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DATE/ 2022.02.16

なぜ何度もスマホを見てしまうのか

 朝起きてから夜眠るまで、1日に何度スマホを見ていますか? 人と連絡を取るとき、ちょっとした隙間時間にスマホゲームをやるとき、音楽を聞くとき、キャッシュレス決済をするとき…私たちの生活に密着しているスマホはもはや手放せないものになっています。しかし、スマホの普及が進む一方で深刻になっているのがスマホ依存の問題です。

なぜスマホに依存してしまうのか?

 スマホ依存と聞くと、スマホゲームに没頭して昼夜が逆転してしまう、スマホが手元にないと不安になるといった症状を連想するかもしれません。自分はそこまでではないと安心している方もいるかもしれませんが、ほんの少しの空き時間があるとすぐスマホに触ってしまう、ついついSNSでの反応を気にしてスマホを何度もチェックしてしまう経験はありませんか? それはスマホへの依存が始まっている証拠でもあるので、注意が必要です。

 スマホ依存にはさまざまな原因がありますが、ひとつに「スマホでできることが多いこと」が挙げられます。かつては連絡手段のひとつに過ぎなかったスマホですが、ゲームをする、動画を見る、SNSで誰かと話すなどさまざまな機能を兼ね備えるようになりました。ひとつのコンテンツに没頭してしまうこともありますが、一度スマホに触ったらついでにあれもこれもやろう、とついついスマホを触る時間が長くなってしまうことが長時間使用につながってしまっています。

 また、「人とのつながりが即時的なものになった」ことも大きな原因といえるでしょう。LINEやSNSの発達により、離れた場所にいても気軽にリアルタイムのつながりを持てるようになったことは大きな進歩といえます。しかし、常に誰かとつながっているということは常にやりとりが発生する可能性があるということ。それが気になった結果、お風呂やトイレでもスマホを手放すことができなくなってしまっているのです。

当てはまる項目が多ければ要注意

 スマホ依存かどうかを判断する基準はいくつかありますが、下記の項目が多く当てはまる人はスマホ依存の可能性があるかもしれません。ぜひチェックしてみてください。

・食事中もスマホを触ることが多い
・特に用事がなくてもスマホを見てしまう
・お風呂やトイレにもスマホを持ち込んでしまう
・起きてすぐスマホをチェックする
・人と話しているときにスマホを見ることがある
・スマホが手元にないと落ち着かない
・勉強中や仕事中でもついスマホを見てしまう

スマホ依存が与える影響

 スマホ依存は私たちにさまざまな悪影響を与える恐れがあります。多くの人が感じるのが、健康への影響でしょう。長時間同じ体勢でスマホを見続けていると肩コリや腰痛の原因になったり、眼精疲労を引き起こすこともあります。また、スマホを見続けるうつむいた状態が続くと、首の骨がまっすぐになるストレートネックになってしまうことも。その他にも、若い人が老眼のような症状に悩まされ社会問題にもなっているスマホ老眼の原因にもなりかねません。

 スマホを見ていて夜更かしをしてしまったという話も聞きますが、睡眠不足だけではなく寝る前にスマホの画面を見ることは眠りの質を下げてしまうことにもつながります。その結果、身体がしっかり休めていなくて集中力が続かなく仕事や勉強に身が入らなくなったり、ひどい場合にはうつ病のような症状が出ることもあるのです。スマホ依存が私たちの身体に与える影響は決して小さいものではないことを覚えておいてください。

スマホ依存症にならないために

 スマホ依存は現代人の誰もがなりうるものです。そうならないために必要なのは、スマホを使うルールを作ること。夜の何時以降はスマホの電源を切る、スマホゲームの時間は1日何時間、と自分で自分を律することが大切です。自分の健康や生活に影響が出る前に、スマホの使い方を見直してみませんか?

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