テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録 テンミニッツTVとは

関連するタグ

課題先進国

課題先進国
課題先進国」とは、世界に先駆けて多くの課題を抱え、その解決に向かおうとしている国を指す。東京大学第28代総長で三菱総合研究所理事長の小宮山宏氏が、明治維新から第二次世界大戦敗戦、そして戦後復興という日本の劇的な歴史的背景に、研究者として過ごしたアメリカでの経験等を交え導きだした、日本にとっての重要キーワードである。「10MTVオピニオン」では、『「課題先進国」日本』(中央公論新社)の著書を持つ小宮山氏が、課題先進国に関する多数のレクチャーを展開。エネルギー、環境、少子高齢化、いずれの問題も日本が世界に先んじて経験している課題であり、解決すればそれが世界にとっての新しいモデルになる、と説く。現在、先進国は食べ物、情報、生活手段のあらゆる面で飽和状態にあり、そこからさまざまな新たな課題が生まれているわけだが、小宮山氏は「飽和」を「自由」と読み替えることを提言。そうすることで、たとえば、世界で初めての高齢化社会の医療モデルを作る、食料自給社会を目指す、画期的な省エネ技術を開発する等、ピンチをチャンスに変える発想で臨めば、日本が「課題先進国」から「課題解決先進国」に脱皮することも可能になってくる。小宮山氏はこのような日本の方向性は、フロントランナーになることを恐れないマインドに支えられていると述べている。

超大学と逆参勤交代、各地に創造的な人材育成の場をつくる

2022年頭所感(2)創造的な人材育成のために
日本各地で創造的な人材を育成していこうという動きが非常に強くなっている。軽井沢にある「軽井沢風越学園」や秋田の「AIU(国際教養大学)」など、国際性があり創造性あふれる若者を育てることを目標に、それぞ...
収録日:2021/12/01
追加日:2022/01/01
小宮山宏
東京大学第28代総長

2022年は希望の年、「課題解決先進国」日本への動きが活発化

2022年頭所感(1)「課題解決先進国」日本に向けた試み
今、世界は大きな転換期を迎えている。その背景として長寿化や知識の爆発などが挙げられるが、そうした中、2022年は希望あふれる年になるだろうと語る小宮山氏。その展望として3つのポイントを挙げて、その希望に...
収録日:2021/12/01
追加日:2022/01/01
小宮山宏
東京大学第28代総長

人工知能(AI)を普及させるための課題とは何か?

AIがもたらす社会・企業変革(4)普及に向けた課題と期待
東京大学第28代総長で三菱総合研究所理事長・小宮山宏氏、東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏、パナソニック先端研究本部知能化モビリティプロジェクト室総括部長・岩崎正宏氏による鼎談の最後のテ...
収録日:2016/11/30
追加日:2017/03/08
対談 | 小宮山宏松尾豊

小宮山宏氏がプラチナ社会実現に向けて書いた新著への想い

プラチナ社会構想の集大成、『新ビジョン2050』を語る
日本を「課題先進国」と捉え、その課題を解決するために編まれたビジョンが「プラチナ社会」である。東京大学第28代総長で株式会社三菱総合研究所理事長・小宮山宏氏は、プラチナ社会を実現するためのプラチナ構...
収録日:2016/12/07
追加日:2016/12/28
小宮山宏
東京大学第28代総長

林業が復活すると日本中に雇用が50万人生まれる!?

円安は日本の新たな産業育成のチャンス
アベノミクスによって円安が進んでも、日本の輸出は増えていない。それは、多くの企業ですでに現地生産が進んでいるためだ。しかし、イノベーションを生活の質に結びつけるプラチナ産業が国内で本格的に稼動すれ...
収録日:2014/12/05
追加日:2015/01/03
小宮山宏
東京大学第28代総長

たった20年で世界一に!でも今は世界の課題に

2050年の世界を考える―日本再発見(3)課題解決実績のある「課題先進国」
 2014年8月3日開催「プラチナ未来人財育成塾@会津」におけるプラチナ構想ネットワーク会長・小宮山宏氏講演「2050年の世界を考える」を収録。次の世代を担う中学生たちに向けて、小宮山氏が熱く語り...
収録日:2014/08/03
追加日:2014/09/30
小宮山宏
東京大学第28代総長

キャッチアップからフロントランナーへ!

課題先進国としての日本
環境、エネルギー、少子化、高齢化など、日本の課題はまもなく世界の課題になる。自力で課題を解決し、新しいモデルを世界に導入するためには?前東大総長が語る、日本がこれから進むべき道。
収録日:2008/05/21
追加日:2014/05/30
小宮山宏
東京大学第28代総長