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DATE/ 2020.01.24

ネットで買える宝くじ、そのお得な理由とは?

 2019年の年末ジャンボ宝くじは12月31日に抽せん会が開かれ、会場となった東京都新宿区の東京オペラシティには約1000人が集まりました。みずほ銀行によると、1等7億円は23本、前後賞1億5000万円は46本、1000万円の2等は69本が当せんしたということです。

 宝くじ売り場に行列ができたり、抽選会に大勢の人が集まったりと、宝くじはお祭りのような楽しみがあります。もちろん、こういったリアルな場所で宝くじを楽しむのもありですが、実はネットからも購入できます。実際に平成30年(2018年)末の年末ジャンボ宝くじでは、ネット販売されたくじの中から初の1等10億円の当せんが出ていたり、ハロウィンジャンボ宝くじでも一等前後賞合わせて5億円が出ていたりします。さらに、ネットで買うと実はお得な点も。ということでここでは宝くじをネット販売で買うメリットを詳しく見てみましょう。

ネットで買うと購入額の1%分のポイントがたまる

 もちろんネットで買っても販売店で買っても当選確率自体は変わりませんが、ネットでくじを買うと100円当たり1ポイントが付与されます。またこのポイントは、1ポイント1円で宝くじ公式サイトや宝くじ売り場での宝くじの購入に利用できます。宝くじは1枚100円なので100枚買えば1枚追加でもらえることになり、結果的に当選確率がアップします。

 さらにクレジットカードで買えば、クレジットカードのポイントももちろんもらえます。クレジットカードだけでなく、キャリア決済(ドコモ払い)も使用できます。

ネット販売からも10億円当せん者が誕生している

 ネットなら24時間、思い立った時にいつでも買うことができます。購入のためにわざわざ並ぶ必要はありません。またLOTOやNUMBERSも販売されています。たしかに人気の売り場で買いたい!という心理もわかります。一等が何度も出ている売り場にはなにか魔力がありそうで、ワクワクします。

 しかし、先にも示した通りネット販売からも一等10億円の当せんが出ています。この理屈でいけば、ネットの売り場も魔力としては同じではないでしょうか。理屈ではない、という気持ちも分かりますが……。

予約購入もできる

 宝くじ公式サイトには、「指定した購入期間や購入頻度で宝くじの継続購入ができます。また、発売開始日前に、ジャンボ宝くじ等の普通くじの予約購入ができます。」との記載があります。つまり、買い忘れも防止できるということです。さらに宝くじ公式サイトで会員になると、購入した宝くじや抽せん待ちの宝くじの情報を一元管理できたり、宝くじポイントや当せん金の情報もすぐに確認でき、抽せん結果や宝くじに関するお得な情報をメールで通知してもらえます。

換金も自動で銀行に振り込まれるので手間ゼロ

 当せんくじの交換期限は1年です。宝くじ公式サイトによると、1億円以上の「未換金」は、2018年のサマージャンボ10本、同じく2018年末のジャンボ宝くじで6本といったように、かなりの金額に上っています。宝くじは買ったけれどそのままタンスにしまいっぱなしで確認するのを忘れていた、という人もいるかもしれません。もしかしたら気づかないうちに数億円を逃している人もいるかもしれないのです。

 また、小額当選の場合、面倒で行くのが億劫だったりもします。しかし、ネットで買えば大丈夫。ネット購入なら自動で振り込まれます。

夢をしっかりつかむために

 もちろん時効になった当せん金も、宝くじの収益と同様に、発売元である全国都道府県や指定都市に分配されて、公共事業などに使用されます。ということで決して無駄になるわけではありません。しかし、宝くじで夢を買って終えるだけではもったいないです。夢をしっかりと掴むためにはネット購入が確実です。さらに確率も上がると考えれば、宝くじをネット購入しない手はないのではないでしょうか。

<参考サイト>
・宝くじ公式サイト
https://www.takarakuji-official.jp/
・年末ジャンボでネット販売から初の10億当せん|PR Wire
https://kyodonewsprwire.jp/release/201901172321
・時効当せん金について|宝くじ公式サイト
https://www.takarakuji-official.jp/check/period.html
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