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DATE/ 2017.03.24

2016年平均年収ランキング、地方別にみる収入差は?

 2017年2月22日に厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」をもとに、都道府県による年収状況を集計してみました。この調査、全国の主要産業で雇用されている労働者の賃金実態を、さまざまなステージ別に明らかにするための資料。毎年7月に実施、翌年の2月下旬に公表されますが、今年は…。

都道府県別平均月収トップ10の顔ぶれは?

<順位:都道府県:平均月収>
1位:東京都:37万3100円
2位:神奈川県:33万5100円
3位:大阪府:32万6900円
4位:愛知県:31万4400円
5位:茨城県:30万5900円
6位:京都府:30万5300円
7位:兵庫県:29万9700円
8位:埼玉県:29万9300円
9位:千葉県:29万8900円
10位:奈良県:29万7400円
………
47位:宮崎県:23万4600円

 トップはやはり東京都の月収約37.3万円。住んでいる人、働いている人も多いですが、大企業も集中しているからでしょう。ちなみに全国の平均月収は約30.4万円(平均年齢42.2歳、勤続11.9年)となっています。自分の働いている都道府県や出身地がどうなのかはもちろん気になりますが、気をつけたいのは全国平均額との差です。今回、全国平均より高いレベルにあるのは、上位6都道府県だけで、7位兵庫県以下は、全国平均よりも低い数字となっています。これをみると、東京都が全国平均額を引き上げているということがいえます。

年収では1位の東京都と47位の宮崎県で160万円以上の差

 今回のデータを年収(ボーナス別)に直してみると、たとえば1位の東京都の平均年収は約448万円で、47位の宮崎県の平均年収は約282万円となります。比較すると、およそ160万円以上の差があり、都道府県格差がはっきりと出てくることがうかがえます。
 
 ではここからは地方別に月収の差を見ていきましょう。

・北海道・東北地方
<都道府県:平均月収:順位>
北海道:26万7600円:30位
青森県:23万8300円:44位
岩手県:23万5900円:46位
秋田県:24万2200円:43位
宮城県:28万2700円:18位
山形県:24万2300円:42位
福島県:26万500円:32位

 北海道・東北地方の平均月収は23万5900円(岩手県)から28万2700円(秋田県)まで。年収(ボーナス別)に直すと約283万円から約339万円が平均ゾーンです。

・関東地方
<都道府県:年収:順位>
茨城県:30万5900円:5位
栃木県:28万9700円:13位
群馬県:28万1700円:19位
埼玉県:29万9300円:8位
千葉県:29万8900円:9位
東京都:37万3100円:1位
神奈川県:33万5100円:2位

 関東地方の平均月収は28万1700円(群馬県)から37万3100円(東京都)まで。年収(ボーナス別)に直すと約338万円から約448万円と差が大きいです。

・中部地方
<都道府県:年収:順位>
山梨県:28万3500円:16位
長野県:28万3000円:17位
新潟県:26万円:33位
富山県:28万500円:20位
石川県:27万6400円:24位
福井県:27万1100円:27位
静岡県:28万9100円:14位
愛知県:31万4400円:4位
岐阜県:28万200円:21位

 中部地方の平均月収は26万円(新潟県)から31万4400円(愛知県)まで。年収(ボーナス別)に直すと約312万円から約377万円と比較的落ち着いています。

・近畿地方
<都道府県:年収:順位>
滋賀県:29万5100円:11位
京都府:30万5300円:6位
大阪府:32万6900円:3位
兵庫県:29万9700円:7位
奈良県:29万7400円:10位
和歌山県:27万5000円:25位
三重県:29万4400円:12位

 近畿地方の平均月収は27万5000円(和歌山県)から32万6900円(大阪府)まで。年収(ボーナス別)に直すと約330万円から約392万円で高め安定傾向です。

・中国・四国地方
<都道府県:年収:順位>
鳥取県:24万9100円:39位
島根県:24万8600円:40位
岡山県:27万9500円:22位
広島県:28万7000円:15位
山口県:27万1100円:28位
香川県:27万4000円:26位
愛媛県:26万1500円:31位
徳島県:26万8000円:29位
高知県:25万8100円:34位

 中国・四国地方の平均月収は24万8600円(島根県)から28万7000円(広島県)まで。年収(ボーナス別)に直すと約298万円から約344万円が平均ゾーンです。

・九州・沖縄地方
<都道府県:年収:順位>
福岡県:27万7500円:23位
佐賀道:24万7900円:41位
長崎県:25万5000円:35位
熊本県:25万4800円:36位
大分県:24万9700円:37位
宮崎県:23万4600円:47位
鹿児島県:24万9300円:38位
沖縄県:23万6300円:45位

九州・沖縄地方の平均月収は23万4600円(宮崎県)から27万7500円(福岡県)。年収(ボーナス別)に直すと約282万円から約333万円です。

50年前、30年前の地方別平均月収はどうだったのか?

 厚生労働省には、昭和30年~平成17年(1955-2005)を調べた都道府県別常用労働者の平均現金給与額のデータもあるので、2016年のものと比較すると、面白いかもしれません。30年前の1985年はバブルの真っ只中なので、今以上に現金収入がありました。1965年(前回の東京五輪翌年!)のデータは、ケタの違いはもちろんですが、今は上位入りが難しくなった県の様子がうかがえる貴重なものですね。

<順位:1965年:平均月収→1985年:平均月収>
1位:東京都:4万6014円→東京都:38万7927円
2位:大阪府:4万3007円→神奈川県:34万8570円
3位:神奈川県:4万2510円→大阪府:34万7092円
4位:兵庫県:4万2464円→京都府:33万7156円
5位:山口県:4万0355円→愛知県:33万1891円
6位:北海道:3万9771円→兵庫県:32万8501円
7位:福岡県:3万9770円→千葉県:31万4789円
8位:和歌山県:3万9553円→和歌山県:30万9394円
9位:京都府:3万8884円→福岡県:30万6711円
10位:広島県:3万8632円→広島県:30万2889円
………
47位:鹿児島県:2万9687円→青森県:23万0692円

<参考サイト>
・厚生労働省:平成28年賃金構造基本統計調査(都道府県別)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2016/index.html
・総務省統計局:第19章 労働・賃金<都道府県別常用労働者の平均現金給与額-月額(事業所規模30人以上)(昭和30年~平成17年)>
http://www.stat.go.jp/data/chouki/19.htm
(10MTV編集部)

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