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薄毛リスクの高い都道府県は?全国調査の結果は
薄毛の悩みは男女問わず、自分は無縁だと思える人はそんなに多くないのではないでしょうか。また、「しょうがない」と片付けにくいことも事実。この問題に関して、株式会社「毛髪クリニックリーブ21」では、「全国薄毛リスク調査 2019」の調査結果を公開しています。この結果を見ながら、ここで髪の健康について少し検証してみましょう。
薄毛を気にしている都道府県は1位滋賀県、2位岐阜県、3位山形県となっています。一方、薄毛を気にしていない都道府県トップ3は、1位石川県、2位神奈川県、3位香川県の順です。また、全体の数値を見ると、「今の髪の状態に満足していない(不満・やや不満)」と答えた人は全体の35.4%です。「今の髪の状態に満足している(満足・やや満足)」と答えた人は全体で22.4%。満足度の高い都道府県1位は香川県、2位京都府、3位茨城県。満足していない都道府県は1位高知県、2位福島県、3位埼玉県となっています。
さまざまな地域の都道府県が並んでいますが、特徴が現れているのは香川県でしょうか。「薄毛になることを気にしていない」で3位、また「今の髪の状態に満足している」ところで1位です。これは、実際に薄毛の人が少ないから髪の状態を気にせずに満足しているのか、それとも、薄毛は他地域とかわらないけれども、こういったことを気にしない県民性ということなのか。ここはさらなる調査研究がほしいところです。
こういったさまざまな角度からの調査全体を通して、薄毛リスクに悪影響を与えていると思われる回答結果が最も多かった都道府県は、愛知県とのことです。ちなみに2位は長崎県、3位は高知県となりました。一方、薄毛リスクが最も低い都道府県は1位神奈川県、2位茨城県、3位東京都となっています。また、今回の調査では、「西高東低」の傾向が見られたとのことです。
ただし、調査結果では年齢層の区分はありません。また薄毛とストレスの関係を調べてみると、ストレスがかかったから薄毛になる、という因果関係も明確ではなさそうです。とはいえ、やはり薄毛が気になる私達の心理は確かなものです。こういった心理面や私達の意識の持ち方といったことまで含めて、調査研究はまだまだ発展の余地がありそうです。
薄毛になることを気にしている人はおよそ45%
「全国薄毛リスク調査 2019」は、2019年の7月30日から8月1日にかけて、全国の20歳以上の男女、各都道府県50名ずつ(計2350人)を対象に行われたインターネットアンケート調査です。調査の結果、「抜け毛」「薄毛」「脱毛」が進んでいると思っている人は44%にのぼっていることわかりました。これは総務省統計局の人口推計から算出すると、日本国内の20歳以上で4,558万人に達するとのことです。また、「薄毛になることを気にしている(とても不安・不安)」と回答した割合は44.9%。つまり、20歳以上の約半数は薄毛の心配をしているということになります。以下、都道府県別に調査の詳細をもう少し詳しく見てみましょう。薄毛を気にしている都道府県は1位滋賀県、2位岐阜県、3位山形県となっています。一方、薄毛を気にしていない都道府県トップ3は、1位石川県、2位神奈川県、3位香川県の順です。また、全体の数値を見ると、「今の髪の状態に満足していない(不満・やや不満)」と答えた人は全体の35.4%です。「今の髪の状態に満足している(満足・やや満足)」と答えた人は全体で22.4%。満足度の高い都道府県1位は香川県、2位京都府、3位茨城県。満足していない都道府県は1位高知県、2位福島県、3位埼玉県となっています。
さまざまな地域の都道府県が並んでいますが、特徴が現れているのは香川県でしょうか。「薄毛になることを気にしていない」で3位、また「今の髪の状態に満足している」ところで1位です。これは、実際に薄毛の人が少ないから髪の状態を気にせずに満足しているのか、それとも、薄毛は他地域とかわらないけれども、こういったことを気にしない県民性ということなのか。ここはさらなる調査研究がほしいところです。
薄毛リスクのもっとも高い都道府県は愛知県
薄毛のリスクで大きな要素とされるものによくストレスがあげられます。調査によると、日常生活で強いストレスを感じている人の割合は69.4%、およそ7割となっています。最近ではストレスのなかでもスマホやSNSによるストレスが大きいのではないか、といった分析もあります。こういったストレスの他にも薄毛の原因には、ヘアケア習慣の有無や、飲酒や喫煙、などさまざまな要素があるようです。こういったさまざまな角度からの調査全体を通して、薄毛リスクに悪影響を与えていると思われる回答結果が最も多かった都道府県は、愛知県とのことです。ちなみに2位は長崎県、3位は高知県となりました。一方、薄毛リスクが最も低い都道府県は1位神奈川県、2位茨城県、3位東京都となっています。また、今回の調査では、「西高東低」の傾向が見られたとのことです。
薄毛に関しては今後の調査研究に期待の余地あり
ちなみに、2018年の調査によると、薄毛リスクの最も高い都道府県は大分県、もっとも低い都道府県は徳島県という結果でした。今年の結果とはだいぶ異なります。この調査は、2018年が初めてなので、今年でまだ2回目です。この先、継続していくとなにか共通項がみつかるかもしれません。ただし、調査結果では年齢層の区分はありません。また薄毛とストレスの関係を調べてみると、ストレスがかかったから薄毛になる、という因果関係も明確ではなさそうです。とはいえ、やはり薄毛が気になる私達の心理は確かなものです。こういった心理面や私達の意識の持ち方といったことまで含めて、調査研究はまだまだ発展の余地がありそうです。
<参考サイト>
・あなたの髪は大丈夫?「全国薄毛リスク調査2019」結果発表│リーブ21
https://www.reve21.co.jp/files/2019/NewsRelease_2019082002.pdf
・あなたの髪は大丈夫?「全国薄毛リスク調査2019」結果発表|PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000024781.html
・日本初!「全国薄毛リスク調査2018」結果発表|PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000024781.html
・ストレスは薄毛を招くって本当? - 精神科医師に聞いてみた|マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20150916-hair/
・あなたの髪は大丈夫?「全国薄毛リスク調査2019」結果発表│リーブ21
https://www.reve21.co.jp/files/2019/NewsRelease_2019082002.pdf
・あなたの髪は大丈夫?「全国薄毛リスク調査2019」結果発表|PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000024781.html
・日本初!「全国薄毛リスク調査2018」結果発表|PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000024781.html
・ストレスは薄毛を招くって本当? - 精神科医師に聞いてみた|マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20150916-hair/
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