://media.studytown.jp/protocol-manners-international-ceremonial/
・『世界で通用する一流のビジネスマナー 決定版』(大部美知子著、かんき出版)
・『デキる人の海外旅マナー』(こばやしよしえ絵、JTBパブリッシング)
・世界のビジネスマナー ガイド | Gengo
https://gengo.com/ja/business-culture/
・【英語でおもてなし】海外のお客様を迎える前に押さえておきたいプロトコールマナー(国際儀礼)│スタディ・タウン 学び情報局
https://media.studytown.jp/protocol-manners-international-ceremonial/
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