マキャベリが禁書にもなった『君主論』で説いた思想とは
国家の利益~国益の理論と歴史(3)マキャベリとホッブズによる新「国家」観
16世紀のヨーロッパに国益の概念をよみがえらせたのは、マキャベリの『君主論』である。キリスト教的正義や倫理よりも政争に勝つ理性を尊ぶ論は、発表当時は恐れられたが、100年後にはフランスで実践されて、「レゾンデタ(国家...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/06/30
そもそもなぜ国家は存在するのか?
国家の利益~国益の理論と歴史(13)そもそも「国益」とは何か?
「国益(国家の利益)とは何か」との問いは、「国家とは何か」と「利益とは何か」という二つの問いに分解することができる。これまでの講義で歴史的に明らかにしてきた国家の成立理由をもとに、今回は「国家理性」と「権力政治...
収録日:2019/04/04
追加日:2019/08/04
安全の概念が変わる中、リーダーが最も大事にすべきこと
世界の新型コロナ対応を俯瞰する(4)リーダーの役割
国家が危機のときのリーダーの役割、その行動が今、問われている。重要となるのは、情報を適切に集約し、タイムリーにメッセージを伝えることである。そこで考えなければいけないのは、国家は何のために存在するのかということ...
収録日:2020/04/09
追加日:2020/05/24
古代崇拝が『社会契約論』に持ち込んだ一つのジレンマとは
政治思想史の古典『法の精神』と『社会契約論』を学ぶ(7)自由の意味
古代ローマの共和政に範を見出したルソーだったが、近代における人間観が古代ローマのそれとは大きく異なるという問題に直面する。一般意志を考える上で、より穏当な結論に着地することもできたが、ルソーは突き詰めてその意味...
収録日:2020/08/17
追加日:2020/10/31
社会契約論はナンセンス?…ホッブズの発想から考える
『法の精神』と『社会契約論』を学ぶ【質疑篇】(2)社会契約論の現実
社会契約論の言葉自体は広く日本人の間に膾炙しているが、その発想はかなり人工的なものであり、なかなか受け入れがたい。実は社会契約論の淵源は、内戦期に国家の存在が動揺していた中でホッブズが国家の基盤を問い直したこと...
収録日:2020/08/17
追加日:2020/11/14
銃社会のアメリカと監視社会の中国、問われる国家の安全
米中関係の行方と日本の今後を読む(3)主権か治安か、監視か銃か
コロナによる複合危機の中、問われているのは社会や国家の安全をどう考え評価するかということだ。それは為政者のみならず市民一人一人が考えるべき問題である。銃を持つことは権利でもあればリスクでもあり、監視され管理され...
収録日:2020/09/08
追加日:2020/10/10
偉大なる文明は、その基礎を偉大なる宗教に負っている
民主主義を考えるための十二の根本原理(2)民主主義の基礎は偉大な宗教
「偉大なる文明は、その基礎を偉大なる宗教に負っている」――民主主義を考えるための根本原理、一番目は英国の歴史家クリストファー・ドーソンの言葉である。西洋の場合、この原理の前提となっているのはキリスト教である。ただ...
収録日:2025/01/16
追加日:2025/03/21
神武天皇が建国の詔で「正しさを養う」と述べたことの凄さ
民主主義を考えるための十二の根本原理(3)神武天皇の日本建国の詔「養正」
民主主義の根本原理の第2は「養正」である。これは、神武天皇が建国の詔で宣言した「正しさを養う」ということで、日本では国の中心である天皇が「みんなで考えながら正しさを養っていこう」と言ったのである。こんなことが言え...
収録日:2025/01/16
追加日:2025/03/28